2014年12月31日水曜日

2014年晩ご飯

「生きることは食うこと」、食事メニューで振り返る1年。

マグロ(大トロ、中トロ)、シマアジ、ヒラメ、馬刺しと「たてがみ」、お節料理諸々/フグ刺し、フグちり、フグ雑炊/ブリの照り焼き、大根なます、明太子風味の薩摩揚げ、モヤシサラダ/カレーライス/牛丼、小うどん、下関のかまぼこ/ハンバーグ、赤出汁の味噌汁/ちゃんぽんとシュウマイ/筑前煮にハスの天ぷら、かまぼこ/親子丼/餃子鍋/アジフライ&豆腐の味噌汁/ラーメン、お餅/チゲ鍋/鶏手羽&玉子の黒酢煮/チキン・フリッター、野菜サラダ、味噌汁/焼きビーフン/ステーキ(誕生日のご馳走)/おでん/さばの味噌煮/焼きうどん/ししゃも、鶏つくね、大根煮付けに小うどんと、ゴマの風味の竹の子煮付け/チゲ鍋/白身魚のフライにおから、黒豆シュウマイ、豚肉豆腐、もやしのチャンプルー/竹輪の天ぷら、メンチカツ、千切りキャベツ/牛肉野菜の炒めもの、牛肉スープ/ホッケ(すごくでっかいの)、春雨入りのお吸い物、しらす干し、韓国海苔/麻婆豆腐/鱈の煮付け/肉豆腐/ハンバーグ、オニオンスープ/親子丼、味噌汁/チャーハン、中華スープ/中華丼/カレーライス&ハム・ポテトサラダ/天ぷらうどん+お寿司セット/ラーメン鍋(餃子&餅入り/アジの開き、納豆、青菜の味噌汁/牛丼、ゴボウ、ハス等の筑前煮、味噌汁/鶏の唐揚げ+コールスロー/焼きそば+ワカメのお汁/チキンライス+ワカメスープ/豚肉生姜焼き、キャベツ&トマトサラダ、豚汁/カレーライス/スパゲティ・ミートソース/コロッケ、白身フライ、タラコの佃煮、ヒジキの煮付け、キャベツサラダ/中華丼、ししゃもの甘露煮、春雨と青菜入り味噌汁/鶏の水炊き(うどん入り)/豚肉と白菜の「重ね鍋」/カマスの塩焼き、納豆、豆腐の味噌汁/牛丼/ちゃんぽん、シュウマイ、ゴボウの煮付け/チキンフリッター、ポテトサラダ/豚カツ、キャベツサラダ、味噌汁/チキンライス、鶏の唐揚げ、マカロニサラダ/餃子+里芋、ハス、ゴボウ、人参、等の筑前煮/サバの塩焼き、豆腐とキノコの味噌汁、納豆/鶏の水炊き/カレーライス/ペンネ・グラタン/カツ重弁当&味噌汁/焼きビーフン/サバの塩焼き、イカ、甘エビの刺し身、コンニャクとゴボウの煮付け、春雨サラダ、キャベツの味噌汁/酢豚、トーフ、ほうれん草、椎茸入りの水餃子、竹輪の磯部揚げ、キューリ、モヤシの酢の物、ハムサラダ/ちらし寿司&カップヌードル/メンチカツ、じゃがいもとベーコンのガーリック煮、モヤシとキュウリ、コーンのサラダ、ワカメのお汁/鶏そぼろ丼、お吸い物/キン手羽先唐揚げ、水菜、韓国海苔、ワカメ味噌汁/カレイの粕漬け、筑前煮(竹の子、里芋、蕗、椎茸、ハス、昆布)、平天、ほうれん草のお浸し、高菜漬け/チゲ鍋/天丼+味噌汁/野菜入り水餃子、牛肉、キノコ、人参、玉子の炒め物、ひじき、春雨サラダ/天津丼/鶏のピリ辛揚げ+キャベツのコールスロー/ハンバーグ、キャベツのコールスロー、コンニャクとシメジの煮付け、ゴボウとコーン、にんじんのマヨネーズ和え、シメジとキャベツの味噌汁/カレーライス/ひき肉のオムレツ、シュウマイ、ひじきの煮付け、冷や奴、豆腐、ワカメの味噌汁、芥子菜のお浸し/玉子と手羽先、長ねぎの甘酢煮。昨夜は、鯛の煮付けシメジ添え、明太子、ハスと人参の酢の物、ゴボウの天ぷら、カリフラワー、芥子菜、ワカメと大根の味噌汁/豚カツ、マカロニサラダ、煮豆、味噌汁。昨夜は、餃子、揚げ豆腐、タコとワカメの酢の物、ポテトサラダ/サンマの竜田揚げ、ヒジキいり卵、干しぶどう入りの人参サラダ、トマト、ブロッコリー/五目ご飯、じゃがいも、ベーコン、ほうれん草のお浸し、竹輪の磯部揚げ、豆腐、ワカメ、しめじのお汁/ゴーヤ、人参添えの豚肉生姜焼き、ゴボウ天、ブロッコリー、ポテトサラダ/豚カツ+コールスロー&ブロッコリー/スパゲティ・カルボナーラ&チーズとハムのブリトー/メザシ、揚げ豆腐、ゴボウと人参、コンニャクの甘辛炒め、シメジと豆腐の味噌汁、ほうれん草のソテー、納豆/チキンの南蛮漬け、味噌雑炊、ポテトサラダ/炒飯,中華スープ/牛スジと大根、ゴボウ、コンニャクの煮物、枝豆とゴボウ、ヒジキのマヨネーズ和え、モヤシ炒め、豆腐とワカメの味噌汁/刺し身の盛り合わせ、昨夜はホッケの塩焼き、細切りピーマンと竹輪の胡麻和え、コンニャクと牛蒡の炒め物、おろし大根納豆、煮豆、豆腐とワカメの味噌汁/焼きうどん/鶏の唐揚げ、水菜、トマト、人参、スモークサーモンのサラダ、茎ワカメ、ワカメとシメジの味噌汁/まぐろ漬け丼、フキと油揚げの煮物、ゴボウと人参の煮付け、卵焼き/イカのリング揚げ、昆布,竹輪、人参の煮物、水菜の酢みそ和え、豆腐、竹輪、ワカメの味噌汁/チキンとブロッコリー、シメジの炒め物、豆腐とワカメの味噌汁、レタス、コールスローサラダ/チキンライス/サンマの蒲焼き丼、ゴボウのマヨ和え、カンピョウと人参、油揚の煮付け/チキンライス/ハンバーグ/ハヤシライス/めざし、豆腐とシメジ、サヤエンドウのチャンプルー、魚肉天ぷら、刺し身コンニャク酢みそ和え、油揚とワカメの味噌汁/ひき肉、インゲン、ネギの炒め物、春巻き、豆腐と卵のスープ、冷や奴/チゲ鍋/豚肉生姜焼き、キャベツ炒め、ワカメと豆腐の味噌汁、昨夜はカレーライス、ポテトサラダ/チキンフリッター、レタス、トマト、人参のサラダ、厚揚げとピーマンの煮付け、もずく酢/牛肉鍋/鱈のフリッター、水菜、レタス、トマト、サラミソーセージのサラダ、竹輪の磯部揚げ、卵豆腐/ホッケの塩焼き、水菜/プチトマト/レンコン/枝豆/ひじきのサラダ、キャベツ炒め、ほうれん草とシメジの味噌汁、芋の天ぷら/手羽/玉子の甘酢煮、ポテトサラダ/小籠包、揚げ出し豆腐、タケノコの煮付け、ピーマンと竹輪、ブロッコリー/タマネギ/トマトのマリネ/カレーライス/ちらし寿司、ざるそば/太巻き、鶏の唐揚げ、レタスとトマトのサラダ/タコライス&オニオンスープ/牛丼、ミートボール、野菜サラダ/豆腐/ひき肉/ゴーヤ・チャンプルー、水菜/サラミ/玉葱/トマトのサラダ、シューマイ、ほうれん草とシメジのお吸い物/マグロ丼、イカの天ぷら、茄子田楽、冷や奴、椎茸/ほうれん草のお吸い物。今夜はニラ玉、キャベツとサラミの炒め物、ソーセージ、サラダ菜、トマト、味噌汁/ホッケ、カニカマの天ぷら、野菜サラダ、キャベツの味噌汁、金曜日は麻婆茄子、昨夜はおにぎり、入麺,鶏の唐揚げ/ドリア、ウインナーとじゃがいものチージーなヤツ/ピーマンの肉詰め、焼き茄子、冷や奴、レタス/トマトのサラダ、卵かけご飯/天丼、味噌汁/チキンライス、コンソメスープ、野菜サラダ/チキン・フリッター、野菜サラダ、味噌汁/ざるそば、野菜天ぷら/ゴーヤチャンプルー、シュウマイ/回鍋肉(ひき肉、ピーマン、玉子等)、水菜と春雨のお汁/水菜、ブロッコリー、人参サラダ、豚肉の生姜焼き、ハス、ゴボウ、キュウリ、人参の酢の物、大根の味噌汁/イワシの蒲焼き、ポテサラ、里芋、タケノコ等の筑前煮/海老カツ巻き/かつおたたき/ほたて弁当/あなご寿司/海鮮丼/ピリ辛地鶏唐揚げ/鮭箱寿司/ばってら/ざるそばと天ぷら、昨夜は天津丼、餃子スープ/里芋、竹の子、しいたけ、人参等の筑前煮、サワラの粕漬け、ミニ・コロッケ、キャベツ、トマトのサラダ/まぐろ刺し身、ほうれん草のソテー、竹輪の磯部揚げ、大根の味噌汁、冷やしトマト/鶏の唐揚げ、野菜サラダ/鱈とピーマン、エノキ、豆腐の醤油煮、玉葱とトマトのマリネ、たらこ、菜っ葉の味噌汁/スパゲティ・ナポリタン、生ハムでいろいろ巻いたヤツ/ハンバーグ、じゃこサラダ、卵とじのお吸い物/焼きうどん、水菜のナムル/中華丼/さんま、茄子とエノキの煮付け、ゴボウと人参のマヨ和え、キュウリ、白菜のぬか漬け/親子丼&野菜サラダ/アジの開き、ゴーヤと豆腐のチャンプルー、キンピラゴボウ、ブロッコリーとトマト、キャベツの味噌汁。昨夜は三色丼、ほうれん草ソテー、薩摩揚げ/カレーライス/ナスと牛肉炒め&スパサラ/ハマチの刺し身、イカの握りにサラダ巻き/チキンとじゃがいも、インゲン、シメジ、人参等の中華風うま煮、ゴマ豆腐/鱈のムニエル、ナス、ピーマン、人参のオリーブオイル炒め、ミニコロッケ、めんたいこ、刺し身コンニャク/チキンとサラダ、ワカメの酢の物/冷食炒飯、中華スープ/ハンバーグに野菜サラダ、ピーマン、じゃがいものオリーブオイル炒め/餃子、モヤシ炒め、キンピラゴボー、マカロニ・サラダ、シソトッピングの冷や奴/さば味醂干し、シメジ、ピーマン、牛肉炒め、カンピョウと人参の煮付け、冷や奴/冷やし中華/ドライカレー/ブリの照り焼き、ナス、ピーマン、人参のオリーブオイル炒め、モヤシ酢の物、冷や奴、おから、もずく酢/豆腐ハンバーグ、ポテサラ、オクラ、大根とつみれ/昨夜はタコ刺し身、豚肉と玉葱炒め、冷や奴/鳥の唐揚げ、ポテサラ/メンチカツとウインナー、オムレツ、レタスにマカロニサラダ/ししゃもの南蛮漬けとモヤシとピーマン炒め/親子丼/チキン・フリッター、焼きナス、冷や奴/ソーメンと麻婆茄子/ぶっかけワカメうどん/厚揚げ豆腐に〜ハスの挟み揚げ&ナス田楽/ドライカレーと野菜コンソメスープ/豚肉炒め〜野菜サラダと冷や奴〜&タラコの煮付け/冷やし担々麺/担々麺/カツオのたたき〜ピーマンの炒め物と中華サラダ〜ゴボウのキンピラ/天丼と〜野菜サラダ&もずく酢/チキン・フリッターと野菜サラダ/タコライス/ちらし寿司、ざるうどん、薩摩揚げ、ナスとピーマンの田楽、冷や奴/ナチョスにアンチョビのピザ/サバの味噌煮、鶏ささ身、モヤシのサラダ、キンピラゴボウ、冷や奴、ピーマンの炒め物/豚肉炒め、野菜サラダ、トウモロコシ/チキンフリッター、野菜サラダ、冷や奴(オクラトッピング)/焼きうどん/カレーライス/ハタハタ、薩摩揚げ、モヤシの胡麻和え、煮豆、大学イモ/ソーメン、イカフライ/中華丼/ピーマンの肉詰め、野菜サラダ、冷や奴、卵焼き/イワシの南蛮漬けに、豆腐とシメジの炒め物、鮭の切り身/冷やし中華/ざるそば、牛タン/まぐろ、イカの刺し身、野菜サラダ、イモ天/ゴーヤ豆腐、シュウマイに薩摩揚げ/ざるそば&かき揚げ天/稲荷寿司、こんにゃく田楽&アサリの味噌汁/タコライス/アジフライ、揚げ豆腐、薩摩揚、ナスとピーマンのオリーブオイル炒め、野菜サラダ/ざるそばと竹輪の磯部揚げ/キーマカレー/スパゲティ・ナポリタン/豚肉、目玉焼き、ナスピーマン、冷や奴/メンチカツ、イモ天、薩摩揚げ、ゴボウ、コンニャク、煮豆/焼きうどん/ちらし寿司、ざるうどん/ハンバーグ&野菜サラダ/親子丼/オムライス&ポテサラ/塩天丼/チキンフリッター、野菜サラダ、冷や奴、オクラのトッピング、けんちん汁/野菜煮付け、稲荷寿司/牛丼/まぐろ漬け丼、イカの天ぷら、マイタケ、キュウリとセロリのマヨネーズ和え/バターライス、チキンナゲット、野菜スープ/天津丼&春巻き/カレー&コールスローサラダ/チキン・フリッター、野菜サラダ、おから、煮豆、刺し身こんにゃく、メカブ、お汁(シメジ、人参、大根、油揚)/イカフライ、豆腐とエノキの卵とじ、鮭の切り身、野菜汁、大学イモ/親子丼、春雨サラダ/イカとマグロの刺し身、エノキとシイタケ、厚揚げ豆腐の煮付け、モヤシ炒め、ナス田楽、目刺し、サツマイモの甘煮/サーモンソテー(ジャガイモ、人参、カボチャ、ピーマン添え)、玉葱とモヤシのゴマドレッシング和え、エリンギとオニオンのスープ、薩摩揚げ/ロールキャベツ、ポテサラ/チキンフリッタ〜、水菜のサラダ、ピーマン、人参、ナスのオリーブオイル炒め、エノキと豆腐のお汁/肉豆腐/アジの開き、豆腐ソテー(野菜トッピング)、大根とキャベツの味噌汁/ハンバーグ、人参グラッセ、モヤシごま和え、水菜のサラダ、ワカメ、青菜、シメジのお汁/串カツ、野菜サラダ、ほうれん草の味噌汁/餃子鍋/天津丼、春巻/豚カツ、ポテサラ、ポーチドエッグと野菜の味噌汁/麻婆茄子/鶏鍋/カレーライス/鯛の煮付け、大根と鶏つみれの煮物、イカの天ぷら、おから、茎ワカメの佃煮、煮豆、彦島味噌の味噌汁/親子丼/カツカレー、野菜サラダ/ちらし寿司、昨夜はサンマ、ポテサラ、ナス・ピーマンの炒め物、キャベツ・豆腐の味噌汁/焼きうどん/鶏のつみれ鍋/チキン・フリッター、水菜とトマトのサラダ、豆腐とワカメの味噌汁/チゲ鍋/ハンバーグ、野菜サラダ、モヤシ汁、(なぜか)塩鮭/白身魚フライ、野菜サラダ/たらこスパゲッティ/鍋焼きうどん/高菜炒飯&中華スープ/アジの干物、大根と豚肉角煮、豆腐とワカメのお汁/カレーライス/天ぷらうどん、おにぎり/メンチカツ、ポテサラ、キノコと豆腐のお汁/炒飯、中華スープ/ブリのソテー、人参グラッセ、ブロッコリー、レタス、トマト、キノコと豆腐の味噌汁/鶏と大根の煮付け、ブロッコリーとトマト、春雨サラダ、青梗菜とワカメの味噌汁、キュウリとカブのぬか漬け/鶏つみれ鍋/ちらし寿司、筑前煮、ほうれん草の胡麻和え、竹輪の磯部揚げ/オムレツ、野菜サラダ、さつまいもの煮付けに豆腐、油揚げ、エノキの味噌汁/サンマの塩焼き、鶏、大根、キノコの煮付け/メンチカツ、野菜サラダ/豚肉の軟骨入り、野菜スープ、ポテサラ/豚肉生姜焼き、野菜サラダ、玉葱スープ/アジの干物、モヤシといり卵、カニカマ・サラダ/焼き肉&ハンバーグ弁当/イカのリング揚げ&コールスローサラダ/鱈の煮付けに大根味噌汁、冷や奴、煮豆/鍋焼きうどん/ホッケ、筑前煮、サツマイモの煮付け/トンカツ/ちらし寿司/鱈の粕漬け、野菜天ぷら、ほうれん草の酢みそ和え、ワカメと豆腐の味噌汁/鍋焼きうどん/チャンポン/ハンバーグ、野菜サラダ、豆腐とワカメの味噌汁/刺し身盛り合わせ、モヤシとほうれん草の炒め物、大根と人参、キノコのお汁/天津丼/牛丼/ホワイトソースのパスタ/カツ丼/ギョーザ、焼きそば/天丼+うどん/焼きうどん/牛肉とピーマンの青椒肉絲/サバの塩焼き、里芋、ゴボウ、人参のお汁、モヤシ炒め、しいたけ卵とじ/スパゲティ・ナポリタン/マグロの漬け丼、シュウマイ/塩鮭、薩摩揚げ、シイタケとネギ入りいり卵、干瓢の煮付け、かぼちゃの煮付け/チゲ鍋、カボチャサラダ/カレーライス/鶏の水炊き、年越しそば(予)/その他、年間を通じてポテチ、スナック類、チョコレート、甘いもの各種(お菓子は食事の一部です)。

オクさん、今年もありがとう。

週刊「猫並日記」2014 (12.29〜12.31)

2014年12月29日(月)
昨夜はNHK『ドキュメント72時間』の総集編を真夜中から明け方まで見てしまった。けっこう好きなんだ、この番組。シリーズ中、視聴者ランキング1位になったのは『大病院の小さなコンビニ』。総合病院内にあるコンビニに72時間カメラを置いて、その場所を訪れるさまざまな人物にインタビューを試みるというもの。他のシリーズもそうだが、「フツーの人々」のそんなにフツーではない人間ドラマが浮かび上がるんだね。この回で注目された「栄養ドリンクの産科女医さん」。ハードな仕事であろうに仕事は「楽しい」と。その理由が(病院で)「『おめでとう』と言えるのはウチの科しかないですから」ということだった。でも、宿直明けでさらに日勤をこなし、やっと休める状況になっても不眠に悩まされているという悩みもあったり、「ホントは仕事は辛いですね」という本音も。「扱っているものが重すぎて……」という言葉は、彼女と比較するのはおこがましいが、ぼくの講師時代の日々と重なるところもなきにしあらず、と思った。医師はかくあるべし、素敵な人物だった。病院コンビニを訪れる患者さんたちのそれぞれの「ドラマ」も心の琴線に触れるところがある。YouTubeに動画が上がっていたので、良かったら▶他にも鴬谷にある24時間営業の食堂に集まる人々を追ったもの、恐山に集まる人々を追ったもの、国道16号線をぐるりと周り、沿線を歩く人々を追ったもの等、どれも興味深い人間模様があり、ついハマって見てしまった。「事実は小説より奇なり」と言うが、結局、現実にフィクションは「勝てない」と、昨夜の総集編にコメンテーターとして出ていた脚本家の鈴木おさむも言っていた。そういうことだと思ったね。誰もが悲しみを殻の中に背負っているという新美南吉『デンデンムシノカナシミ』を思った。チゲ鍋、カボチャサラダ

てなことで、本日の「日替わり動画」。この曲はぼくが若かりし頃、作ったもの。長い間、封印していたが(なんだか照れ臭くてね)、最近ちょこちょこと人前で歌うようになった。ウクレレでやるのはしっくり来ない感じで、この曲に関してはギターで伴奏をつけていたが、今回初めてウクレレでやりました。藤山コン美でやるのも今回が初めて。

2014年12月30日(火)
今日は朝からつい「カメレス」気味になる各方面メールの返信やら、そしてサボっていたブログの更新をやり終えた。やれやれ。けっこう長い間やっているブログで、普段会っていない友人なんかが見てくれているそうで(もっとも、自分のための備忘録の意味合いが強いけれど)、なんとか年内更新の目標を果たしました。ちょこちょこやっていれば大したことはないのだけど、そこは「先送りの山下」ですから。さてと、今夜は中央林間「パラダイス本舗」(今年も1年間お世話になりました)の年末セッション大会にウクレレ軍団引きつれ参戦するつもり。やっぱりね、年の〆は楽しく音楽で、ということだね。ウクレレ担いで行って参ります。カレーライス

てなわけで本日の日替わり動画は「ロンサム・ロード」(浅川マキ・バージョン)。「とぼとぼと孤独な道を歩くが如し人生は」ですよ。

2014年12月31日(水)
あれよ、あれよと大晦日と相成った。ここ数年、年賀状は元日にメールで送信するか、いただいた方へのみ、年が明けてから投函するようにしている。ただ、たった一枚、病室で新年を迎える母にだけ年賀状を送った。昨年までは母がいた特養に元日、電話をしていたが、入院して以来、それも叶わなくなった。1月中旬にまた母を訪ねることになっているが、新年を身内が訪ねることのない病室で迎える母が不敏に思う。ごめんね、母ちゃん。深夜にラーメン、おにぎり、ゆで卵

写真は昨日の「年末セッション@パラダイス本舗」での、レレ教室の生徒さんたちのユニット「ピンク・デ・ポロリンコ」の面々+へっぽこ講師(メンバーのアッキーくんのアップ写真を借用)。パラ本には今年も1年、お世話になりました。洋介さん、りえちゃん、ありがとうございした。で、本日の日替わり動画は、昨夜ピンポロ・メンバーとやった「ハッピークリスマス」。ついさっき、メンバーのタノサンがアップしてくれたもの。年の終わりまではクリスマス(笑)。

2014年12月30日火曜日

週刊「猫並日記」2014 (12.25〜12.28)

2014年12月25日(木)
2014年年の瀬備忘録:先週火曜日は夜レレ教室やって天津丼/先週水曜日も夜レレ教室やって牛丼/先週木曜日から週末にかけては年末進行で前倒し〆切りとなったイラスト仕事をこなしつつ、ホワイトソースのパスタ/金曜日はその他諸々こなしつつカツ丼/土曜日はスカイプレッスンやってギョーザ、焼きそば/日曜日午前中にイラストアップ、速攻でライブ用譜面作りやって、夕方からウクレレ仲間と翌週月曜日の施設クリスマス会ライブの練習をして天丼+うどん/今週月曜日は相模大野で件の施設クリスマス会ライブやって焼きうどん/火曜日はレレ教室ダブルヘッダーやって牛肉とピーマンの青椒肉絲/で、昨日水曜日もレレ教室ダブルヘッダーやってサバの塩焼き、里芋、ゴボウ、人参のお汁、モヤシ炒め、しいたけ卵とじ。ここのところ人並みに忙しくて基本猫並みの山下はベリー・クルシミマスタ、とりあえず諸々乗り切って本日はメリー・クリスマス。

写真は件の「施設クリスマス会ライブ」のリハ模様(撮影はメンバーのアッキーくん)@相模女子大多目的ホール。学童年齢の子どもたちとその保護者が中心の観客を前にクリスマスソングを中心にやりました。音響ばっちしの良いホールだったです。写真/ぼくのレレ教室の生徒さんたちのウクレレ・ユニット「ピンク・デ・ポロリンコ」+へっぽこ@リハーサル/これはパラ本ライブでも共演した「Foggy Rain」のステージ。ステージ前のフロアで子どもたちが踊ってます。

2014年12月26日(金)
秘書のお姉さんのダンナさん、ぼくにとっては義理の兄にあたる方のご母堂が103才の長寿を全うされた。お会いしたことはないが、なんともご長寿のお方でありました。ご冥福をお祈りします。ところで、厚生労働省の今年の調査によると、全国で100歳以上の高齢者が6万人ちかくいらっしゃるとのこと。ちなみに「100歳以上の人数は調査が始まった1963年が153人だったが、98年に1万人を超え、2012年に5万人を突破した。近年は1年に3千~4千人台のペースで増えており、今後も増加が見込まれる」とのこと。ま、100才以上のご長寿の87.1%が女性だということですが▶反面、少子化も進んでいるわけで、この少子高齢化という問題は、政治家が取り組むべき喫緊かつ最も重要な課題のひとつだと思われ、憲法改正だの言っている暇があったら、この問題についてもう少し長期的で明確なビジョンというものを国民に示してくれんとね。しかし、前回選挙の争点は「アベノミクスの是非」、要するに「国民のみなさん、景気が良いことが一番でしょう? 給料が上がった方がいいよね」ということだった。そりゃ金はないよりあった方がいいけど、バカにするなと言いたいです。ぼくはね、この際、消費税がどんどん上がることは仕方ないと思うよ。もはやね、飽食してモノ余りの過剰な生活をして、大量生産大量消費の20世紀後半の暮らしから完全に決別せんといかんよなと思うんだね。自民党、道徳教育に力を入れたいと言うのなら、子どもたちに「清貧」という思想を伝えて欲しい。そして格差社会はよろしくない。みんなそこそこ貧しくて、でも互助の精神で清く(そこそこ)貧しく日本人はあるべきだと教えて欲しい。てなことを思う年の瀬であります。♩せまいながらも楽しい日本〜 といけんもんかな。スパゲティ・ナポリタン。

動画はこのあいだのパラ本でのライブ模様。共演したFoggy Rainも男女デュオということで、最後に今の時期にふさわしいママス&パパスを一緒にやってみました。金が(そんなに)かからず、楽しめる娯楽のひとつは音楽ということです。音楽が趣味で良かったなあとつくづく思うね。

2014年12月27日(土)
E天気。ピーカンのザ・レレ日和。年を取ると、あれだね、自分の時間がどんどん短くなる。「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」というジャネーの法則。目が覚めてぼんやりしててあっという間に昼になり、ウダウダしててあれよあれよで日が暮れる。あれよあれよで今年も押し迫ってきた。今年の正月が三ヶ月ほど前の出来事のようだ。あれよあれよだな、人生は。こんな調子で老いぼれて行くのもあれよあれよであろうから、ちゃんとちゃんとやるべきことをせんとなあ、と思いつつ、先送り体質の改善は今年も見られなかったと少し反省。でも、今年はそこそこがんばったようにも思うし、まあ良しとしようと自分に甘い体質も改善されないでおります。マグロの漬け丼、シュウマイ。

動画はこの間の藤山コン美@パラ本ライブ。「Dっち」という曲。ぼくの講師時代の教え子のひとり、Dっちくんのことを歌った歌。曲中の「わちにんこ、らなうよさ、うとがりあ、すましいがねおくしろよ」というのは彼が得意とした「逆さま言葉」。20文字以内くらいの文章であれば瞬時に逆さまにして言う事ができた。会話はね、ほとんど難しいのだけど。

2014年12月28日(日)
今日は本年最後のウクレレ教室、日曜クラスのダブルヘッダー(午前11時から午後1時までのクラスと午後1時半から3時半までのクラス)をやって、ウクレレ仕事納めとなった。年末に演奏するのにふさわしい「歓喜(よろこび)の歌」(by ベートーベン) を譜面にして練習曲に取り上げた(昨日思いついた)。ウクレレで♩晴れたる青空〜ただよう雲よ〜〜なんていうのをやったわけで、いよいよぼくのクラスの選曲もなんでもあり感が増してきました▶ところで、午前クラス終了と午後クラス開始の間に30分あるのだけど、毎回午前クラスの生徒さんの質問に答えたりしていると、食事をしている時間もなく、朝も食べずに昼も食べずに夕方までというケースが度々。今日もそんな感じ。それで2時間のセッションを2回、4時間のレッスンをやるわけだから、我ながらタフだと思う。でもね、やっていてけっこう楽しいから苦にはなりません▶まあ、今年はウクレレ関係、がんばったかな。30名の生徒さんたちとやった10月のコンサートは大成功だったし、初心者の生徒さんたちも立派なウクレレを次々と購入して本気モードになっているし(この1年で何本のウクレレを生徒さんたちが買っていただいたことか。楽器屋からなんのお礼もないことが残念だが)、ウクレレの神様のご加護の下、来年も元気に楽しくポロリンコ♪といきたいという所存であります。塩鮭、薩摩揚げ、シイタケとネギ入りいり卵、干瓢の煮付け、かぼちゃの煮付け。

本日の日替わり動画は"Ukulele Shoogie Woogie"(ウクレレ主義ウギ)。「ウクレレは思想であり、生き方の指標である」ということを言いたい歌なんだね。(ウクレレのように)「軽く小さく生きようよ」ということ。もはや大志は抱かない、つつましく、しかし楽しく生きる、それが基本の「ウクレレ主義」ということです。21世紀の人間の在り方として、このコンセプトがキーになるように思うのであります。なんてね。

週刊「猫並日記」2014 (12.15)

2014年12月15日(月)
個人的にはライブも終わり、世間的には選挙も終わり、一段落ついて、昨夜は猫並によく寝た。結局、学ぶべきは「倚りかからず」(by茨木のり子)の思想、世間は思い通りにはならないが、せめて自分自身はかくあるべき理念に少しでも近づきたいと、「じぶんの耳目/じぶんの二本足のみで立って」いたいものだと思いまする。さてさて。刺し身盛り合わせ、モヤシとほうれん草の炒め物、大根と人参、キノコのお汁。

写真は柿の実に群がる鳥。冬ざれた風景の中でそこだけがかまびすしい。理念より目の前の柿、という現実。

週刊「猫並日記」2014 (12.8〜12.12)

2014年12月8日(月)
うーむ、久しぶりに風邪を引いたようだ。風邪を引いたことがあまりないのでよくわからないが、ちょいと寒気がして、くしゃみと鼻水が出て、ゲホゲホと咳が出たりする症状は、一般的に風邪と呼ばれる症状に似ていると思う。免疫力抜群を誇るぼくですが、飲んで帰って、無茶苦茶寒い夜に、コタツでうたた寝したのが良くなかったようだ(先週金曜日に音楽バディのよっちゃことフジタヨシコさんと下北で会ってリハやって飲んだのだった)。で、翌日から咳が出るようになった。すぐに治ると思っていたが、昨日、調子がイマイチなのにレレ教室、がんばったから、治りも悪く、いまだゲホゲホやってます。「コタツでうたた寝しても風邪なんて引かない」なんて豪語していましたが、撤回します。ぼくもフツーの人間でした。木曜はホッケ、筑前煮、サツマイモの煮付け/金曜はビールたらふく居酒屋メニュー諸々、帰宅しておにぎり/土曜はトンカツ/日曜はちらし寿司

写真は下関綾羅木海岸「ビートカフェ」店内から見える。11月ミッション時に撮影。

2014年12月11日(木)
ここんとこ毎日クソ寒くてホント嫌になりまする。でも、風邪の方はもうほぼだいじょぶ。今回の風邪は、ぼくの持病のひとつである「後頭神経痛」というのを併発して、それがちょいと辛かった。後頭神経痛って、後頭部表皮が「チクチク、ピリピリ」と痛む頭痛の一種で、ぼくの場合は特定の場所、右耳周辺の表層部が痛くなるんですね。普通の頭痛と違って間欠的、波状的に痛みが来るんですね。あまりシリアスなものではないようだが、疲れが溜まったとき、ストレスを感じるときに症状が起きる感じ。今までこんな長い期間、痛みを感じたことはなかったけれど、ようやく今朝になってほぼこの痛みは消えた感じ。日、月、火とウクレレ教室があったが、マスクをしてのレレ指導、なんとか頑張って乗り切った。風邪を引いてるときにがんばっちゃいかんのだろうけど。ともあれ、自分が風邪も引けば具合も悪くなる繊細で脆弱なフツーの人であることを再認識したので、ポロリンコ・パワーを過信せず、しばらくは養生して参ります。月曜は鱈の粕漬け、野菜天ぷら、ほうれん草の酢みそ和え、ワカメと豆腐の味噌汁/火曜は鍋焼きうどん/昨夜はチャンポン

写真は群鳥海を渡るの図@下関綾羅木海岸。

2014年12月12日(金)
うーん、やっぱりハワイとかで暮らしたいなあ、誰かハワイの人でしばらくタダで住居を貸してくれるという人、いないかなあ、冬の間だけでもいいんだけどなあ、てなことをぼんやりと考える今日このごろです。ところで、明日は久しぶりにライブをやります。フジタヨシコさんとのユニット「藤山コン美」として、おなじみパラダイス本舗で。共演は元・紀の国屋バンドのボーカル・高崎マサコさんと元HOLD UPのギタリスト・藤田義治さんのユニット「FOGGY RAIN」。男性・女性デュオ2組ということでママス&パパス「カリフォルニア・ドリーミン」なんてのを最後に一緒にやろうかなとかも考えてます。(以下は「パラダイス本舗」ライブ告知ページからの抜粋です)
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デュオ/デュオ LiVE 藤山コン美+FOGGY RAIN!
12/13(土) Open:17:00 Start:19:30
藤山コン美(山下セイジ&フジタヨシコ)+FOGGY RAIN(高崎マサコ&藤田義治)のデュオ2組のライブです!
70年代から活動する実力派ミュージシャンたちの競演です!!!
料 金: 投げ銭
会 場: 音楽系酒処*パラダイス本舗
http://niginigi.jp/index.html
地図:http://niginigi.jp/Bar.htm
★小田急線、田園都市線 中央林間駅 徒歩 6分★
スーパー ロピアを過ぎてクリーニング屋さんのとなり
Tel:046-274-3948
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「藤山コン美」ライブ動画はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=UR2p_da2JJA&index=1&list=PL1184B23D2E767323
よろしければ、ご来店いただけると嬉しく思います。よろしくポロリンコ♪ ハンバーグ、野菜サラダ、豆腐とワカメの味噌汁。

週刊「猫並日記」2014 (12.4)

2014年12月4日(木)
日曜日は初心者レレ体験教室やって、焼き肉&ハンバーグ弁当/月曜日は買い物したり、ウクレレいじりまくって日が暮れ、イカのリング揚げ&コールスローサラダ/火曜日はウクレレいじり倒して、ライブ用の譜面作りしたり、メール関係諸々で日が暮れ、鱈の煮付けに大根味噌汁、冷や奴、煮豆等/水曜日はウクレレいじり回して、レレ教室用譜面作ったりして、夜はレレ教室、鍋焼きうどん▶50年代Martin style-0をゲットして以来、ヴィンテージ・ソプラノ・ウクレレの愛らしい音色に満たされ幸せなぼくです。ところで、7年ほど前、やはり50年代あたりのGibson TU-1というテナー・ウクレレをゲットし、以来けっこうヘビーに弾き込んで参りましたが、このギブソン・テナー、ビハインド・ストーリーがあって(eBayで購入したんだけど、その出品者のコメントから)、「このウクレレは近所のお爺さんの遺品で、お爺さんが若い頃、奥さんにプレゼントしたもの」というものだった。そして、せっかくお爺さんが奥さんにあげたのに、奥さんはあまりこのウクレレを弾くことなく、大切にしまっていたらしい、と。Gibson TU-1はゲットした当初はきれいだったが、ぼくの弾き込みのせいでぼろっちくなったけれど、今後絶対手放すことはない愛器です▶で、今回ゲットしたMartin style-0、このウクレレの出品者がどういう経緯で所持することになったかわからないが、状態からあまり弾き込んではいないように思われる。で、このstyle-0、サウンドホール内におそらく最初の所有者と思われるサインがあった。マホガニーの木目が文字の判別を邪魔し、またこの位置にペンでサインをするのはなかなか難しいと思われ、文字はたどたどしく、しかも細いペンで書かれているから読み辛い▶サインを念入りに観察し、類推した(外国人の名前ルーツに関してのウェブページを参照した)結果、おそらく最初の所有者の名前は「Emelina.L.Syare」(エメリーナ・L・サイアー)と結論した(Emelinaはスパニッシュ系の女性名、Syareもスパニッシュ・ルーツのファミリー・ネーム)。名前の下に住所が書かれていて、こちらはHillside, N.J.(New Jersey)と判別、Hillsideという街はニュージャージー州に実際にあるので、これは間違いない。ニュージャージー州というのはニューヨークの南、大西洋に面したフィラデルフィアとかボルチモアとかの都市がある州だね。そこに住んでいたおそらく、スパニッシュ・ルーツのエメリーナさんという女性がこのstyle-0のファースト・オーナーであろうと。Gibson TU-1がコネチカット州(ニューヨークの北)から出品されていたので、どちらも東海岸出身ということになる▶Gibson TU-1の最初のオーナーも亡くなり、50年代にこのstyle-0を購入したエメリーナさんも、当時若かったとしても存命ならかなりの高齢、既に亡くなっている可能性が高い。そして、どちらのウクレレも最初の所有者にあまり弾かれることなく、巡り巡って海を渡り、日本在住のレレおじさんのところにやって来たというわけです。ヴィンテージ楽器はそのルーツ、変遷を想像するのが楽しいんだね。60年くらい経たこのstyle-0の音色は枯れているというより、いまだに若々しく可憐な音色で、楽器っていいなあとつくづく思うね。ぼくがヴィンテージにこだわる理由のひとつです。

写真は件のサインがあるstyle-0のサウンドホール内部。もう一枚は、同世代Gibson TU-1と並んでの記念撮影。夫婦(めおと)写真みたいだね。Gibson TU-1が嬉しそうじゃないか。

2014年12月29日月曜日

週刊「猫並日記」2014 (11.27〜11.29)

2014年11月27日(木)
この1週間、伝道師は(そこそこ)いそが師でありました。♪(先週の)木曜日は鶏つみれ鍋食べて〜/金曜日はちらし寿司と筑前煮〜ほうれん草の胡麻和えと〜竹輪の磯部揚げも食べた〜/土曜日はスカイプ・レッスン〜その後にLAの兄とスカイプやって〜イラスト仕事にかかり〜夕食はオムレツと野菜サラダ〜さつまいもの煮付けに豆腐、油揚げ、エノキの味噌汁〜/日曜日はレレ教室ダブルヘッダ〜サンマの塩焼き〜鶏、大根、キノコの煮付け〜/月曜日は終日イラスト仕事〜メンチカツと野菜サラダ食べた〜/火曜日はレレ教室ダブルヘッダ〜トロトロ豚肉の軟骨入りとか〜野菜スープにポテサラ食べた〜深夜にイラスト送付〜/水曜日もレレ教室ダブルヘッダ〜豚肉生姜焼きに野菜サラダ〜玉葱スープを食べて〜くたばって爆睡した〜〜〜〜〜▶冷たい雨が降り続く二日間から、打って変わって今日はE天気。良く眠れた朝は気持ちもE。ちょいとタイトな1週間も乗り切って一段落したのでさらにE感じの朝であります。ぼくは社長兼雑務一般諸々平社員の零細自営業やってますが、零細自営業の仕事というのは、誰にもつべこべ指示されない代わりに誰も手伝ってくれない(秘書は気が向いたら手伝ってくれるけど)孤独な戦いなんだね。なんて、そんなたいそうなことはないけど、一段落して祝杯をあげる同僚がいないことが少し淋しく思ったりもする。ともあれ、やれやれ、さてさて。

写真は11月ミッションのときに購入した「下関ソース」。存在は知っていたけど、今回初めて食した。子どもの頃は「カギ印ソース」として慣れ親しんでいた味。で、ソースとくればメンチカツ(またはコロッケ)でしょう。そこで下関のスーパーで「特製メンチカツ」を購入、下関ソースをぶっかけて食った。「美味し」であったよ。他のウスターソースと比べやさしい味で甘目、食堂での「貧者のオーダー」として、ライスだけ注文、ソースをどぶどぶかけて食す、というのがあったけど、このソースをあったかいご飯にかけて食べても美味しいです。フタに書かれた「ようできちょる!」がご愛嬌。

2014年11月28日(金)
<松の内過ぎても毎日日曜日>というのは母の句。実家に残っている写真アルバムを見ると、父と母の写真は80年代の終わりくらいからが多い。今から30数年前、父が定年を迎え、「毎日日曜日」の年金暮らしの中で俳句や絵画などを始め、趣味悠々の時代に入る頃だ。この時期に母も俳句を始め、二人して句作にいそしむことになる。そして、二人して句会の集まりや日本各地へ旅行に行くようになる。写真が多いのはそのことによると思う▶ぼくはこの時期にはロサンゼルスにいて、10年近く実家に行くことはなく、両親にも会っていなかったので、父と母がどういう暮らしをしていたか写真を見て想像するしかない。いつぞや、母はこの時期の写真を見て、「このころが一番幸せやったよ」と言った。写真の中の母は微笑んでいるものが多く、幸せそうだ。父はどの写真もむっつりとした同じ表情で、陰気な人ではなかったが、父に限らず、昔の日本の男はカメラに向かって微笑むということをあまりしなかったのだと思う▶母が特養にいたときは個室があり、スペースもあったので、父の写真は部屋に置かれた写真立てに収まっていたが、今は病室なので必要最小限の身の回りの物しか置くことができない。父の写真もなかった。それで、今回の母の訪問の折、実家から父と母の写真を見繕って持って行ったのだった▶母は父の写真を見るなり、写真の中の父に名前を呼びかけ、涙ぐんだ。そして、「一番幸せだった」時期の写真の数々を母はゆっくりゆっくり見ていた。大滝詠一の曲の一節で「想い出はモノクローム/色を点けてくれ」というのがあるが、むしろ母にとっては、今見える景色はモノクロームで、思い出の方がカラーなのではと思った。アジの干物、モヤシといり卵、カニカマ・サラダ。

写真1

2014年11月29日(土)
リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」という交響詩がありますが(映画「2001年宇宙の旅」で使われたよね)、あの冒頭の♪パ〜パ〜パ〜ジャジャ〜ンというBGMを思い浮かべながら写真を見ていただくとありがたいです。
んでは、♪パ〜パ〜パ〜♪ジャジャ〜ン♪ドンドンドンドン パ〜パ〜パ〜 ジャジャ〜ン♪タララ〜 ラ〜 ラ〜 ラ〜♪ジャジャ〜ン ドンドンドンドン ジャジャ〜ン!▶もったいぶったイントロですんません。いや、嬉しくてね。はい、念願のMartin style-0、50年代ヴィンテージ・ウクレレ、遂にゲットしたよ。ウクレレにハマった7,8年前からずっと欲しかった機種なんだ。しばらく前からヤフオクに出品されてて、良さそうだなと思ったけど、ちょいと値段が高めで見送った。でもウオッチを続けてたら、入札者もなく、値下がりしたんだね。で、よっしゃ!って感じで落としたんだ。それでもヤフオクだから到着するまで諸々不安はあったよ。なにしろ弾いてみることができないからね。届いてブツを確認したら、これが写真で想像してたよりずっと良いコンディションで、目立つクラックも弾き傷もなく、あまり弾かれてなかった感じ。だから鳴りは年式に比べ、若い感じはします。調整もまったく必要がない感じでとても弾きやすい。マーティン・ウクレレ特有の良く鳴って明るいサウンドがします。嬉しいよ。すごく。

写真7

週刊「猫並日記」2014 (11.18〜11.20)

2014年11月18日(火)
「母を訪ねて二百里余り・11月ミッション終了」、昨夜こちらに帰って参りました。道中、特に問題もなく、諸々手順にも慣れ、馴染みの場所への定期的出張のように、粛々と予定を消化、そこそこ天気にも恵まれ、母は「底値安定」、まずまず変わりもなく、平穏なミッションでありました。とは言っても、下関滞在中はそこそこ非日常的空間に身を置き、そこそこ非日常的時間が流れるので、月1帰省も日常に慣れた心に適度な刺激を与え、まあ、悪いことではない(大変だけど)と思う次第。今日、こちらは良い天気。さてさて、と。

写真は昨日の羽田着陸時の機内からの撮影。飛行機から降り立った途端、カチリとまた新しい日常に脳内がシフトする感じがする。写真

2014年11月20日(木)
寒いね。冷たい雨も降ってるし、陰々滅々な天候ではありますが、ぼくはレレの御利益もあって元気です。ウクレレは弾くけれど、風邪、引かないんだよね。コタツでうたた寝とかよくするけど(昨夜も)、風邪は引かない。免疫力が高いんだと思う。子どもの頃から、(一説によると)ゴキブリよりも汚いと言われる外猫を舐め回して育ったからね。小さい内からテキトーに雑菌を抱えた猫をそばに置いておくといいと思いますよ、子育てのお母さん▶昨夜は水曜夜間クラスでポロリンコ♪ 生徒さんリクエストでCCRの「雨を見たかい」なんかやった。ウクレレ教室数あれど、CCRをウクレレでやるところはないだろう。ハワイアンを滅多にやらないウクレレ教室もあんまりないだろうけど▶ところで、ぼくのレレ教室にはハワイアン系の教室からやってきた人たちや、ぼくのクラスに参加しつつ、ハワイアン系の教室に参加している人たちもいる。腕前はそれぞれだけど、共通しているのはみなさん、高価なハワイ・ウクレレ(カマカ、コアロハ等)を持っていらっしゃること。ぼくは根が貧乏性なので、生徒さんにも高価なウクレレを勧めたりはしない。3,4万でも良い音がするウクレレはけっこうあります。でも、ブランドなんだよね。ブランドに惹かれるわけで。かく言うぼくもマーティンのウクレレ(それもヴィンテージね)は持ってないので、欲しいなあと、かれこれ、7,8年間くらい思い続けております▶てなことで、今日、ぼくの教室に参加してくれて、しかもハワイアン系教室にも通っていらっしゃる生徒さんたちが出演するコンサートに行ってきました。午前中から夕方まで20バンドくらいが出演する「ハワイアン・フラ・愛好者の集い」。ぼくはテキトーなところで切り上げてきたけど、もう、これぞ日本のハワイアンという感じだった。お上手な方々も、それなりの方々も老若男女(はっきり言って、年齢層、高いけど)、もうとにかく「青竹サンゴ」のハワイアンな感じで▶いや、楽しんでいらっしゃるご様子がよく伝わり、それはいいんですけど、やっぱしね、「小さな竹の橋」ではねえ。それもスチールギター付きだとねえ。サンディー&サンセッツのサンディーが、「自分のやっている音楽をハワイアンと呼ばれたくない、ハワイ・ミュージックと言って欲しい」と言っていたのがわかるんだな。ハワイアンって、つまり「日本」のハワイアンだからね。ライ・クーダー「チキンスキン・ミュージック」あたり、タジ・マハール「ワールド・ミュージック」あたり、ボブ・ブロンズマンあたりのスラック・キーとかジャワイアンとかの「ハワイ・ミュージック」をやっている人たちがいたらいいんだけど▶なんてエラそうに言ってしまったな。音楽の好みもそれぞれ。こと、音楽くらい価値観の相違を感じるジャンルもないのではなかろうか。でもね、ぼくの生徒さんたちのバンドの選曲は「恋の片道切符」だの、「なんとなくなんとなく」だの、「真っ赤な太陽」だので、ぼくとしては「好ましい」と思ったのでした。鶏と大根の煮付け、ブロッコリーとトマト、春雨サラダ、青梗菜とワカメの味噌汁、キュウリとカブのぬか漬け。

写真は本日のコンサートの模様。会場はなんともまったりとした「ハワイアン」な空気に包まれておりました。写真

週刊「猫並日記」2014 (11.11〜11.16)

2014年11月11日(火)
日曜日はサンデー・レレ教室午前の部・午後の部、ダブルヘッダーやって、夜は生徒さんユニット「ピンク・デ・ポロリンコ」引きつれ、久しぶりのパラ本・フォークデーに参加。いつものように楽しく飲んで歌って終電近くまで。月曜日は打ち合わせ用件で相模大野の障害者施設を訪問。最近、別の場所で再会したガッコウ講師時代の卒業生Yくんが通所しているのだが、もう一人、Sちゃんという女子(と言っても、彼女は既に30過ぎではあるが)も通所していることがわかり、10数年ぶりに再会した。彼女を見つけ、声をかけると、「センセ〜〜!! 何でここにいるの〜!」と施設中に響く声。しかと抱擁、感激のご対面だったよ。嬉しかったね。打ち合わせというのは、この施設のクリスマス会での演奏をオファーされ、その件で。クリスマス会に来るからね、とYくんやSちゃんに言って帰路に着いたのでした。彼らも色々と苦労しているようだけど、何はともあれ、元気そうで良かった。カレーライス/天ぷらうどん、おにぎり/メンチカツ、ポテサラ、キノコと豆腐のお汁

写真は蔵出し「スリーピング銀ちゃん」。さてワシもそろそろ寝るとする。写真12

2014年11月12日(水)
火曜レレクラス午前・午後ダブルヘッダーでポロリンコ♪ 音楽の素養というのは(音楽に限らず、スポーツやあらゆる芸事もそうなのだろうが)早期にトレーニングすることによって育てるということがポイントだよね。脳が若いときは感性も柔軟でテクニックの吸収も応用も早いし、それこそぐんぐんと上達する。で、早期に脳に形成された「音楽の素養」が経験や年齢を経て、より熟成された音楽を作り出す創造性を深めると。でも、ある程度年を取ってから初めて楽器など始めるとなかなかそうはいかないようだ。「年寄りの手習い」というのは、絵画や書道、陶芸といった手のスキルがポイントになるものはそうでもないだろうけど、こと音楽に関しては、教えていて若い人と年配の人とまったくの初心者から同じようにスタートしても上達速度がかなり違う。何だろうなあ、やっぱりリズム感かなあ。熟年層生徒さんたちを教えていて、目下の悩みはそれ。ぼくが思う以上になかなかお上手にはならない。一生懸命ていねいに教えているつもりだけど、やっぱりそれは仕方ないことなんだね。だから、テクニックは上達しなくても「それなりに楽しむ」ということを教えるようにしなければと思うんだ。そんなわけで、最近、教室用譜面の「初心者用ファイル」の厚みがどんどん増しているのでした。炒飯、中華スープ。

写真は生徒さんからいただいた銀杏。封筒に入れて口を閉めレンジで1分、という簡単調理でホクホクの銀杏ができあがる。なぜ封筒に入れるかというと、加熱するとポップコーンみたいに弾けるからなんだ。ボン! ボン! とけっこう大きな音で、これにはちょっとびっくりした。銀杏はあまり好きじゃなかったけど、これはなかなか美味しゅうござった。

2014年11月13日(木)
小春ピーカン、ザ・レレ日和。昨日はレレ教室、水曜午前・午後クラスでポロリンコ♪ 教室終了後、ほぼ1年ぶりのヘアーカット(ま、ロン毛をセミ・ロン毛にした程度ですが)。バタバタと11月も半ばとなりましたが、本日はこれから「母を訪ねて三千里(正しくは東京ー本州西端下関間の直線距離は826km、200里余りというところですが)・11月ミッション」にバタバタと旅立ちます。帰還予定は来週月曜日。母のいる病院には明日訪問予定。母ちゃん、♩ホールド・オン・アイム・カミング、待っちょっとくれ。ブリのソテー、人参グラッセ、ブロッコリー、レタス、トマト、キノコと豆腐の味噌汁。

写真は前回利用したヒコーキからの撮影。今回もヒコーキで参ります。今日は地上風景がよく見えそう。時間的に機内から地上に沈む夕日が見れるかも(むろん、窓際席を確保しただよ。楽しみ)。

2014年11月14日(金)
下関2日目。〈晩秋の風は冷たし母恋し〉下関、けっこう、寒いです。母は相変わらず、底値安定。持っていったチョコレートと栗ようかんを少しだけど、食べてくれたよ。嬉しかったです。

2014年11月15日(土)
下関3日目。病室でウクレレ、いっぱい弾いたよ。母だけじゃなく、同じ部屋のおばあちゃんからも熱いリクエストがあってね。で、しばらく弾いていたら、二人ともすやすやお休みになった。恐るべしウクレレ効果。ウクレレ療法師、めざそうかな。伝道師に療法師、いそが師。

2014年11月16日(日)
下関四日目。昨日、母が「父ちゃんのこと、忘れたよ」と言ってたので、実家にあった父の写真をピックアップして持っていって見せたら、「よしおさん」(父の名前)と呟いて泣き出したんだ。これにはぼくももらい泣き。ずっと長い間、母は写真を見ておりました。今日で今回、最後の訪問。さよならして、帰路、綾羅木海岸「ビートカフェ」に立ち寄り、中学時代の友達に、およそ半世紀ぶりに再会しました。嬉しかったね。さてと明日には帰還予定でありまする。

週刊「猫並日記」2014 (11.3〜11.8)

2014年11月3日(月)
10時半起床。今日は文化の日。明治期には天皇誕生を祝う天長節、昭和の初めは明治節、戦後に文化の日となった、などと今朝の朝日「天声人語」に。1946年に日本国憲法が公布された日でもあって、施行された翌年5月3日が憲法記念日であるから、文化の日と憲法記念日と日本国憲法にまつわる両日を国の祝日にしているわけで、日本国としてもこの憲法にどんだけ気合いを入れたか、ということをですね、そして戦後日本はですね、この憲法のもと、なんだかんだありながら、まずまず上手いこと国際社会において、ですね、立ち振る舞ってきたかということをですね、そこらへんのところ、をですね、ちょっと君の口調をまねてみましたが、日本国内閣総理大臣閣下におかれましては、ちっとは考えてね、と思う小春レレ日和の11月3日▶しかし、「科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた人を対象とする」紫綬褒章受章者として、サザン桑田、高畑淳子とかあったが、どんなメンバーで何を基準に受賞者を選んでいるのだろうか。「文化功労者選考分科会」というのがあるらしいが、こういう叙勲はあまり知名度がなくて、地道に日本の芸術文化分野で貢献した市井の人にあげて欲しいと思う。いっぱいいると思うけどなあ。前にテレビで見た、伝統的な技法を踏襲しながら親子で細々とやってる刃物職人(しかし、製品はワールドワイドで評価されてる)とか、郷土の機織りを昔ながらの技法でコツコツと続けているおばあちゃんとか、障害者をアーティストに育てる試みをやっている施設(平塚「工房絵」)長とか(ね、茶利さん)、あと、ウクレレ普及に尽力しているどこぞのポロリンコ伝道師とかさ(それはないけど。笑)。ハンバーグ、野菜サラダ、モヤシ汁、(なぜか)塩鮭(ハンバーグと塩鮭の取り合わせが不思議。鮭は、当然しょっぱいヤツね)。

写真は近隣柿畑の柿<まんだらの柿見て信心深くなる>という父の句を添えて。同心円状構図が特徴の「まんだら」っぽく撮ってみた。

2014年11月6日(水)
昨夜は水曜夜間クラスでポロリンコ♪ 夜7時半から2時間のレッスン時間、いつも時間いっぱいまでやって、慌てて教室を出ることになる。守衛のおじさんに急き立てられるようにね。教室として使用している学習センターは午後9時半でクローズするのだが、これがもう半端なくきっかり閉まるんだ。一度、ぐずぐずしていて門が閉まり、自転車を担いでブロック塀の外に出して「脱出」したことがある。カラオケ屋みたいに延長ができればいいんだけど、そうはいかない公共施設であります▶ところで、先月の「センター祭り」ステージ、ようやくビデオ編集が終わった。凝らないつもりだったが、ちょっと凝ってしまって時間がかかった。♩ちょいと編集のつもりで始め〜 いつの間にやら凝り出した〜 気がつきゃ夜明けまでパソコン操作〜 これじゃ六十肩も凝り凝りだ〜 わかっちゃいるけど凝り性さ〜(マジにマウスを操作する右肩、凝ってます)。動画編集は相当スペックが高いパソコンじゃないと、とにかく時間がかかる。動画を読み込んでいるときは操作も重くなるし、他のことができないし。でも、楽しみにしている生徒さんも多いのでがんばりました▶ただ、撮影は生徒さんに依頼し、その生徒さんも出演したので、カメラは観客席据え置き、ステージ端にいた生徒さんは切れてしまって、最初から最後まで映っていなかったり。後列のメンバーも小さくしか写ってないのね。だから、思案して、ステージ動画に加え、あまり映っていない生徒さんのために写真のスライドショー(動画編集よりスライドショーの方が時間がかかった)をおまけに付けたりしたから。何と生徒さんのことを気遣うセンセーでありましょう。これから、参加してくれた生徒のみなさんに数十枚のDVDを焼かなければいかない。これがまた大変です。あの黒い長火鉢みたいな6コア、デュアルGPUのMac Pro、欲すい。月曜日は白身魚フライ、野菜サラダ、火曜日はたらこスパゲッティ、昨夜は鍋焼きうどん。

写真は高感度で撮ったから粒子が粗いけど、近所の坂上に咲く十月桜と月。黄昏散歩の後、一昨日、11月4日撮影。巷で話題だった171年ぶりの2度目の「後の十三夜」の前日の撮影ということになる。いや、全然知らなかったんです、「ミラクル・ムーン」。たまたま撮ったこれは、だから十二夜の月(写真では満月に見えるけど)。ちょっとしたすれ違いで「ツキを逃す」ぼくの人生らしいことでありました。

2014年11月7日(金)
E天気、小春レレ日和。起き抜けから各方面へメール連絡しつつ、「積層化」してきた机上整理しつつ、FBチェックしつつ、「祭りステージDVD」のコピーを焼きまくっております。ぼくは「しつつ」状態が好きです。「ながら」状態も好きです。テレビを見ながら飯を食う、ポテチを食べながら本を読む、音楽を聞きながら散歩する、ラジオを聞きながら絵を描く、新聞を見ながらトイレする、等々。テレビを見ながらウクレレを弾くことも毎夜のことです。左脳はテレビに、右脳はウクレレに、これがいいんですね。練習時間がなかなか取れないという生徒さんにこの練習方法を勧めたりしてます。ウクレレを弾きながら散歩する、っていうのをやってみたいんですが、さすがにそれは注目を浴びてしまうのでやったことはありませんが。高菜炒飯&中華スープ。

<生涯を足らぬ三寸烏瓜>というのは母の句。自分で撮った烏瓜の写真がないので、どこぞにないかと思っていたところ、素敵な烏瓜の写真がありました。FBフレンドにして最強のカメラ女子、ケイさんの作品(使用許可は得ております)。「足らぬ三寸」の生涯、誰の生涯もかくもあらん、と思います。ぼくの生涯を総括するのはまだ早いですが、ちょっと「金が足らん」生涯で終わることと思います。

2014年11月8日(土)
今日はぐっと冷えるね、関東地方。♩旧式パソコンのドライブで DVDを焼いたの/一日中かかって いっしょうけんめい焼いたの/でもへたりかけてるドライブだから/4倍速で精いっぱいなの/時間がかかってしょうがないの〜*この元歌がわかる人は、たぶん50過ぎのフォーク好き祭りDVD編集が終わったところで、参加してくれた生徒さんのためにDVDコピーをやったのだけど、ぼくの外付けドライブは年期が入ってるものなので、高速でやるとエラーになるんだね。音源を焼いたりコピーしたりする分にはさして時間はかからないが、映像は時間がかかってしょうがない。昨日は40枚くらい焼いて丸一日かかったです。でもね、あのステージはぼくにとってもすごく楽しかったステージだったから、参加してくれた生徒さんたちへの感謝の気持ちとして、これくらい何でもないです(なんとまあ、良かセンセーったい)。YouTubeアップは生徒さんたちへ「顔出し了解」を取らねばならないのでまだですが、音源のサワリを(言っておきますが、多くのみなさんがまだウクレレ初心者ですからね)。アジの干物、大根と豚肉角煮、豆腐とワカメのお汁。

週刊「猫並日記」2014 (10.27〜11.2)

2014年10月27日(月)
昨日はウクレレ初心者対象の日曜午前クラスをオープン、10人ほどのレレに興味を持たれた善男善女をお相手にポロリンコの手ほどきを。ツカミはオッケーという感じか。続く午後の部は6月終わりに開講した初級者クラスでポロリンコ♪ こちらのクラスもまだ脱落者はいないが、グループレッスンの思うようにいかないところ、どんどん上達している生徒さんとあまり進歩が見られない生徒さんのテクニック差が目立ってきた。日々の練習量の差に負うところが大きいが、年齢によるところもある。やはり若い人は飲み込みも早いわけで。でも、これは想定内。いずれ、午前と午後でメニューを変え、クラスの再編成を行い、それぞれの生徒さんにとって楽しんでもらえるようにするつもり。なかなかしたたかな教室運営をしている山下伝道師であります。しかし、ウクレレをやってみたい人はけっこう多いんだね。小さくておもちゃみたいな楽器だから、簡単そうに見えることもその要因のひとつだろうけど、昨日の教室で「ウクレレは簡単そうに見えますが、始めてみるとけっこう難しいかもしれません。例えば、「可愛くて穏やかで従順そうな女の子と付き合ってみれば、これがなかなか落ちない。けっこう思い通りにはならないみたいな、ウクレレはそんな感じ」と言ったら、男性生徒さんはニヤニヤしたが、おばさまたちにはしらっとされた。ときとして口が滑ることがぼくの短所であります。政治家にはなれないね。一昨夜は親子丼、昨夜はカツカレー、野菜サラダ

写真は前回母見舞いミッションで撮ったアサギマダラ。渡り蝶として知られてるね(ぼくは知らんかったけど)。母がいる病院の中庭にバラ園があるのだけど、そこにちょうど訪問してきたところ。看護師さんから聞いて撮影に及んだ。さすがに日本から台湾、香港あたりまで渡るという蝶ということで、庭園内をまあ元気よく飛ぶこと。妙にひとなつっこい蝶で、ぼくが撮影しているとヒラヒラと寄ってくるんだね。肩の上に停まったり。蝶に親近感を覚えたのは初めてだな。元気が良すぎて、あまりひとところに留まっていないから撮影はちょいと苦労した。でも何枚かはグッドショットが撮れたかな。写真1234567891011

2014年10月29日(水)
<秋冷の郵便受けに何もなし>というのは父の句。以前にもこの句を紹介したことがあったが、秋が深まり肌寒さを感じるようになると、きまってこの句を思い出すようになった。深まりゆく秋の透徹さと重ねた「郵便受けに何もなし」という、老境の淋しさをきっぱりと受け入れる潔さみたいなものをこの句に感じる。この句を懐かしく思い出すのは、電話をしてきた母が、この句を声に出して詠んだことを覚えているからだ。自慢げに弾んだ声で「ええ句やろ? 父ちゃんの句よ」と母はぼくに言った。父も既に亡くなり、母の弾んだ声も、もう聞くことができなくなったが▶昨日はレレ教室午前・午後の部、ダブルヘッダー。始めて1年近くになろうかというのに、いまだ基本的なコードを押さえる指もおぼつかないという、なかなかお上手にならないのは「お達者世代」のおじさま、おばさまたち。故・赤瀬川原平さんの唱えた「老人力」はウクレレ習得にはあまり効果はないようだ。いや、上手にならなくても泰然としているところが老人力だろうか。ともあれ、どうしたらお達者世代を上手にするか、目下の課題。月曜日は外出の秘書がスーパー特売で買ってきたちらし寿司、昨夜はサンマ、ポテサラ、ナス・ピーマンの炒め物、キャベツ・豆腐の味噌汁。

写真は母のいる病院廊下窓から見える海、または病室のドアガラスに映り込む海。母が「シモのケア」にかかっているとき、ぼくは病室から出て、しばし廊下で待つことになる。夕日で光る海をぼうっと眺めながらね。

2014年10月30日(木)
10時起床。夏の間はとにかく飯食ったらすぐに眠くなってしまい、早めに寝るので、早めに起きる暮らしが続いていたが、秋の深まりとともに、最近は「本来夜型」の体質に戻りつつある。「早起きは三文の徳」と早寝早起きを奨励する人は多いが(それはそれで何かしらの「徳」はあるでしょう。でも、人それぞれ、「夜更かしの醍醐味」というのもある、というのがぼくのスタンス)▶で、ぼくの場合、本を読むのは基本的に眠る前に限られていて、夏場はベッドに入った途端、数ページも読まぬ内に睡魔に襲われ、なかなか本を読むことができないということがある。やっぱり、読書というのは大きな楽しみのひとつだよね。てなことで、最近は寝る前読書も復活。今、ダニエル・J・ロビンという認知心理学者・神経科学者(かつ、レコード・プロデューサーでもあったというキャリアの持ち主)の「音楽好きな脳」という本を主に読んでいて(ぼくは、複数の本をつまみ食いするように読むタイプです)、これがなかなか面白い▶「人はなぜ音楽に夢中になるのか」という副題を追ってのあくまで科学的な(認知心理学的立場での論考)言及をしているのだけど、音楽というのは、他の表現芸術(文学や絵画等)に比べ、それを受容する脳の部位、働きも不思議なことが多く、例えば脳に損傷を受けた指揮者の例が出てきて、彼は自分の過去の記憶も言葉もすべて失ってしまったが、音楽を聞く能力と最愛の妻の記憶だけは残ったという話があり、つまり音楽というのは「愛」というこれまた不可思議な感情を司る脳の部位に関連しているのかと思った。そもそも、ある特定のピッチやハーモニーやリズムを持った「音波」がなぜ人に気持ちよく響くのか、というのがあり、絶対音感の秘密や、ある曲のピッチやテンポやハーモニーさえも変えた「カバー曲」の原曲が、なぜほとんどの人にすぐわかるのかとか、音楽の不思議に科学的に迫ってるんですね▶「つべこべ言わずに、楽しければいいんじゃないの」と音楽をとらえる人も多いでしょうが、またそれも正論なのだろうけど、つべこべ言ってみるのも、また楽しからずや、であります。英語で「ミュージカルな人」なんて、人のパーソナリティを形容する場合があるが(例えば、アフリカ系の人は「ミュージカルな人」が多いような)、それはやっぱり脳の仕組みなんでしょう。音楽的な脳の持ち主がすべて、リベラルで平和主義者というわけではないが(著者は人の「好戦的」な部分を刺激するワーグナーが大嫌い)、政治家というのはとことんミュージカルじゃないよね(それは政治家の武器は言葉であって、脳の言語野は音楽を楽しむ部位とは関係ないらしいとか)▶ぼくは音楽はもちろん好きだけど、つべこべ言ったりするのも好きなので、ぼくみたいな脳のタイプを「ウクレレ脳」と言ってもいいかも、と思った。昨夜は水曜夜教室の「ライブ指南」に。紹介した本にはあまり脳とリズムの関係には触れてなく、そこがちょいと残念なのだけど、やっぱり音楽(ぼくなんかが志向する音楽)において一番大事なのはリズムだよなあ、とあらためて。あとは歌。リズムと歌心、それをセンスという調味料を振りかけて良い音楽は生まれると思う。へっぽこのぼくなんかが、エラソウに言うのもなんだけど、どの要素も教えるのは難しいです。焼きうどん。

写真は前回「ミッション」時、病院そばの海を散歩がてらずっと歩いて行って見つけた「海が見える墓地」。うん、墓に入るのならこういうところがいいな。でも、ぼくは墓地には入らないつもり。できれば海に散骨して欲しいとは思っている。この海でもいいな。夕日が沈む響灘。

2014年10月31日(金)
今日は10月最終日、ハロウィンでありますね。<十三夜仮面一つを借りにゆく>というのは母の句だけど、<万聖節仮面一つを借りにゆく>にしてもいいかも(正しくは万聖節前夜がハロウィンだけど)。最近、日本ではコスプレ的仮装をして、街に繰り出し、非日常的仮想(仮装)空間を楽しむ日として定着してきたみたいだね。日本人は、例えばハロウィンみたいな欧米の宗教的祭日を換骨奪胎して、単なる仮装イベントとしてしまうのはいかがなものかという批判もあるけど、いいじゃないの楽しければとぼくは思います。実際、アメリカとかでもハロウィンの宗教的バックグラウンドなんて気にせず、仮装したり、子どもたちは近所を回ってお菓子をもらったりして楽しむ風習になってるわけで。仮装というのは機会あれば、やってみると楽しいもんです。若者だけでなく、高齢者施設なんかでもやると楽しいかも。リアルで迫力のある「魔女」候補がたくさんいると思うし、本来の死者の霊が訪ねてくる日と考えれば、先立ったご亭主やご両親に会えるかもしれないし。鶏のつみれ鍋。

写真は(前にもアップしたと思うが)、80年代半ば、アメリカにいたときに当時の友人たちとやったハロウィン仮装とハロウィンにも使えるアートスクールでの「ウェアラブル・アート」の発表現場。若者たちがこういうのやりたがるのはわかる。あの頃、ぼくも若かった。ドラキュラに扮しているぼくの隣が猫に扮している秘書/30代前半かな。こんな感じで顔を塗ったのは後にも先にもこのときだけ/「ウェアラブルアート」作品タイトルは「ギフト」。迷惑な贈り物だよねえ。

2014年11月1日(土)
10時ごろ起床。「クラゲの傘」で終わった8月(<八月は水母の傘で終わりけり>という母の句から、あまり生産的でなかった月を「クラゲの傘の月」とした)が過ぎ、やや生産的にシフトした9月も過ぎ、そこそこ忙しかった10月も終わり、あれよあれよと11月となったここ数日、「忙中閑有り」というほど忙しかったわけではないが、猫並みにだらだらと過ごしております。ちゃんちゃんとやるべきこと(比較的長期的なビジョンにおいて)を、こういうときにちゃんちゃんとするような性格であれば、もう少しいっぱしの人間になっていたかとも思わないことはないけれど、スウィフトの言葉で「朝寝をする人間で、いっぱしの人間になった者など一人もいない」というのがあり、そうか、それじゃあオレはいつまでたってもいっぱしの人間にはなれないな、ふんだ、なれなくていいもん、と思うのでした。とは言いつつも、さてさて。チキン・フリッター(秘書が作る食事はやたら鶏多し。昨夜、ちらっと不平を言ったが、無視された)、水菜とトマトのサラダ、豆腐とワカメの味噌汁。

写真は前回ミッション時に撮ったローズガーデン@病院のバラ(Cマウントレンズ使用)。♪バラが咲いた〜バラが咲いた〜秋にもバラは咲く〜。3コード12小節ブルース進行の入門編として、「My Baby Baby Bala Bala」という60年代のヒット曲をレレ教室用に譜面に起こしちう。写真

2014年11月2日(日)
よう寝た。10時半起床。着実に夜型の「本来の自分」を取り戻しつつある。やはり人は本来の自分ですくっと立つべきだ。いや、すくっと立たなくてもいいが、「ああ、すいませんね、これがぼくの本来の姿なんです。こんなもんです、この程度です」と自然体で微笑もうじゃないか。若い内はこれがなかなか出来ないんだね。年を取ると、だんだん横着になってきて良くも悪くも自然体になっていく。その方が楽だから。これも故・赤瀬川原平さんの唱えた「老人力」のひとつかと。ものぐさなのもぼくの「本来の自分」だが、ここ数日、毎日、FBアップしてるでしょう? 他にやるべきこともなくはないけれど、なんだか「本来の」ものぐさ体質が自分の中で幅を利かしている昨今なのでした。ああ、ハワイに行きてーなあ。ハワイに行ってとことん自堕落に太陽を浴びてお昼寝したいなあ。ハワイにはなかなか行けないから、散歩でも行ってくるかな。チゲ鍋。

写真は前回ミッション時に撮った病院そばの「海に続く径」。今までは気がつかなかったけれど、この径、頭上を見ればクモの巣窟になっていた。クモの家族か。しかし、よく見れば食いちぎられて足だけ残っているのもある。共食いか。色々と事情はあるだろうが、クモの世界も厳しいと思われ。写真

週刊「猫並日記」2014 (10.20〜10.25)

2014年10月20日(月)
北九州空港なう。今月の母見舞いミッション、無事終了。母は別れ際、ぼくに頭を下げて「ありがとうございます」と言って、手を合わせたので、ぼくも母に向かって合掌したのでした。また、来月、それまで元気でいておくれ。さてと、帰路は空路でひとっ飛び。

2014年10月21日(火)
四泊五日の母見舞いの10月ミッション、連日穏やかな秋晴れの天候にも恵まれ、無事終了、昨日夕刻にこちらに帰還。母は相変わらず出される食事はほとんど食べず、点滴も外れない状態だが、内科的な疾患は特になく、健康面の「底値安定」が続いているようだ。前回見舞いまでは少しでも多く食べるよう声かけしたが、母は食べないと決めれば頑として食べないので、無理やり食べさせることはもう止めた。仮にぼくが母の立場で、食べたくもないのに、周りから、やれ食べろ、それ食べろと言われたら、まあ、嫌だろうなと。ただ、これだけは全部飲んで欲しいと言っている、高カロリーの栄養ドリンクだけは飲んでくれている▶身体の具合を尋ねると「良うない」と答えるのも相変わらず。皮膚疥癬が手や胸元にあって、始終「痒い、痒い」と言うのが可哀相だが、医者からは完治は難しいと言われている(強い薬を使えば治る可能性はあるが、高齢老人にはそういう薬は不適切とのこと)ので、症状をいくぶん抑える軟膏を塗る程度。また、足首の硬化が進み、起立は支えがあっても難しく、ほぼ寝たきりの生活が改善されることは難しいだろう▶ただ、メンタルの部分では、日によって差があるものの(躁鬱っぽい感じ)、全体的にアッパーになってきた感じで、しゃべるときはよくしゃべるし、日記を書く量も増えてきた。「テレビを見たい」と看護師に言ったことがあったそうで、ずっと何に対しても興味が薄い感じだったので、それは改善と言えるだろう。ひと頃は、自分がいよいよ老いて何もできなくなることへの不安が大きくあったようだが、このところはだいぶ観念してきたのかもしれない。まだら惚けというのか、ときおり状況把握や会話の理解が困難になることはあるが▶母は良くも悪くも少女のような性格で、マイペースというのか、いくぶん協調性に欠けるようなところがあるが、どこか「天然系」の可愛らしさがあって、看護師さんたちからもまずまず愛されるようなところがあり、それは良いことだと思う。一人、母の俳句のファンでもあり、花が好きな看護師さんがいて、四季折々の花のイラストを紙片に描き、母への短いコメントを添え、母の日記に挟み込んであった。ありがたく思う▶毎日、色々な看護師さんたちと接し、会話できるのは病院や施設介護の利点だと思う。母を自宅に連れ帰り、自宅介護をするというのも以前、考えなくもなかったが、かつて舛添元厚労大臣が言った「介護はプロに、家族は愛情を」というのが、やはり今の介護の在り方のベストかもしれない。毎日、母のそばにいてやりたい気持ちもあるが、ときおりだからこそ「濃い逢瀬」が可能になるとも考える。そういう状況にあることを幸せだと思う▶また来月に「ミッション」を予定しているが、せいぜい、母がぼくを見た瞬間に、ぼくがいい感じで生きているように思われるように、自分の生活もちゃんとちゃんとしていこうと思っている。「愛は惜しみなく与う」ものでも、「愛は惜しみなく奪う」ものでもなく、相互に与え、もらうものだと思う。夫婦間でも親でも子でも。豚カツ、ポテサラ、ポーチドエッグと野菜の味噌汁。

マジメに書いちまった(笑)。写真は帰路の房総半島突端(たぶん)に落ちる夕日。機内から撮影。今回は安いチケットを購入したので行きも帰りも飛行機。行きも帰りも窓際の席を確保、1時間半の間、ずっと空や地上の景色を眺めていた。

2014年10月23日(木)
昨日は、学習センターで水曜レレ教室午前・午後クラスを各2時間パラピレポロリンコといたしまして、帰宅後しばらくしてセンターに再度行き、水曜夜間レレ教室の生徒さんたちのライブ指南をポロピレパラリンコと2時間、都合6時間におよぶレレ指導にいそしんだ。「ライブ指南」というのは、要請があってやったのだけど、生徒さんたちで作ったウクレレ・ユニットのライブ演奏にあたっての諸々指導でありまして、曲構成、パート割り、イントロの工夫、間奏のアイデア、コーラス、エンディングの決め方等のライブのための楽曲アレンジから、演奏中の目線の置き方、MCでの笑いの取り方(っていうのはやらなかったな)に至るまでの助言なんだけど、普段の教室メニューと違って、生徒さんたちの演奏を聞きながらのコーチ役という立場なので、これはこれで楽しいです▶あまりライブ経験のない生徒さんなどにはカウントの出し方なんかも助言したりする。カウントっていい加減にやるとテンポが他のメンバーに伝わらないし、一緒に演奏する意気も上がらない。で、曲によってカウント出しのトーンを変えたり、カッコよくやるにはどんな感じでやるのがいいかとか、けっこう難しいと思う。ま、一番大事なのはメンバー全員のグルーブ感。それぞれがひとつの曲のテンポやリズムにいい感じにノるってことなんだけど、アンサンブルっていうのは共同作業だよなあ、と思う。音楽における団体競技というのか、だからぼくの立場は運動部監督とかコーチに似てるなと思う。ブラバンなんかが体育会系の練習をするというのはわかるね。ぼくは体育会系というのは無縁の人生だったけど▶そして今日は、ロサンゼルスにいる兄夫婦にスカイプを使って、母の状況報告。海外にいる人間に互いの顔を見ながら話ができるわけで(しかもただで)、いまさらながら便利な世の中になったもんじゃいと思った。午後は「ミッション」から帰還後、すぐに取りかかったイラスト仕事をさきほど完成、〆切りにセーフ。今月は諸々忙しくなりそうだと思っていた10月も終わりに近づいたが、ぼくにしては比較的要領良くやるべきことを片づけていっている感じ。これもレレの神様のご加護か。アーメン、ポロリンコ♪ 麻婆茄子/鶏鍋/カレーライス

写真は今回帰省時、病院そばのいつもの海辺で自分撮り。セルフタイマーをセットして浜辺を小走り、ポーズを決めると。誰かに見られていたらちょっと恥ずかしいけれど、♪今はもう秋〜、誰もいない海〜 写真

2014年10月24日(金)
連日晴天の「ミッション」から帰った途端、天気は崩れ、今日は秋晴れが広がっているが、ぐっと秋は深まり肌寒くなった。<秋深き隣は何をする人ぞという芭蕉の句があるが、それをもじった<おぼろ月わたしは何をする人ぞ>という母の句があった。<秋深し母の冬物用意せり>というのは前回「ミッション」でのぼくの仕事のひとつ。もっとも病院内は常に20度前後に保たれていて、病院内に四季はない。四季のない老人の介護病棟に一日いると気持ちが黄昏てくる。老人たちの多くは自分の意志で「生きている」のではなく、世話になりながら「生かされている」わけで、そういう人たちが醸し出す雰囲気というのが身体にこびりつき、やるせない気持ちになってくるんだね。母にしても然り。しかし、それは仕方がないこと。老境に向かえば、多くの「仕方がないこと」に人は直面するわけで、それを受け入れていくしかないよなあと思う。死はままならない。高齢の親が最後に子どもに伝えることはそういう死生観なのだろうね。てなことをぼんやり考えつつ、さてさて。

前回帰省時の母の写真をいくつか。母はほとんど笑わないんだ。昔はニコニコしている人だったんだけど。介護病棟でのリハビリメニューのひとつ、塗り絵。楽しいのかどうなのかよくわからないが、けっこうまじめに取り組んでいた/さて次はどの色にしようかと考え中/目はいいんだよね。色鉛筆を持つ手もまだしっかりしているし/一日の大半はベッドで寝ているので、パンク風な髪形になるんだね/鏡の中の自分を見て何を思うのか。

2014年10月25日(土)
今朝は9時起床。熱めのシャワーを浴び、タバコを立て続けに2本&コーヒーの朝食(わはは、ヒロさん)をとって、午前中にウクレレ・スカイプレッスン。スカイプでのレッスンはまだひとりしか生徒さんはいないけれど、お互い部屋にいながらレッスンができるし、時間帯もお互いの都合で調整できるのででいろいろと便利。でも、少しのタイムラグがあるので一緒に演奏はできない。そこんとこがイマイチ。個人レッスンになるので、アンサンブルの楽しみも得られないのでそこもイマイチ。でも、手っ取り早く上達しようと思えばなにかと便利な方法ではあると思う。FBフレンドにも「伝道活動」を広めたい所存なので、ご要望あれば▶明日は日曜クラスにあらたな初心者クラスを別の時間帯でオープンする。お陰様で10人くらいの初心者生徒さんが集まる見込み。ウクレレを教え始めた最初の頃は初心者さんを教えるのはなかなか難しく感じたが、最近はだいぶ慣れてきた。要はていねいにゆっくりやること。自分が簡単にできるからって、初心者さんはそうはいかない。初心者さんの立場に立って(これが難しいけど)、教えるのがポイントかな。今まで、「難しすぎて続けられない」と言われて教室を辞めてしまった生徒さんもたくさんいるわけで、なんとかそれなりにポロポロと弾けるようになるまで、そして後は自分で練習して上手になっていくための基礎的なテクニックまでは伝授したいと考えている▶なんだかんだと生徒さんも増え、教室のスケジュールも増え、イラスト不況の少しの足しになればと思って始めたウクレレ教室だが、もはやこれが本職に近くなってきた感じ。教えていて楽しいし、生徒さんが上手くなっていくのは嬉しいし、つい4,5年前は、ウクレレを教えてそこそこの生業にするなんて考えもしなかった。まあ、ふと冷静に収支を考えると大して儲かってはいないけどね。まあ、本腰入れて「ビジネス」にしないからやってて楽しいのだとも思うので、それでいいんだ。てなわけで、日々ポロリンコ♪の生活、という近況。鯛の煮付け、大根と鶏つみれの煮物、イカの天ぷら、おから、茎ワカメの佃煮、煮豆、彦島味噌(ぼくの生地の味噌、今回買ってきた。やっぱり子どもの時から慣れ親しんだ味はいいよね)の味噌汁。

写真は前回、仏頂面の母の写真をアップしたので、少し微笑んでいるものを。カメラを向けて「母ちゃん、笑ってえや」と言うと、とりあえずリクエストに応えてくれたりもするんだ。<六月や笑えと云われ笑うなり>という母の句があった。カメラを向けられるのは好きではない母。「撮らんでぇ」と言っている/これを撮った日は多少気分が良かった感じ。「その顔がええ。他の人にもそんな顔をせんにゃ」とぼくは言った。