2015年12月31日木曜日

週刊「猫並日記」2015 (12.8〜12.12)

2015年12月8日(火)
今日はジョン・レノンの命日だった。1980年12月8日。今日、ウクレレ教室でジョンの「ハッピー・クリスマス」を取り上げたのだけど、生徒さんのひとりが「今日はジョン・レノンが暗殺された日ですね」と。ああ、そうだった、ぼくは忘れてた。「ハッピー・クリスマス」をやったのはクリスマスソングのひとつとして、たまたま。生徒さんと一緒にジョンの冥福と世界の平和を祈りつつ、練習しました。今年のクリスマスは(も)、この歌がもっともっと歌われ、この歌の願いが、「弱い者にも強い者にもお金持ちにも貧乏人にも、黒人にも白人にも黄色い人や赤い人にも」届きますように。
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So this is Xmas
And what have you done?
another year over
And a new one just begun
And so this is Xmas
I hope you have fun
The near and the dear one
The old and the young
さあクリスマスだ
この一年、きみは何をしたの?
もうこの年も終り
新しい年が今始まろうとしている
だからこのクリスマス
楽しんでほしいんだ
近くにいる人や親しい人
お年寄りや若い人と
A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
without any fear
心からメリークリスマス
そしてハッピーニューイヤー
新しい年は、何も恐れることない、いい年であるよう願おうよ
And, so this is Xmas
For weak and for strong
For rich and the poor ones
The world is so wrong
And so happy Xmas
For black and for white
For yellow and red ones
Let's stop all the fight
A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
without any fear
そうクリスマスが来たんだ
弱い者にも強い者にも
お金持ちにも貧乏人にも
この世界は間違っているから
ハッピークリスマス
黒人にも白人にも
黄色い人や赤い人にも
争いはもうやめないか?
And, so this is Xmas
And what have we done another year over
And a new one just begun
And, so happy Xmas
We hope you have fun
The near and the dear one
The old and the young
A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one without any fear
さぁクリスマスだ
この一年、ぼくたちは何をしたの?
もうこの年も終り
新しい年が今始まったのさ
だからクリスマス
楽しんでほしいんだ
近くにいる人や親しい人、
お年寄りや若い人と
War is over, if you want it
War is over, now
戦争を終わりにできる、もし君が望むなら
戦争終わりにしよう、今すぐに
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動画は2011年にアップしたへっぽこの「「ハッピー・クリスマス」、ウクレレではCキーのリフがきれいだと思って、低い声でささやくように歌ったので「シャッター街の『ハッピー・クリスマス』」とか言われたけど▶ちなみに2011年は「ノルウェー連続テロ事件」があった年。極右思想を持つ犯人が起こしたテロ事件で、77人が死亡した。犯人はキリスト教原理主義者で、動機は「イスラムによる乗っ取りから西欧を守るため」ということ。何度も何度も繰り返される愚かな悲劇。

2015年12月10日(木)
昨日、一昨日とレレ教室。教室をやるようになって、特に今年は散歩するのがおろそかになってしまっている。で、今日はヒット・ザ・散歩ロード。ぼくのお気に入り散歩スポットで徳善寺というお寺があって、こじんまりとしたところだけど、境内はいつも奇麗に掃き清められていて、四季折々の草木花々が楽しめるところなんだ。紅葉も見ごろかな、とちょいと行ってみた▶写真を撮っていたら、背後からおばあさんに話しかけられた▶「紅葉、奇麗でしょう? わたしらなんか、写真を撮っても、なんだかぼやーっと赤いだけで、つまらない写真になるけど、お兄さん(と言われた)なんか、ばしっと紅葉の形もくっきりと撮るんでしょうね。この前もね、カメラを持った人が来て、『ここは、いいですね。人もいないし、最高のところですね』なんて言いながら、写真を撮ってましたよ。この前ね、リスがいたんですよ。紅葉の枝のところをちょこちょこ走り回って……。ああ、鎌倉とかにはリスがたくさんいるそうですね。まあ、鎌倉とか行っても人が多くて、紅葉を見てんだか、人のお尻を見てんだかで、疲れるでしょう。ええ、今年の紅葉は、暖冬だかなんだけで、色づくのが少し遅かったですね。あの向こうにある、ひときわ鮮やかなのが一番古い紅葉の木で……」▶おばあさん、ノンストップ・トークです。住職の奥さんかな。いつも奇麗に境内を掃除しているのがこのおばあさん。もう随分前から、このお寺に来ると、このおばあさんには話しかけられるのだが、話し相手になっていると、おばあさんの話が止まらないんですね。良さそうな人なんだけど、ちょいと面倒臭い。で、他の人が来て、境内を散策でもしてると、おばあさん、そちらの方に「紅葉、奇麗でしょう?」と話しかけ、ぼくは解放されるのでした。やれやれ。

土曜日はカツ丼/日曜日は、鱈雪鍋/月曜日は、鯖の塩焼き、ゴーヤ豆腐、大根とコンニャクの煮付け、ブロッコリー、キノコとつみれ、豆腐の味噌汁、薩摩揚げ/火曜日は、レンコン、かぼちゃ、茄子、ピーマンの甘煮、イカフライ、モヤシとピーマン炒め、ヒジキ、レタスとイカリング、ワカメ、春雨の酢の物/水曜日は、餃子、エビチリ、モヤシとクラゲの甘酢和え、シイタケと豆腐の味噌汁。

写真(,)は徳善寺の紅葉。

2015年12月11日(金)
生暖かい風がぴゅーぴゅーと吹き荒れる、妙な12月中旬だね。ところで、野坂昭如、お亡くなりになったが、屈折した高校生だったぼくの当時のアイドルが横尾忠則と野坂昭如で、『火垂るの墓』は刊行間もないころ、本屋で買った記憶があり、『アメリカひじき』とのカップリングの単行本は、若い頃のぼくの書棚に長いこと置かれていて、『アメリカひじき』は食料が欠乏していた戦後間もない頃の米軍からの配給品で、それは紅茶の葉っぱだったのだが、日本人は紅茶の葉などあまり見たことなく、形状が乾燥ひじきに似ていることから、「アメリカひじき」と呼び、ひじきのように煮て食べようとするのだが、それはひじきではなく、紅茶なので、大変にまずい代物となるとか、配給品の中にはチューインガムなどあり、家族が夕食のひととき、そろってくちゃくちゃとガムを噛むという光景が描かれ、可笑しくも物悲しい終戦直後、「焼け跡闇市」の時代を高校生なりに想像し、それ以来、ぼくは紅茶の葉っぱを見ると、これはまさに「アメリカひじき」だな、と連想するようになった。また、ぼくの10代から20代にかけての愛読週刊誌は「平凡パンチ」で、70年代初頭、野坂はその平凡パンチに『てろてろ』という過激な小説を連載していて、毎号、(ヌード・ピンナップ写真とともに)、連載を楽しみにしていた記憶があり、イラストを担当していた黒田征太郎とともに、ぼくの屈折10代時代に少なからずの影響を与え、そういう記憶はとりもなおさず、70年代という時代のサブカルチャー的な文化にものすごく影響されていた若い頃の自分をも思い出し、そんなことで道を踏み外してしまったぼくの十代があったのだが、しかし、なんとかこの年まで大過なく過ごせているというのは、まあ、良かったかなあと思う次第。ところで、『黒の舟歌』や『マリリン・モンロー・ノーリターン』の作詞者名が能吉利人であることから、実は恥ずかしい話、その命名センスから能吉利人が野坂の変名であると、あの一連の歌は野坂自身が作詞したものだと、今の今まで、ずーーーーっと思っていて、先ほど、ウェブをチェックしてたら、能吉利人は野坂の一連の歌の作曲者、桜井順と同一人物であったことがわかって、うーむ、ぼくはライブで野坂の『終末のタンゴ』を何回かやったことがあって、「これは野坂昭如が作詞をした歌」とMCで言っていて、それは間違いであったということで、いやいやこっぱすかしい次第だが、ともあれ、また「70年代は遠くなりにけり」、と感じる訃報であった。と、ここまで句点があまりない文章、これは野坂文体を真似てみました。豚肉鍋(豚骨出汁)。

動画は5年程前の、へっぽこと「猫町ジャイブ」の演奏による『終末のタンゴ』@パラダイス本舗。『終末のタンゴ』って今の時代にも(さらに)ふさわしい感じがする。アコーディオンはK介くん、ベースはよっちゃ、ギターはのだっち。ちょっと懐かしい。

2015年12月12日(土)
<落葉降る自由席また指定席>というのは母の句。うまいこと言うなあ、というのが俳句のポイントだろうけど、はらりと落ちた落ち葉の落ち着く場所を、なかなか「うまいこと言ってる」と思いました。一昨日の季節外れの嵐の後、街路のそこかしこに落葉溜まりを見かけた。折り重なる落ち葉の塊は、さしずめ、乗車率200パーセントの年末帰省列車のごとく、だろうか。木々はほぼ裸木となって、本格的な冬の到来の準備万端という感じ。煮込みハンバーグ、エリンギ、カボチャ、ピーマン、ブロッコリー添え、オニオンサラダ、ワカメとエノキのお汁。

写真()は、昨日の近隣神社の銀杏落ち葉の状況。

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