2014年6月12日木曜日

週刊「猫並日記」2014 (4.26~5.02)

2014年04月28日(月)
<約束をひそかに著莪の花咲きぬ>というのは父の句。著莪はシャガ、アヤメ科の花。

「ねえ、約束してくれる?」と彼女は僕の目をまっすぐに見ながら、囁くように言った▶夜の公園には人影もなく、月明かりが花壇に咲いたシャガの花を青く照らしていた▶「これからわたしが言うことを聞いても、絶対わたしを嫌いにならないって」▶「ああ、君が何を言おうと、僕が君を嫌いになるなんてあり得ないよ」▶僕は彼女が僕に伝えようとしていることが、彼女の愛らしい唇から聞こえてくるのを静かに待った▶「わたし、実は……」▶実は「他の男とも付き合っている」、「離婚歴が4回ある」、「前のダンナとの子どもが5人いる」、「ものすごい出べそだ」、「性転換して前は男だった」、「満月を見ると狼になる」等、色々と考えられるが、とりあえず、この句の「ひそかな約束」というのはなんとなく色恋系、男女間の秘めやかな約束であるように思える。父らしからぬ句。「父ちゃん、この『約束をひそかに』って誰と約束したん? どんな約束やったん?」と朴訥だった父をからかってみたかった▶一昨夜は牛肉鍋、昨夜は鱈のフリッター、水菜、レタス、トマト、サラミソーセージのサラダ、竹輪の磯部揚げ、卵豆腐。

写真はそのシャガ胡蝶花とも。シャガとハナニラ

2014年04月29日(火)
右上奥歯の被せものが取れそうだったので急遽歯医者で処置。歯医者が道具でコンコンとやったらあっけなく取れた。痛くはなかった。またしばらく歯医者通いをしなければならないことが痛かった。ホッケの塩焼き、水菜/プチトマト/レンコン/枝豆/ひじきのサラダ、キャベツ炒め、ほうれん草とシメジの味噌汁、芋の天ぷら。

写真は散歩ロード境川の鯉のぼり。橋の上から撮影。初めて見た。今年からの試みのよう。よく見れば、カラフルな手形のうろこ。こういうのは近隣小学校の生徒たちの作っぽい。

2014年04月30日(水)
母が誤嚥性肺炎に罹り、入院した。症状としては重篤ではなく、来週末にも退院出来る見込み。今日はこれからウクレレ教室があるのだが、終わり次第、母がいる下関に向かいます。来週頭にはこちらに戻る予定▶母の卒寿の祝いを夏にやる予定だったが、今度の日曜日、5月4日は彼女の90才の誕生日。なにかしらのプレゼントを考えて、最近撮った写真と母の俳句を重ねた俳句写真(123)を作ってみた。2Lサイズにプリントしたのでフレームに入れて贈るつもり。手羽/玉子の甘酢煮、ポテトサラダ。

2014年05月02日(金)
きょうもこちらはEてんきでした。はははしきりに「わたしのへやにかえりたいから、つれてって」といいます。せつないです。

2014年05月03日(土)
午前中は曇り空だったが、午後からよく晴れた。下関の「海峡祭り」というのがあったので、せっかくだから見物した。午後から母の見舞い。肺炎の症状は回復してきているのだが、まだ点滴のみ。えんげ機能が低下していることが問題で、来週水曜日から裏ごしをした食物で食事リハビリを行うとのこと。しきりに「ごはんはまだ?」と言う。そして、哀しい顔をして、「父ちゃんがおらんけえ、警察に捜してもらわんといけん」と言うんだね。いやあ、切ないっす。

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