2015年8月27日木曜日

週刊「猫並日記」2015 (7.27〜8.2)

2015年7月27日(月)
<土踏まず炎えていたりし夜の蝉>というのは母の句。土踏まずが炎える(「もえる」と読むのでしょう)という表現、熱帯夜の身体の火照りをよく表しているよね。そして「夜の蝉」、これまた暑苦しい。いやはやの猛暑であります。夏仕様生物の代表格の蝉もこのクソ暑さに日中は鳴りをひそめていたが、ややクールダウンの日没後、やれやれとミンミンシャーシャーと鳴き出した。鳴くのは♂、やりてーよー、やりてーよーという求愛の声なのだが、猛暑の中での求愛行動は文字通り、暑苦しいわけで、オスという生き物全般、ことこういうことに関してはご苦労なことでありますね▶今日は一歩も外に出ずに、エアコン部屋に引きこもり。パソコンやったり、アイス食いながら本を読んだり、だらだらと過ごした。暑い中、仕事に精を出されたみなさん、すまんこって。日本国憲法第27条「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ」但し、クソ暑い日は怠けてよろし、という改憲なら賛成します▶金曜日は塩サバ、菜っ葉と油揚げの炒め物、ヒジキ、トマト、イモ天、きゅうり、人参、カブのぬか漬け/土曜日は塩鮭、ナスの煮浸し、大根、鶏肉、サヤエンドウの煮付け/日曜日はチキンフリッター、フライドポテトの付け合わせ、トマトサラダ/今夜はカレー(予)

写真(.)は近隣、境川の夕照。

2015年7月30日(木)
<戒名に無無無と誦す春の宵>とは父の句。父亡きあと送られてきた俳句同人誌に掲載されていた。父は茫洋としていたが意外にアナーキーなところがあった。父の戒名は「義翁理葭居士(ぎおうりかこじ)」、父の名前の義雄の「義」、会社員時代は主に経理の仕事をしたので「理」、父の俳号が「葭生」(「かせい」、「よしお」と訓読みもできる)だったので「葭」のそれぞれの字を組み合わせた。「葭」は植物の葭(よし)、思えば風にそよぐ葭のように生きた人であった<過去投稿から>▶今日は父の命日、没後4年になる。前日から昏睡状態になり、兄を待ち、ぼくを待ち、母を待って、みなに手を握られながらの最期だった。父が亡くなった日も今日のように暑い日だった。父が亡くなる直前の明け方、タバコを吸いに病院裏手に出たところ、それまで静かだったあたりの木々から一斉に蝉の声が降り注いだことを覚えている。葬儀の日もよく晴れ、すべての段取りも順調に運んだ。父には人徳というものがあったと、今にして思います▶火曜日は午前、午後とレレ教室、挨拶言葉は「いやあ、暑いですねえ」に終始。一昨日はサバ粕漬け、冷や奴、マカロニサラダ、春雨,キュウリ、カニカマの酢の物、いただきものの芥子レンコン/昨日はエビチリ、シュウマイ、ゴボウ、ハス、空豆のマヨ合え、冷や奴

写真は実家から持ち帰った父の自画像。おそらく父が70代の頃描かれたものと思う。写真には表れない「戒名に無無無と誦す」、ダダイズム的な心の奥底が見える、ような。

2015年7月31日(金)
<弾き語り椿が幽いと言うている>というのは父の句。むむむ、難解な句だな。「幽い」は「くらい」と読むのだろう。意味は暗いと同じ。椿が暗いと言う「弾き語り」はギターなどで伴奏しながら歌うことだよね。父にとって「弾き語り」の主体はぼくのことのように思える。ぼくが弾き語りで歌う歌が暗いということか。確かにかつてぼくは暗い歌を歌っていた▶実家の書棚に何枚かレコードが残されていて、その中にぼくが若い頃に出したレコードもあった。そのそばに厚紙で挟まれた父の版画を見つけたのは前々回くらいのミッションの折。ぼくのレコードのジャケット絵を模して彫られ、刷られたものだった。ジャケットの絵の中のぼくはギターを抱え、煙草をくわえているが、父の版画のぼくは(ずいぶん、愛くるしい少年のように描かれているが)、煙草はくわえていない。父は煙草を吸わない人だった)その版画をぼくは父から見せてもらった記憶がない。見せそびれたのか、見せるのが恥ずかしかったのか。だから、父がその版画を制作して、おそらく何十年かたって、つい最近、ぼくは初めて父によって版画に描かれた自分(「幽い」歌を歌っていた頃の)を見ることになった▶今朝、その版画を実家から持ち帰ったことを思い出して、スキャンして画像をパソコンに取り入れた。ぼくを描くために、版木に向かって彫刻刀をふるう父を想像して少し胸が詰まった。昨日からずっと父のことを考えている▶まぐろ鉄火丼、ゴボウ、里芋、人参、竹の子、コンニャク、インゲンの筑前煮、竹輪磯辺揚げ、シソトッピング冷や奴

画像は件の「幽い」歌を弾き語る人物像ジャケット絵(これは友人が描いたもの)も。

2015年8月2日(日)
先日、ウクレレのスカイプレッスンを受けたいというメールがあって、まずは初回体験レッスンをやったのが、三日前。今日の午後、正式に第1回目を行った。奈良県にお住まいのSさん、ぼくと同年代の女性で、2年程、ハワイアン系の教室で主にストロークプレイをやっていた方。でも、そんなにハワイアンは好きじゃなくて、ぼくのHPを見て、いろんな曲ができそうだからというのが、スカイプレッスン受講の動機ということだ▶ハワイアン系のウクレレを習っていた生徒さんで、ぼくの教室にやってくる方は多く知ってますが、大体、人さし指でポロンポロンとつま弾くスタイルが多く、アルペジオとか教えると「右手は人さし指以外の指も使うんですか?」というリアクションがあったりするんだね。で、歌うのはもっぱらテンポゆっくりの曲が多いので、早い曲は苦手というのもあったり。リズムもシャッフルばっかりなので、他のリズムをあまりご存知なかったりもします▶もっと色んなことを教えているハワイアン・ウクレレのクラスもあるだろうけど、概ね年配の方々を対象にしたクラスで教えられているのは、ハワイアンたって、「アロハ・オエ」に代表される、ン十年前からスタイルが変わらない、それは「日本のハワイアン」。ジェイク・シマブクロとかの、今の「ハワイウクレレ・スタイル」とはだいぶ違います▶ぼくは元々がビートルズ、ロック、フォークを聞いて育ったから、いわゆる「ハワイアン」は興味もなくて(まあ、教室で「季節モノ」としてときどきやるけど)、教室で取り上げる曲もハワイアンは少ないです。で、ウクレレでハワイアンを弾くにあたって、特別にマスターしなきゃいけないテクニックとかもないし。結局、ハワイアンは歌だからね。もちろん、ハワイ語で歌って、ロングノートとか、ファルセットとか、歌にはハワイアン独特のテクニックがあるような。そこまでやんないと、ハワイアンやってるとは言えないんじゃないかな、というのが持論。ぼくはそこまでやる気はないから、ハワイアンは(あまり)やらない、と思ってるわけです▶ともあれ、Sさん、なかなか熱心な方で、今後もスカイプレッスンを続けてくださるとのことで良かった。ウクレレ・スカイプレッスン、生徒さんはまだそんなにいないけれど、奈良県の方と部屋にいながらにして、レッスンができて便利な時代になったもんだとあらためて。出不精のぼくにもぴったり。FBフレンドのみなさんもスカイプ受講したくなったら、ご連絡ください(と、ちゃっかり)▶一昨日は鶏の唐揚げ、モヤシ&マカロニサラダ/昨夜は冷やしたぬきうどん、薩摩揚げ、芥子レンコン

写真は前回ミッション時の「三日月かかる日没後の綾羅木海岸@ビートカフェ」。また、今週半ばには8月ミッションに参ります。

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