2017年12月22日金曜日

週刊「猫並日記」2017 (7.18〜7.21)

2017年7月18日(火)
ぼくは自分では、ごく民主的でリベラルな人間だと思うが、ときとして独裁の恍惚に浸れることもあったりする。自分の思う通りに集団を統制する快感のようなもの。民主主義国家において、この「独裁の愉悦」を感じることのできる立場のひとつに、楽団(できれば大人数の)のリーダーというものがあるかと思う▶一般的な音楽のアンサンブル(合奏)においては、演奏楽曲のきまりごとというものが必要で、複数の演奏者各自が思い思いにリズムやコードを鳴らすというのでは演奏は成り立たない。楽曲キーの選択、テンポ、リズムの選択、イントロからエンディングに至るまでの楽曲構成のきまりごとがあってこそ、人様に聞かせる演奏というものが成り立つわけで、それを除外すると「前衛/実験音楽」になったり「フリージャズ」になったりする。ま、実験音楽にしてもフリージャズにしても最低限のきまりごとはある。まず、時間の制約。音楽が時間に縛られた表現である以上、これは避けられないわけで▶ぼくのレレ教室生徒さんたちによる、この週末土曜日に行われるチャリティ・コンサートのステージを控え、昨日、クラス合同の練習をしたんだね。40名くらいが練習に参加した。基本的に演奏曲目の選定、楽曲アレンジはぼくがやり、40名の演奏者のパート分け、頭出し、テンポ、エンディングに至るまで「独裁」的な指揮、指導を行うということ▶冗談で「みなさん、このジョンウンに合わせてくださいよ」とか言いながら,練習を進めるわけだが、40名の集団の前で大きな声で「ここの小節の頭が揃ってないですよ」とか「ここのところはぼくの指示をよく見て」とか言うわけです。で、ぼくの指示通りにみなさんが演奏していることを感じる瞬間、「独裁者の快感」を同時に感じるというわけ▶ああ、ぼくの指導はいわゆる体育会系ブラバンの指導とかに比べると、全然甘っちょろいもんだし、生徒さんから「ここ、譜面と違うんじゃないですか」と言われると(よくそういうことがあるんだね)、ごく素直に「ああ、ぼくが間違ってました。すんません」とすぐに謝るという、ごくヘタレな独裁者ではあります▶ともあれ、昨日の合同練習はとても良かった。生徒さんも一生懸命練習してくれたし、楽しんでくれたとも思う。少しくらい間違ったって気にならない、ウクレレマジック、大人数でのウクレレ演奏って楽しいよ。

写真(、)は預かり物の銀ちゃん近影。暑いのでフローリングの上でゴロゴロ。でも元気いっぱい、食欲いっぱい。

2017年7月21日(金)
ブツ保管期間終了。

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