2014年4月23日水曜日

週刊「猫並日記」2014 (4.7~4.13)

2014年04月07日(月)
<あたたかい塒ありけり花の冷え>というのは母の句。塒は「寝座(ねぐら)」の意。今年の桜は花冷えのフィナーレとなった感じだな。高田渡の「生活の柄」ではないけれど、春とは言え、こうも寒くては♪浮浪者のままでは眠れない〜。たとえふかふかの花絨毯の上であっても。あたたかい塒(ねぐら)があるというのはけっこうなことであります。今日はその塒がある部屋から一歩も出ずにウクレレ・ネタやら作ったりして過ごした。ぼくは諸々無精ではあるけれど、出不精でもあります。基本的に家猫だね。炒飯,中華スープ

写真は、周りに桜の花びらを敷き詰めて幸せそうに咲くハナニラ

2014年04月08日(火)
落椿安堵の空のありにけり>というのは母の句。散る桜あり、落ちる椿あり、そして「安堵の空」があると▶今日も一日中、部屋に籠もってなんだかんだと諸々シゴト。今に始まったことではないが、探し物ばかりしてる。つい先ほど書き込みをした文書とかが、30分後に忽然と机上から消え去る。四次元ポケットがあちこちにあるぼくの部屋であります。牛スジと大根、ゴボウ、コンニャクの煮物、枝豆とゴボウ、ヒジキのマヨネーズ和え、モヤシ炒め、豆腐とワカメの味噌汁

写真は大輪の椿。まだ命あるもの、少し前に落ちたもの、落ちて朽ちたもの。(写真

2014年04月10日(木)
火曜、水曜とレレ教室昼間部・ダブルヘッダーでポロリンコ♪ 年齢層がそこそこ高いクラスなので、毎回、課題曲の選択に迷うのだけど、今回は「知床旅情」なんつうのをやってみた。ウクレレ用にアレンジして。これがね、意外とぼくのツボににハマった▶2番の歌詞、♪旅の情けか 酔うほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る 波の上 今宵こそきみを 抱きしめんと 岩陰に寄れば ピリカが笑う ーー北の岬の短い夏、月夜の海岸を恋人とさまよい歩いているわけだね、ほろ酔い加減で。で、急にムラムラっときて、岩陰かなんかに恋人を引っ張り込んで抱擁に及ぼうとしていると。ま、わざと明け透けに書いたわけだけど、そういうことだよね。こういうシチュエーションは男として生まれたからには、人生において3回くらいは体験しておきたいものだ▶ところで、「ピリカ」ってアイヌ語で「美しい」、とか「良い」とかの意味で、形容詞なんだね(一応、調べた)。だから「ピリカ(美しい)が笑う」って言葉的にちょっとおかしい。作詞・作曲者の森繁さんは「ピリカとは美しい娘のこと」と言っていたらしいが、「美しい娘」をアイヌ語で言うなら、美しい=ピリカ、娘=メノコで、ピリカメノコとなるということ。ま、歌詞だからちょっと変でも感じが伝わればいいんだけど▶ともあれ、どこぞのピリカメノコと月夜の海岸を歩いてみたいもんだ。いよいよ老いぼれるまでにもう一回くらいね。春の夜の妄想。一昨夜は刺し身の盛り合わせ、昨夜はホッケの塩焼き、細切りピーマンと竹輪の胡麻和え、コンニャクと牛蒡の炒め物、おろし大根納豆、煮豆、豆腐とワカメの味噌汁

写真はウチのすぐ前の家の源平桃。「ピリカモモ」も笑ってる。

2014年04月11日(金)
Eテレで、ダウン症候群の若者たちに、アトリエで絵を描かせている画家夫婦が紹介されていた▶焼きうどん食いながら見てたのだけど、じんわりときましたね。ガッコウ講師時代、生徒の中にダウンの子なんかもいて、とりわけN子ちゃんていう子と気が合った。というか、なぜか彼女がぼくのことを好きになったみたいでね。彼女には入学して最初の合宿の初対面のときにいきなりコクられたりした▶彼女が在学中の3年間の間に、それはたくさんの手紙をもらったよ。多くはノートの切れ端に書かれた手紙、わりと字が上手でね、しっかりとした楷書で、「セイジ、愛してる、今度デートしようね」なんて書いてあった。まあ、手紙をもらってもテキトーに受け流してたから、そのうち「セイジなんか大嫌い。絶交する!」なんて書いてあったけど。今でも彼女からの手紙は大きな封筒に入れて取っている。ぼくの宝物のひとつだね。番組を見ながら、その子のことを思い出して▶いや、よく知ってますよ、ああいう人たちがおもしろい絵を描くことは。ぼくもああいう若者たちに絵を描かせていた経験があるから。ただ、ぼくは彼らに絵を「教えようとした」のね。学校で絵を描かされて、ただの一度も「上手だね」と誉められたような経験がない生徒が多かったから、「上手に見える絵」を描くテクニックを教えようとしたんだ。基礎的なデッサンの方法とか。それで上手になって、少しでも自信が持てるようになればいいかな、と思って。でもそれは無駄だったな▶それに気付いて、ガッコウ講師時代の後半の美術の時間は自由に描かせて、ぼくは教室の隅でウクレレを弾いてた。で、好きに描かせると、ときどき、すごく面白い絵に出会うんだね。ぼくなんかには絶対描けない、勝負できない、面白い絵。でも、N子ちゃんは絵を描くことはあまり好きじゃなかった。美術のときはいつも居眠りしてたと思う。元気かな。焼きうどん

写真は、近所の公園のブランコ。このブランコの真上に桜の木があるんだね。

2014年04月13日(日)
やれやれ、こんな時間とあいなった。今日は終日ネタ作り。明日のレレ教室用のネタをいくつか思いついてね。ネタは他にたくさんあるのだけど、自分がやりたいことが優先だから、ぼくの教室はね。しかし、良い(と思える)ネタを思いつくのはいつも直前。そこんとこがいつまでたっても。一昨夜は鶏の唐揚げ、水菜、トマト、人参、スモークサーモンのサラダ、茎ワカメ、ワカメとシメジの味噌汁。昨夜はまぐろ漬け丼、フキと油揚げの煮物、ゴボウと人参の煮付け、卵焼き

画像は前回投稿のN子ちゃんからの手紙。こんな手紙をごっそりともらったよ/N子ちゃんはシャネル好きの芸能人ということなんだ。バレンタインのおかえしをチョコをあげる前にねだるところが芸能人/この手紙はくしゃくしゃの状態でいただいた。なんだか別れることになったようだ。黒く塗りつぶしているところには、当時、同僚だった女性講師の名前が書かれてあった。仕事上、話をせにゃならんのでね、N子ちゃん。

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