2014年4月30日水曜日

週刊「猫並日記」2014 (4.21~4.25)

2014年04月21日(月)
駐車場の片隅に吉家は立っていた▶「おい、待たせるじゃねえか。ブツは持ってきたか」▶吉家は押し殺したような声で言った▶「ああ、持ってきたさ。金の用意はしてあるんだろうな」▶俺はブツを入れたトランクを吉家の目の前で掲げてみせた▶以上のような文章があるとしますね、で、この場面をイラストにしろと▶でも、これではなかなか描くのは難しい▶細かな描写に欠け、ビジュアルな要素に乏しいからね▶例えば、この文章が、以下のようだとします▶薄暗い地下駐車場の片隅に吉家は立っていた▶俺のフェラーリのヘッドライトが吉家のスキンヘッドを照らす▶俺はヘッドライトをつけたまま車から下り、ライトを背中に吉家に近づいていった▶「おい、待たせるじゃねえか。ブツは持ってきたか▶吉家は眩しそうに眼を細めながら、押し殺したような声で言った▶彼は50代後半の男だが、日ごろ散歩や自転車で鍛えているせいか、がっしりとした筋肉質な体躯が年齢よりも彼を若々しく見せている▶「ああ、持ってきたさ。金の用意はしてあるんだろうな」▶俺はブツを入れたジュラルミンのトランクを吉家の目の前で掲げてみせた▶これだったら、スキンヘッドで50代後半、がっしりした体躯の「吉家」(ヒロさん友情出演)を想像で描くことができるし、暗い地下駐車場の中で、車(フェラーリという具体的な車種)のライトを浴びて妖しい光沢を放つトランクを描くこともできる。なんとなく犯罪の匂いのする描写ができそうだということだね▶小説挿し絵を描く場合、いつもこういう描写があるとありがたいのだが、会話が主体でビジュアルな要素が見つけにくいときもある。明日締め切りの小説挿し絵がそうで、今回は苦労した。一読して「さて、何を描いたら良いか、さっぱり手がかりがない」という出発点の場合(面白くないというのではなくて、あくまでビジュアルな要素に乏しいということなんだけど)、なんとかイメージをでっち上げても大体上手くいかない▶締め切りは迫るし、上手く描けないし、描けば描くほどドツボにハマっていくという経験は過去何度もしたけど、今回もそんな感じだった。結局、ここ数日3回描き直して、ようやくなんとかそれなりには描き上げて締め切りにも間に合った。こんな経験、ホント嫌なもんだよ。自分の才能のなさと孤立無援をひしひしと感じるね。イラストに合わせて小説を書いてくれたらいいんだけけど。やれやれ▶今夜はサンマの蒲焼き丼、ゴボウのマヨ和え、カンピョウと人参、油揚の煮付け、昨夜はチキンライス、一昨夜はハンバーグ、その前の夜はハヤシライス、その前の前の夜はめざし、豆腐とシメジ、サヤエンドウのチャンプルー、魚肉天ぷら、刺し身コンニャク酢みそ和え、油揚とワカメの味噌汁。

写真は去年だったか、これをブルーベリーの花としてアップし、シッタカブーリでコッパズカシーイ思いをしたのだった。これはドウダンツツジ。Wikiによると<「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの>なんだと。漢字で書くと「灯台躑躅」、「満天星」とも。前回、アップしたムスカリは青紫のちょうちんブルマーだったけど、これは清楚な白いちょうちんブルマー。3枚目の写真は左右シンメトリーにしてさらに上下反転した。森の集会、また色々いるね。とりあえず、中央に葉っぱのお皿のカッパ。

2014年04月23日(水)
ぼくはガッコウ講師時代からそうでしたが、その日の授業内容(レッスンネタ)を直前になって思いつくというタイプで、ネタは事前に用意しているんだけど、それより良さそうなネタを急に思いつくんですね。前日の深夜とかに。それで、まあいいか、思いついたネタは次回に回して、とはならない。どうしてもやりたくなる、私、がまんができないんですぅ、こらえ性がないというか▶で、一昨夜、急に国民唱歌「おぼろ月夜」をCmaj7、Em7とかAm7、Gdimとかいったちょっとジャジーなコード(ウクレレでは押さえるのは簡単なんだ)を使ってやってみるというのを思いついて、譜面作りを始めたんだけど、これが思ったより難しくて、結局明け方までやっちまった▶初級者のみなさんにはずっと3コードの曲ばかりだったので、ちょっとニュアンスのあるセブンス系、ディミニッシュ系のコードも楽しんでもらいたい(しかも簡単に弾ける)というのと、「おぼろ月夜」はある意味「季節ネタ」なので、早めにやっておきたいというのがあってね▶てなわけで、昨日は午前中からレレ教室のダブルヘッダーがあったんだけど、3時間くらいしか寝ずに(7時半に生徒さんから欠席の連絡電話が入るし)、いつものようにテンション高目のレッスンをほとんどブレイクもなく、2時間2コマ。さすがに疲れて、昨日はレレ教室から帰宅後「夕方寝」をして、夜も早々に寝ちまった▶比較的最近、参加を始めた(ぼくの昼間クラスでは少数派の若い)女の子がいてね。ウクレレを貸してたのだけど、マーチンのソプラノをこの度、めでたく購入、嬉しいね。で、やっぱしマーチンはいいなあ、と。また欲しい欲しい病が。この際、誰かくれ! 一昨夜はひき肉、インゲン、ネギの炒め物、春巻き、豆腐と卵のスープ、冷や奴。昨夜はチゲ鍋

写真は散歩ロード脇の畑に植えられていたシバザクラ。紫のシバザクラのフィールドの中央に一輪の黄色いタンポポが咲いていて眼を奪われた。紫と黄色は補色関係だね。タンポポは偶然にシバザクラの中央に咲いたと思われる。これぞアートユビキタス。

2014年04月25日(金)
<菜の花の黄に融けてゆく夫婦かな>というのは父の句。在りし日、父と母は菜の花が咲く野辺を共に歩いたのではないだろうか。菜の花に似あう夫婦というのは老夫婦のように思う。菜の花の黄色は春の空に融けてゆく色。今日は良い天気だね。一昨夜は豚肉生姜焼き、キャベツ炒め、ワカメと豆腐の味噌汁、昨夜はカレーライス、ポテトサラダ

写真は散歩ロード川沿いの土手に咲く菜の花。土手に咲くようなのは菜の花ではなく、セイヨウカラシナだというが、スモモもモモもモモの内、ナノハナもセイヨウカラシナもダイコンノハナもナノハナの内、ということにしておこう。タカノハナは相撲取り。

2014年04月26日(土)
ウクレレ教室の生徒さんで、なかなかレッスン日に時間が取れないという方がぱらぱらとおりましての。そんな生徒さんのために、巷で噂の「すかいぷ」やらいうものを使ってレッスンができんもんかと、かねてから懸案していたんぢゃが、今日のさきほど、初の「すかいぷレッスン」とやらをやってみたんぢゃ。まんずまんず、上手くいったぞい▶お相手はまだ若いお母さん、小さいお子さんがいるのでなかなか手が放せないんだね。ぼくのウクレレ教室でウクレレを始めたのが去年の冬ごろ、なかなか上達も早く、すっかりウクレレの魅力にハマっていただいたのだが、前述のように、なかなかレッスン日に来ることができない。そこで、スカイプ・レッスンを提案したのだけど、ご本人はパソコン関係はあまり詳しくていらっしゃらない。「スカイプ? それは何? 食べられるんですか(とは言わなかったけど)」という感じだったんだね▶せっかくレッスンを始めても、何度か休みが続くと、特に初心者さんの場合、ステップ・バイ・ステップでやってるから、久しぶりに教室に顔を出すと他の生徒さんが上達していて、「ついていけない」という感じになる。ぼくはそういう生徒さんにも気を遣って、復習をしたりするんだけど、今度はもっと進みたい生徒さんにとってはちょっと無駄な時間になるんだね。その辺、グループ・レッスンの難しいところ▶それで辞めてしまう生徒さんもぱらぱらといて、ぼくとしてはなんだか悔しいわけです。「ついていけないので、他の人に迷惑がかかるから辞めます」というのが一番辛い。個人レッスンをどこかスペースを借りてやるとなると、レッスン料をある程度いただかないと、ぼくもボランティアになっちゃうし、高いレッスン料を取るのは忍びないし▶そんなわけで、教室に参加している生徒さんのフォローアップが主な目的で、スカイプレッスンをやろうと思い立ったわけ。何と言っても通話料はタダだし。ただ、ぼくのパソコンにはウェブカメラがついてなかったので、新事業にあたって、ウェブカメラ購入の投資をしてね(でも、ぼくが買ったのは1000円ちょいのしかもマイク付き。そういうので十分なんだ、やっすいもんだね)▶で、スカイプのアカウントがある友人とちょっと試してみて、うん、イケると準備万端整ったところで、生徒さんたちにも提案したのだけど、ほとんどの方(特に昼間のリタイア世代クラス)がスカイプについては知識もなく、説明してもどんどん遠く見る目つきをされるので、これは無理かなとスカイプ・レッスン案は実行されずにいたんだ▶で、今日スカイプ・レッスンをやった生徒さんはたまたまダンナさんがスカイプで英会話レッスンを受けていて、本人は詳しくなくてもダンナからやり方を教えてもらえるということで、本日、めでたく初スカイプ・レッスンをやったというわけです▶部屋と部屋を繋ぐテレビ電話だから、ぼくの普段は取り散らかったり部屋をちょっと掃除して待機。教室で何度も会っている生徒さんだけど、カメラでお部屋にお邪魔するわけで、まだ若いお母さんだから妙に緊張してね。でも、繋がったらダンナさんも側にいらっしゃって、「ああ、こんにちは!」って感じで、妙な緊張はすぐにほどけましたけど。お子さんもそばにいてお母さんも安心というわけ▶あらかじめ、メールで送付、プリントアウトしていただいていた譜面を準備、レッスンスタート。ぼくの方でときおりノイズが入ったけど、そんなに気になるほどではない。ただ、スカイプはどうしてもタイムラグが生じるので、同時に演奏は難しい感じだね。スカイプでバンドセッションとかも考えたけど、それはちょっと無理っぽい▶そこが残念だけど、コードを押さえた指元なんかをカメラで大きく映してあげることもできるし、お互いパソコンに向き合っているので、ウクレレに関するお役立ち情報もリアルタイムでウェブで紹介できるし、リアルレッスンより利点があるところもある。なんと言っても自宅にいながらにしてレッスンができるだから、便利だよね。知ってはいてもなかなかやる機会のなかった「近未来体験」というのか。なんだかんだと小一時間のレッスン、まずまず上手くいって、けっこう楽しかったよ。チキンフリッター、レタス、トマト、人参のサラダ、厚揚げとピーマンの煮付け、もずく酢。

写真はやや朽ちかけたピンクのバラ。年の頃なら40代半ば、このあたりの女性とお付き合いしたい(言うだけはタダ)。

0 件のコメント: