2014年4月30日水曜日

週刊「猫並日記」2014 (4.21~4.25)

2014年04月21日(月)
駐車場の片隅に吉家は立っていた▶「おい、待たせるじゃねえか。ブツは持ってきたか」▶吉家は押し殺したような声で言った▶「ああ、持ってきたさ。金の用意はしてあるんだろうな」▶俺はブツを入れたトランクを吉家の目の前で掲げてみせた▶以上のような文章があるとしますね、で、この場面をイラストにしろと▶でも、これではなかなか描くのは難しい▶細かな描写に欠け、ビジュアルな要素に乏しいからね▶例えば、この文章が、以下のようだとします▶薄暗い地下駐車場の片隅に吉家は立っていた▶俺のフェラーリのヘッドライトが吉家のスキンヘッドを照らす▶俺はヘッドライトをつけたまま車から下り、ライトを背中に吉家に近づいていった▶「おい、待たせるじゃねえか。ブツは持ってきたか▶吉家は眩しそうに眼を細めながら、押し殺したような声で言った▶彼は50代後半の男だが、日ごろ散歩や自転車で鍛えているせいか、がっしりとした筋肉質な体躯が年齢よりも彼を若々しく見せている▶「ああ、持ってきたさ。金の用意はしてあるんだろうな」▶俺はブツを入れたジュラルミンのトランクを吉家の目の前で掲げてみせた▶これだったら、スキンヘッドで50代後半、がっしりした体躯の「吉家」(ヒロさん友情出演)を想像で描くことができるし、暗い地下駐車場の中で、車(フェラーリという具体的な車種)のライトを浴びて妖しい光沢を放つトランクを描くこともできる。なんとなく犯罪の匂いのする描写ができそうだということだね▶小説挿し絵を描く場合、いつもこういう描写があるとありがたいのだが、会話が主体でビジュアルな要素が見つけにくいときもある。明日締め切りの小説挿し絵がそうで、今回は苦労した。一読して「さて、何を描いたら良いか、さっぱり手がかりがない」という出発点の場合(面白くないというのではなくて、あくまでビジュアルな要素に乏しいということなんだけど)、なんとかイメージをでっち上げても大体上手くいかない▶締め切りは迫るし、上手く描けないし、描けば描くほどドツボにハマっていくという経験は過去何度もしたけど、今回もそんな感じだった。結局、ここ数日3回描き直して、ようやくなんとかそれなりには描き上げて締め切りにも間に合った。こんな経験、ホント嫌なもんだよ。自分の才能のなさと孤立無援をひしひしと感じるね。イラストに合わせて小説を書いてくれたらいいんだけけど。やれやれ▶今夜はサンマの蒲焼き丼、ゴボウのマヨ和え、カンピョウと人参、油揚の煮付け、昨夜はチキンライス、一昨夜はハンバーグ、その前の夜はハヤシライス、その前の前の夜はめざし、豆腐とシメジ、サヤエンドウのチャンプルー、魚肉天ぷら、刺し身コンニャク酢みそ和え、油揚とワカメの味噌汁。

写真は去年だったか、これをブルーベリーの花としてアップし、シッタカブーリでコッパズカシーイ思いをしたのだった。これはドウダンツツジ。Wikiによると<「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの>なんだと。漢字で書くと「灯台躑躅」、「満天星」とも。前回、アップしたムスカリは青紫のちょうちんブルマーだったけど、これは清楚な白いちょうちんブルマー。3枚目の写真は左右シンメトリーにしてさらに上下反転した。森の集会、また色々いるね。とりあえず、中央に葉っぱのお皿のカッパ。

2014年04月23日(水)
ぼくはガッコウ講師時代からそうでしたが、その日の授業内容(レッスンネタ)を直前になって思いつくというタイプで、ネタは事前に用意しているんだけど、それより良さそうなネタを急に思いつくんですね。前日の深夜とかに。それで、まあいいか、思いついたネタは次回に回して、とはならない。どうしてもやりたくなる、私、がまんができないんですぅ、こらえ性がないというか▶で、一昨夜、急に国民唱歌「おぼろ月夜」をCmaj7、Em7とかAm7、Gdimとかいったちょっとジャジーなコード(ウクレレでは押さえるのは簡単なんだ)を使ってやってみるというのを思いついて、譜面作りを始めたんだけど、これが思ったより難しくて、結局明け方までやっちまった▶初級者のみなさんにはずっと3コードの曲ばかりだったので、ちょっとニュアンスのあるセブンス系、ディミニッシュ系のコードも楽しんでもらいたい(しかも簡単に弾ける)というのと、「おぼろ月夜」はある意味「季節ネタ」なので、早めにやっておきたいというのがあってね▶てなわけで、昨日は午前中からレレ教室のダブルヘッダーがあったんだけど、3時間くらいしか寝ずに(7時半に生徒さんから欠席の連絡電話が入るし)、いつものようにテンション高目のレッスンをほとんどブレイクもなく、2時間2コマ。さすがに疲れて、昨日はレレ教室から帰宅後「夕方寝」をして、夜も早々に寝ちまった▶比較的最近、参加を始めた(ぼくの昼間クラスでは少数派の若い)女の子がいてね。ウクレレを貸してたのだけど、マーチンのソプラノをこの度、めでたく購入、嬉しいね。で、やっぱしマーチンはいいなあ、と。また欲しい欲しい病が。この際、誰かくれ! 一昨夜はひき肉、インゲン、ネギの炒め物、春巻き、豆腐と卵のスープ、冷や奴。昨夜はチゲ鍋

写真は散歩ロード脇の畑に植えられていたシバザクラ。紫のシバザクラのフィールドの中央に一輪の黄色いタンポポが咲いていて眼を奪われた。紫と黄色は補色関係だね。タンポポは偶然にシバザクラの中央に咲いたと思われる。これぞアートユビキタス。

2014年04月25日(金)
<菜の花の黄に融けてゆく夫婦かな>というのは父の句。在りし日、父と母は菜の花が咲く野辺を共に歩いたのではないだろうか。菜の花に似あう夫婦というのは老夫婦のように思う。菜の花の黄色は春の空に融けてゆく色。今日は良い天気だね。一昨夜は豚肉生姜焼き、キャベツ炒め、ワカメと豆腐の味噌汁、昨夜はカレーライス、ポテトサラダ

写真は散歩ロード川沿いの土手に咲く菜の花。土手に咲くようなのは菜の花ではなく、セイヨウカラシナだというが、スモモもモモもモモの内、ナノハナもセイヨウカラシナもダイコンノハナもナノハナの内、ということにしておこう。タカノハナは相撲取り。

2014年04月26日(土)
ウクレレ教室の生徒さんで、なかなかレッスン日に時間が取れないという方がぱらぱらとおりましての。そんな生徒さんのために、巷で噂の「すかいぷ」やらいうものを使ってレッスンができんもんかと、かねてから懸案していたんぢゃが、今日のさきほど、初の「すかいぷレッスン」とやらをやってみたんぢゃ。まんずまんず、上手くいったぞい▶お相手はまだ若いお母さん、小さいお子さんがいるのでなかなか手が放せないんだね。ぼくのウクレレ教室でウクレレを始めたのが去年の冬ごろ、なかなか上達も早く、すっかりウクレレの魅力にハマっていただいたのだが、前述のように、なかなかレッスン日に来ることができない。そこで、スカイプ・レッスンを提案したのだけど、ご本人はパソコン関係はあまり詳しくていらっしゃらない。「スカイプ? それは何? 食べられるんですか(とは言わなかったけど)」という感じだったんだね▶せっかくレッスンを始めても、何度か休みが続くと、特に初心者さんの場合、ステップ・バイ・ステップでやってるから、久しぶりに教室に顔を出すと他の生徒さんが上達していて、「ついていけない」という感じになる。ぼくはそういう生徒さんにも気を遣って、復習をしたりするんだけど、今度はもっと進みたい生徒さんにとってはちょっと無駄な時間になるんだね。その辺、グループ・レッスンの難しいところ▶それで辞めてしまう生徒さんもぱらぱらといて、ぼくとしてはなんだか悔しいわけです。「ついていけないので、他の人に迷惑がかかるから辞めます」というのが一番辛い。個人レッスンをどこかスペースを借りてやるとなると、レッスン料をある程度いただかないと、ぼくもボランティアになっちゃうし、高いレッスン料を取るのは忍びないし▶そんなわけで、教室に参加している生徒さんのフォローアップが主な目的で、スカイプレッスンをやろうと思い立ったわけ。何と言っても通話料はタダだし。ただ、ぼくのパソコンにはウェブカメラがついてなかったので、新事業にあたって、ウェブカメラ購入の投資をしてね(でも、ぼくが買ったのは1000円ちょいのしかもマイク付き。そういうので十分なんだ、やっすいもんだね)▶で、スカイプのアカウントがある友人とちょっと試してみて、うん、イケると準備万端整ったところで、生徒さんたちにも提案したのだけど、ほとんどの方(特に昼間のリタイア世代クラス)がスカイプについては知識もなく、説明してもどんどん遠く見る目つきをされるので、これは無理かなとスカイプ・レッスン案は実行されずにいたんだ▶で、今日スカイプ・レッスンをやった生徒さんはたまたまダンナさんがスカイプで英会話レッスンを受けていて、本人は詳しくなくてもダンナからやり方を教えてもらえるということで、本日、めでたく初スカイプ・レッスンをやったというわけです▶部屋と部屋を繋ぐテレビ電話だから、ぼくの普段は取り散らかったり部屋をちょっと掃除して待機。教室で何度も会っている生徒さんだけど、カメラでお部屋にお邪魔するわけで、まだ若いお母さんだから妙に緊張してね。でも、繋がったらダンナさんも側にいらっしゃって、「ああ、こんにちは!」って感じで、妙な緊張はすぐにほどけましたけど。お子さんもそばにいてお母さんも安心というわけ▶あらかじめ、メールで送付、プリントアウトしていただいていた譜面を準備、レッスンスタート。ぼくの方でときおりノイズが入ったけど、そんなに気になるほどではない。ただ、スカイプはどうしてもタイムラグが生じるので、同時に演奏は難しい感じだね。スカイプでバンドセッションとかも考えたけど、それはちょっと無理っぽい▶そこが残念だけど、コードを押さえた指元なんかをカメラで大きく映してあげることもできるし、お互いパソコンに向き合っているので、ウクレレに関するお役立ち情報もリアルタイムでウェブで紹介できるし、リアルレッスンより利点があるところもある。なんと言っても自宅にいながらにしてレッスンができるだから、便利だよね。知ってはいてもなかなかやる機会のなかった「近未来体験」というのか。なんだかんだと小一時間のレッスン、まずまず上手くいって、けっこう楽しかったよ。チキンフリッター、レタス、トマト、人参のサラダ、厚揚げとピーマンの煮付け、もずく酢。

写真はやや朽ちかけたピンクのバラ。年の頃なら40代半ば、このあたりの女性とお付き合いしたい(言うだけはタダ)。

2014年4月23日水曜日

週刊「猫並日記」2014 (4.14~4.17)

2014年04月14日(月)
昨日は荒木町「ゆうむ」でポロリンコ♪ なんだか前夜眠れず(「粗雑」な寝る子としては久々に)、早起き鳥が鳴くまでなんだかんだと考え事し、3時間程の睡眠で新宿方面レレ教室に向かうも、初心者さんとレギュラーメンバーとのダブルヘッダーで4,5時間、熱いレッスンを繰り広げたので、さすがに疲れておったが、帰路、恒例「フォークデー」を見学(疲れていて歌う気力が失せていたので)するつもりで、パラダイス本舗に立ち寄り、みなさんの演奏を楽しく拝聴しつつ、「え? 山下さん今夜はやらないの?」と言われ、「いや、ちょっと疲れてるし、ネタも準備してないし」といったんはお断りしたものの、酔いも手伝ってちょこっとポロリンコ♪をしてしまい、おまけに「居残りセッション」も盛り上がり、結局さんざん、♪飲んでさわ〜い〜で〜、したのだった▶深夜に最寄り駅に降り立ち、無性にアイスが食いたくなり、駅前コンビニで「ガリガリ君 シチュー味」というのを購入(コーンも入っていて、なかなか、んまかった)、夜目ながら、いいおっさんがガリガリ君をガリガリ齧りながら帰宅後、夕食の用意はあったが、無性にラーメンが食いたくなって、カップヌードルと一応、野菜サラダも食べて、食後に由美子さんからもらったレーズン・ウィッチというお菓子(「早めに食べてね」と言われてた)と生徒さんからいただいたカステラと桜餅(秘書から「早めに食べてね」と言われてた)を食べて(晩飯メニューの記載はやっているが、実のところぼくの摂取カロリーの半分は記載しないお菓子類)、満腹になった途端、猛烈な睡魔が襲ってきて、服着たまま、靴下穿いたまま、丸太のように寝たのでした。

写真はシャクナゲ。花はデーハでちょっとシャクに障るが、つぼみが色紙細工のようで可愛い/これは、Photoshopで左右対称合成をして遊んでみた。中央あたり、ちょっと不気味な赤目の猫が見えない? 偶然だけど/&昨夜のMe@パラ本(由美子さん撮影)

2014年04月16日(水)
<ごめんねと云えずペンペン草になる>というのは母の句。「ごめんね」と言えれば、わだかまっていたものがほろほろと崩れ、とげとげしていた気持ちも丸くなる。わかってるんだけど、「ごめんね」の一言が言えなくて、気持ちが宙ぶらりんになる。情けないような不甲斐ないようなぺんぺん草の気持ち。なんだかいじらしくて可愛い句だね▶レレ教室火曜夜間部でポロリンコ♪ ぼくが持っているクラスで一番レベルが高いクラスで、ウクレレのテクニックについてはぼくとさほど違わないから、他のウクレレ教室ではやらないだろう何か別のこと、例えば課題曲を取り上げるのなら、その曲の背景や、英語歌詞であれば発音や歌詞の意味なんかを解説したりする。良い歌はちゃんと伝承しなければいけないよなあ、と思ってるんだ。「音楽を語る」というのもぼくは好きだから。音楽って文化だからね▶そういう話やなんかもひっくるめてのぼくのウクレレ教室のカラーにしたいと、かように思っておるのね。正しい姿勢で音楽に向きあえば、テクニックなんてそんなに重要じゃないとも思う。良い音楽はテクニックじゃないし、テクニックで良い音楽は作れない、なんて思うのはいつまでたっても、ぼくがテクニック的にへっぽこだからという言い訳でした(ホントはすごく上手くなりたいんだけどね)。イカのリング揚げ、昆布,竹輪、人参の煮物、水菜の酢みそ和え、豆腐、竹輪、ワカメの味噌汁(以上、一昨夜)。チキンとブロッコリー、シメジの炒め物、豆腐とワカメの味噌汁、レタス、コールスローサラダ(以上、昨夜)。

写真は、ペンペン草(ナズナ)。ペンペン草の名前の由来は葉の形が三味線のバチに似てるから。いよー、ペンペン、だね。さて、ペンペン草になって寝ることにする。

2014年04月17日(木)
昨夜は水曜夜間レレ教室でポロリンコ♪ 老人ホームでのコンサートをやりませんかという話が舞い込んできたので、このクラスの生徒さんたちのユニット「ピンク・デ・ポロリンコ」と一緒にやろうかなと。で、昼間のクラスの課題曲にした「故郷」や「知床旅情」等の、じじばばさんたちも喜んでいただけそうな曲を選曲、ちょいと練習した。他には「ライオンは寝ている」とか3フィンガーのラグタイム系の曲とか。前はこのクラスで「ドック・オブ・ベイ」なんてやったし、いよいよ選曲も支離滅裂になってきた▶ぼくのウクレレ教室は他でもそうだけど、ビートルズから「知床旅情」まで守備範囲は広いです。でもね、ぼくの中ではビートルズも「知床旅情」も「ロック」なんだ。ぼくが好きな曲はみんな「ロック」(音楽の価値観としてね、わかるかなあ)。で、音楽の形態としてロックであっても嫌いな曲はたくさんある(いわゆるJポップ系ね)。それで、ウクレレと言えばハワイアンのハワイアン系は良い曲もあるんだけど、ロックを感じないんだね。だから、あまりやらない▶ま、そんなわけで、センセーのわがままカラーが色濃く出ている教室だけど、みなさん、ついてきてくれている。ありがたいこっちゃ。精進、精進。チキンライス。

写真は近所の花壇に咲いていたムスカリ。原産地は南西アジアあるいは地中海沿岸地方で、Wikiによると「名の由来はギリシャ語の moschos(ムスク)であり、麝香のことである。花は一見するとブドウの実のように見えることから、ブドウヒアシンスの別名を持つ」だと/花の一房が「ちょうちんブルマー」(若い人はわかるまい)みたいだね。ぼくが小学生くらいの頃は、体育の時間とか、女子はみんな、こんな感じの黒いちょうちんブルマーを穿いてた。ノスタルジックでファニーな感じであれはいいよ(男子はときめかないけど)。教育改革で女子にちょうちんブルマー、復活させたい。男子にも穿かせるか。

週刊「猫並日記」2014 (4.7~4.13)

2014年04月07日(月)
<あたたかい塒ありけり花の冷え>というのは母の句。塒は「寝座(ねぐら)」の意。今年の桜は花冷えのフィナーレとなった感じだな。高田渡の「生活の柄」ではないけれど、春とは言え、こうも寒くては♪浮浪者のままでは眠れない〜。たとえふかふかの花絨毯の上であっても。あたたかい塒(ねぐら)があるというのはけっこうなことであります。今日はその塒がある部屋から一歩も出ずにウクレレ・ネタやら作ったりして過ごした。ぼくは諸々無精ではあるけれど、出不精でもあります。基本的に家猫だね。炒飯,中華スープ

写真は、周りに桜の花びらを敷き詰めて幸せそうに咲くハナニラ

2014年04月08日(火)
落椿安堵の空のありにけり>というのは母の句。散る桜あり、落ちる椿あり、そして「安堵の空」があると▶今日も一日中、部屋に籠もってなんだかんだと諸々シゴト。今に始まったことではないが、探し物ばかりしてる。つい先ほど書き込みをした文書とかが、30分後に忽然と机上から消え去る。四次元ポケットがあちこちにあるぼくの部屋であります。牛スジと大根、ゴボウ、コンニャクの煮物、枝豆とゴボウ、ヒジキのマヨネーズ和え、モヤシ炒め、豆腐とワカメの味噌汁

写真は大輪の椿。まだ命あるもの、少し前に落ちたもの、落ちて朽ちたもの。(写真

2014年04月10日(木)
火曜、水曜とレレ教室昼間部・ダブルヘッダーでポロリンコ♪ 年齢層がそこそこ高いクラスなので、毎回、課題曲の選択に迷うのだけど、今回は「知床旅情」なんつうのをやってみた。ウクレレ用にアレンジして。これがね、意外とぼくのツボににハマった▶2番の歌詞、♪旅の情けか 酔うほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る 波の上 今宵こそきみを 抱きしめんと 岩陰に寄れば ピリカが笑う ーー北の岬の短い夏、月夜の海岸を恋人とさまよい歩いているわけだね、ほろ酔い加減で。で、急にムラムラっときて、岩陰かなんかに恋人を引っ張り込んで抱擁に及ぼうとしていると。ま、わざと明け透けに書いたわけだけど、そういうことだよね。こういうシチュエーションは男として生まれたからには、人生において3回くらいは体験しておきたいものだ▶ところで、「ピリカ」ってアイヌ語で「美しい」、とか「良い」とかの意味で、形容詞なんだね(一応、調べた)。だから「ピリカ(美しい)が笑う」って言葉的にちょっとおかしい。作詞・作曲者の森繁さんは「ピリカとは美しい娘のこと」と言っていたらしいが、「美しい娘」をアイヌ語で言うなら、美しい=ピリカ、娘=メノコで、ピリカメノコとなるということ。ま、歌詞だからちょっと変でも感じが伝わればいいんだけど▶ともあれ、どこぞのピリカメノコと月夜の海岸を歩いてみたいもんだ。いよいよ老いぼれるまでにもう一回くらいね。春の夜の妄想。一昨夜は刺し身の盛り合わせ、昨夜はホッケの塩焼き、細切りピーマンと竹輪の胡麻和え、コンニャクと牛蒡の炒め物、おろし大根納豆、煮豆、豆腐とワカメの味噌汁

写真はウチのすぐ前の家の源平桃。「ピリカモモ」も笑ってる。

2014年04月11日(金)
Eテレで、ダウン症候群の若者たちに、アトリエで絵を描かせている画家夫婦が紹介されていた▶焼きうどん食いながら見てたのだけど、じんわりときましたね。ガッコウ講師時代、生徒の中にダウンの子なんかもいて、とりわけN子ちゃんていう子と気が合った。というか、なぜか彼女がぼくのことを好きになったみたいでね。彼女には入学して最初の合宿の初対面のときにいきなりコクられたりした▶彼女が在学中の3年間の間に、それはたくさんの手紙をもらったよ。多くはノートの切れ端に書かれた手紙、わりと字が上手でね、しっかりとした楷書で、「セイジ、愛してる、今度デートしようね」なんて書いてあった。まあ、手紙をもらってもテキトーに受け流してたから、そのうち「セイジなんか大嫌い。絶交する!」なんて書いてあったけど。今でも彼女からの手紙は大きな封筒に入れて取っている。ぼくの宝物のひとつだね。番組を見ながら、その子のことを思い出して▶いや、よく知ってますよ、ああいう人たちがおもしろい絵を描くことは。ぼくもああいう若者たちに絵を描かせていた経験があるから。ただ、ぼくは彼らに絵を「教えようとした」のね。学校で絵を描かされて、ただの一度も「上手だね」と誉められたような経験がない生徒が多かったから、「上手に見える絵」を描くテクニックを教えようとしたんだ。基礎的なデッサンの方法とか。それで上手になって、少しでも自信が持てるようになればいいかな、と思って。でもそれは無駄だったな▶それに気付いて、ガッコウ講師時代の後半の美術の時間は自由に描かせて、ぼくは教室の隅でウクレレを弾いてた。で、好きに描かせると、ときどき、すごく面白い絵に出会うんだね。ぼくなんかには絶対描けない、勝負できない、面白い絵。でも、N子ちゃんは絵を描くことはあまり好きじゃなかった。美術のときはいつも居眠りしてたと思う。元気かな。焼きうどん

写真は、近所の公園のブランコ。このブランコの真上に桜の木があるんだね。

2014年04月13日(日)
やれやれ、こんな時間とあいなった。今日は終日ネタ作り。明日のレレ教室用のネタをいくつか思いついてね。ネタは他にたくさんあるのだけど、自分がやりたいことが優先だから、ぼくの教室はね。しかし、良い(と思える)ネタを思いつくのはいつも直前。そこんとこがいつまでたっても。一昨夜は鶏の唐揚げ、水菜、トマト、人参、スモークサーモンのサラダ、茎ワカメ、ワカメとシメジの味噌汁。昨夜はまぐろ漬け丼、フキと油揚げの煮物、ゴボウと人参の煮付け、卵焼き

画像は前回投稿のN子ちゃんからの手紙。こんな手紙をごっそりともらったよ/N子ちゃんはシャネル好きの芸能人ということなんだ。バレンタインのおかえしをチョコをあげる前にねだるところが芸能人/この手紙はくしゃくしゃの状態でいただいた。なんだか別れることになったようだ。黒く塗りつぶしているところには、当時、同僚だった女性講師の名前が書かれてあった。仕事上、話をせにゃならんのでね、N子ちゃん。

週刊「猫並日記」2014 (4.3 ~4.6)

2014年04月3日(木)
桜もウキウキわくわくと咲きそろったというのに、今日はまあ、冷たい雨がざんざか降って「花冷え」の一日でござるね。昨夜は水曜夜間レレ教室でポロリンコ♪ 生徒さんのひとりがカマカのテナー・ウクレレを買ったよ。たっかいんだよ。嬉しそうだったな。いいなあ、羨ましいなあ、でも、ぼくも嬉しいです、こうやって、どんどん周囲の人たちがウクレレの「奥の細道」、あるいは「底なしレレレ沼」にずぶずぶとハマっていくのを見届けることはね。一昨夜は豚カツ+コールスロー&ブロッコリー(ここんとこ、毎晩ブロッコリーがどさっと出るんですけど、ま、いいけど)。昨夜はスパゲティ・カルボナーラ&チーズとハムのブリトー(秘書、シゴトにつき、セブンイレブンで「買い弁」した)。

写真は一昨日撮った近所の枝垂れ桜。「桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる!」と梶井基次郎さんは仰ったが、ちょっとそれに倣って不吉な感じで。血のようじゃろ? 表裏一体のエロスとタナトスを表現してみたッ血。(写真

2014年04月5日(土)
昨日はぽかぽかだったのに、今日はまた花冷えの一日となったね。「まだコタツはしまえんにゃ〜」とは怠け猫の独り言。昨夜はメザシ、揚げ豆腐、ゴボウと人参、コンニャクの甘辛炒め、シメジと豆腐の味噌汁、ほうれん草のソテー、納豆

写真は昨日、花吹雪を狙ってカメラを連写設定にして撮ったら、たまたま鳥(最初はオナガ! と思ったが、野性のインコのようだね)が写ってた。「数打ちゃ当たる」の良い例。

2014年04月06日(日)
<花の下みんなやさしい鱶でいる>というのは父の句。鱶は<フカ>、サメのことだね。西日本ではサメのことをフカということが多いような。満開の桜を見上げると「ほぉ」とみな、一様に口を開ける。その様子が海面から顔を覗かせ口を開けている「フカ」の様子に似ていることからなのだろうと、ぼくはこの句を解釈している。「やさしい鱶でいる」というのがいいよね。かわいい小鳥でも、愛らしい子猫でも、美しい未亡人でもなく、「やさしい鱶」なんだもの。桜の花の下、口を開けてうっとりと見入っていると、いつの間にか、ぼくも鱶になって海面を漂っているのでした▶夜更けて雨足が強くなった。関東の桜もそろそろ終わりだね。チキンの南蛮漬け、味噌雑炊、ポテトサラダ

写真は「やさしい鱶」の眼で見た桜。(写真

週刊「猫並日記」2014 (3.27 ~4.1)

2014年03月27日(木)
昨日、一昨日とレレ教室@大和午前/午後クラス・ダブルヘッダーを2連チャン。今回は「半期に一度の決算総復習デー」ということで(年度末だし)、過去にやった練習曲を復習しながら、かつアンサンブルで楽しむということをやった。教室をスタートさせて、途中から入ってきた方々は課題として練習していない曲もけっこうあるしね▶去年の3月に地元大和市の施設を使ってのウクレレ教室を開講してほぼ1年。当初は夜間クラスのみで生徒さんは4人だけ。昼間のクラスをオープンしたのが昨年4月、やはり当初は3人だけのクラスだった。市広報で教室のお知らせを掲載してから、生徒さんが増えてきて、1年経った現時点で、昼間のクラスで40人くらい、夜間クラスを合わせると50人超の生徒さんを教えております。ありがたいこっちゃ▶本業のイラスト稼業はリーマンショック以来、低調で一時期はなんかアルバイトでもせにゃやっていけんなあと悩んだですが、捨てる神あれば拾う神あり、ウクレレ教室でそこそこ糊口をしのげるようになった。ありがたいこっちゃ。しかもやっていて本当に楽しいんだね。ありがたいこっちゃ。芸は身をタスクと言いますが、過度なタスクにならない程度に楽しみつつやっていきたいところ▶ただ、教えている生徒さんの大半がそこそこ年配層で、こちらが期待するほどお上手になってくれない。ある程度テクニックを身に付けてくれれば、過去にやった「ネタ」がたくさんあるのだが、そういうことなので、初心者用のネタを増やしていかなければならないところが難点と言えば難点。もっともっと教えたいことがあるのに、なかなかベーシックなところから抜け出せないところがね▶でも、ぼくの教室はウクレレのテクニックを教えるだけじゃなく、もっと広い意味で「音楽することを楽しむ」という方向で、考えていきたいなと。つまり、大きな声で歌を歌ったり、リズムに合わせて身体を動かしたり、手拍子をしたり、パーカッションみたいにウクレレを叩いたり、とかね。「もう指の運動にとどまらず、身体のエクササイズみたいな感じでやってください」って生徒さんには言ってるんだ。ウクレレは「健康器具」という持論をここで展開しようかと▶まあ、そんな感じでけっこうなハイテンションで2時間一コマのレッスンをやってるから、2コマを連チャン、二日間やるとセンセーもけっこうな運動量になります。てなわけで、ぼくもウクレレ教室を本格的にやるようになって体調はすこぶるよろしいです。ありがたいこっちゃ。

ここ数日の晩飯メニュー:月曜日はひき肉のオムレツ、シュウマイ、ひじきの煮付け、冷や奴、豆腐、ワカメの味噌汁、芥子菜のお浸し。火曜日は玉子と手羽先、長ねぎの甘酢煮。昨夜は、鯛の煮付けシメジ添え(「おいしい」とたまには言ってやった)、明太子、ハスと人参の酢の物、ゴボウの天ぷら、カリフラワー、芥子菜、ワカメと大根の味噌汁。(晩飯メニューを思い出すのがぼくの劣化脳のトレーニング)

写真は満開間近の白木蓮(写真)。満開間近っていうのがいいね。ぼくの人生もね、満開間近って思うようにしたいね。

2014年03月30日(日)
<さいたさいたさくらがさいたさいばんねん>というのは父の句。なんというか、ちょっとダダっぽいというのか、人を食ったような不敵な感じがする句で、ぼくが好きな父の句のひとつ。でも父はダダイストのように生きた人でも、不敵な印象を与える人でもなかった。経理の仕事を定年になるまで務め、晩年は趣味悠々の人生を送った。説教めいたこと、小難しいこと、エラそうなことは一切言わなかった。実際、エラそうにはまったく見えなかった。しょうもない駄洒落を言って自分で大笑いすることはあっても、あまり微笑むようなこともしなかった。どこかに深い虚無を抱えていたのかもしれない。隠れダダイスト。やはりどこか平凡な人ではなかったようにも思う。さいたさいたさくらがさいた。父ちゃん、また春が来て桜が咲いたよ。天国でも桜は咲くんかね? 一昨夜は、豚カツ、マカロニサラダ、煮豆、味噌汁。昨夜は、餃子、揚げ豆腐、タコとワカメの酢の物、ポテトサラダ、今夜はサンマの竜田揚げ、ヒジキいり卵、干しぶどう入りの人参サラダ、トマト、ブロッコリー

写真は咲きはじめの黄昏桜@黄昏の散歩ロード(写真)。この陽気で一気に咲いていく感じだね。爛漫の春がオン・ザ・コーナー。

2014年04月1日(日)
明日から消費税アップということで、我が家も世情に倣って、駆け込みで電子レンジを買った。今まで使ってたのは、ボタン類の反応が鈍くなり、タイマーが壊れ(冷食調理などは「牛乳温めボタン」を何度も押す)、オーブン機能が弱り(トースト1枚焼くのに20分くらいかかった)、もうだいぶ前から買い替えれば? と秘書に言っていたが、ウチの秘書は甲斐性のない亭主の妻をやって長いので、完全にぶっ壊れるまで使い倒す気でいたようだ▶思えば、この初めての電子レンジを買ったのはアメリカから帰国して間もないころ、90年代初頭だから、20年以上も前になる。これだけ使えば電子レンジも本望だろう。最初は感激したねえ、電子レンジ。ほくほくのじゃがいもがすぐに出来て、ジャガバターにして食べたもんだ。電子レンジの理屈は当初からイマイチ実感できなかったが、当たり前になった今でも、考えてみればやっぱり不思議だね。なんたって、「電子」が食い物を温かくするんだから▶ウチは家電関係はわりと「当たり」が多いかな? デジタル機器に比べ、「白物家電」は耐久性に優れているということか。まあ、構造的にシンプルなものは壊れにくいということはあって、人間もね、シンプルな人の方が長生きするように思います。あまり白物家電にデジタル・テクノロジーを導入しないで欲しいな。壊れやすくする企みはあるんだろうけど、冷蔵庫や洗濯機やエアコンが自分で色々と判断せんでよろし▶消費税アップ前に駆け込み購入たって、そもそも値の張るブツを買うお金はないし、欲しいものもそんなにない(ウクレレ以外はね)けど、今日はちょいと買い物でもするかと出かけたが、とりあえずタバコを1カートン買って、スーパーでいつもより多めに、いますぐはいらないが必ず必要になるであろうブツ(プリンタインクとか、用紙とか、シャンプーとかね)、細々したものを買ったけれど、元来先のことを色々考えて計画購入するタイプじゃないから、1万円近く使うのにものすごく消耗した。明日同じものを買ってもおよそ1万300円じゃないかと思ってよけい疲れた▶昨日は雨の中、ばたばたと電車に乗ってレレ教室@荒木町「ゆうむ」。帰宅して、五目ご飯、じゃがいも、ベーコン、ほうれん草のお浸し、竹輪の磯部揚げ、豆腐、ワカメ、しめじのお汁。今夜はゴーヤ、人参添えの豚肉生姜焼き、ゴボウ天、ブロッコリー、ポテトサラダ

写真はすももももももものうちの桃の花。桜もいいけど、もももね。山口も萌えだね。