2014年12月30日火曜日

週刊「猫並日記」2014 (12.4)

2014年12月4日(木)
日曜日は初心者レレ体験教室やって、焼き肉&ハンバーグ弁当/月曜日は買い物したり、ウクレレいじりまくって日が暮れ、イカのリング揚げ&コールスローサラダ/火曜日はウクレレいじり倒して、ライブ用の譜面作りしたり、メール関係諸々で日が暮れ、鱈の煮付けに大根味噌汁、冷や奴、煮豆等/水曜日はウクレレいじり回して、レレ教室用譜面作ったりして、夜はレレ教室、鍋焼きうどん▶50年代Martin style-0をゲットして以来、ヴィンテージ・ソプラノ・ウクレレの愛らしい音色に満たされ幸せなぼくです。ところで、7年ほど前、やはり50年代あたりのGibson TU-1というテナー・ウクレレをゲットし、以来けっこうヘビーに弾き込んで参りましたが、このギブソン・テナー、ビハインド・ストーリーがあって(eBayで購入したんだけど、その出品者のコメントから)、「このウクレレは近所のお爺さんの遺品で、お爺さんが若い頃、奥さんにプレゼントしたもの」というものだった。そして、せっかくお爺さんが奥さんにあげたのに、奥さんはあまりこのウクレレを弾くことなく、大切にしまっていたらしい、と。Gibson TU-1はゲットした当初はきれいだったが、ぼくの弾き込みのせいでぼろっちくなったけれど、今後絶対手放すことはない愛器です▶で、今回ゲットしたMartin style-0、このウクレレの出品者がどういう経緯で所持することになったかわからないが、状態からあまり弾き込んではいないように思われる。で、このstyle-0、サウンドホール内におそらく最初の所有者と思われるサインがあった。マホガニーの木目が文字の判別を邪魔し、またこの位置にペンでサインをするのはなかなか難しいと思われ、文字はたどたどしく、しかも細いペンで書かれているから読み辛い▶サインを念入りに観察し、類推した(外国人の名前ルーツに関してのウェブページを参照した)結果、おそらく最初の所有者の名前は「Emelina.L.Syare」(エメリーナ・L・サイアー)と結論した(Emelinaはスパニッシュ系の女性名、Syareもスパニッシュ・ルーツのファミリー・ネーム)。名前の下に住所が書かれていて、こちらはHillside, N.J.(New Jersey)と判別、Hillsideという街はニュージャージー州に実際にあるので、これは間違いない。ニュージャージー州というのはニューヨークの南、大西洋に面したフィラデルフィアとかボルチモアとかの都市がある州だね。そこに住んでいたおそらく、スパニッシュ・ルーツのエメリーナさんという女性がこのstyle-0のファースト・オーナーであろうと。Gibson TU-1がコネチカット州(ニューヨークの北)から出品されていたので、どちらも東海岸出身ということになる▶Gibson TU-1の最初のオーナーも亡くなり、50年代にこのstyle-0を購入したエメリーナさんも、当時若かったとしても存命ならかなりの高齢、既に亡くなっている可能性が高い。そして、どちらのウクレレも最初の所有者にあまり弾かれることなく、巡り巡って海を渡り、日本在住のレレおじさんのところにやって来たというわけです。ヴィンテージ楽器はそのルーツ、変遷を想像するのが楽しいんだね。60年くらい経たこのstyle-0の音色は枯れているというより、いまだに若々しく可憐な音色で、楽器っていいなあとつくづく思うね。ぼくがヴィンテージにこだわる理由のひとつです。

写真は件のサインがあるstyle-0のサウンドホール内部。もう一枚は、同世代Gibson TU-1と並んでの記念撮影。夫婦(めおと)写真みたいだね。Gibson TU-1が嬉しそうじゃないか。

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