2014年3月28日金曜日

週刊「猫並日記」2014 (3.17~3.23)

2014年03月17日(月)
昨日はレレ教室@ゆうむでポロリンコ♪ 諸事情により、しばらくお休みしていた生徒さんが久しぶりにレッスンに来た。その生徒さんのリクエスト曲があって、ウクレレ用にアレンジしていたものをようやく教えることが出来たので良かったよ。しばらく休んで復活もあり、ときどき休んでも参加するときはいつでも歓迎、自分で言うのもなんだけどさ、ぼくのウクレレ教室はホント、良心的な教室だと思うなあ。新宿近辺、都内にお住みの多少ウクレレの経験のある方、またウクレレ未経験の方(ウクレレ貸しますよ)も初心者クラスもオープンしたので、一度体験クラス(無料だよ)にいらっしゃってオクレレ。(宣伝、失礼をば)▶レッスン後、新大久保にある中古楽器屋に寄り、ずっとゲットしたいと思っているビンテージ・マーチン・ウクレレを色々物色、試奏。30年代のものから60年代と弾いたが、やっぱり50年代あたりがいいね。でも、この前身請けしそこなった50年代マーチン・スタイル0に敵うのはなかったな(あれは売れちゃったみたい)▶ショーケースになんと120万超のプライスが付いた30年代、ミントコンディションのマーチン5Kビンテージがあった(ぼくが今まで見た中で一番値段が高いウクレレ)ので、「買うのは無理ですが、ちょっと試奏させていただけませんか」と図々しく店員に頼んだが、「これはちょっと……」と断られちった。うーむ、もしかしたら買うかもしれないじゃないか(とは風貌から思えないのであろうか、ま、もしかしたらもないけどさ)、残念であった。チゲ鍋。

写真は散歩ロードの河津桜<5

2014年03月19日(水)
昨日の朝日「天声人語」、上野千鶴子のエッセー「かさばらない男」というのを紹介していて、「男はどちらかと言えば、自分を実力以上にかさばらせて見せたい動物だ」、だからそうではない、「邪魔にならない」男はえがたい存在ではなかろうか、と。そういう男は、限りなく「おばさん」に近い、なんてことを上野さんの著書から引用していた▶「かさばらない男」、いいね。メモメモと思ったのだった。いや、ホント、かさばりたくないもんだ。できれば、どんどんかさばらなくなって、折り畳んだらハンカチくらいの大きさになって、死んでいきたいもんだ。で、できればそのハンカチは手触りが良くて、ほのかに良い匂いのするものがいいな。理想だね▶春一番が吹き荒れた一日は、お部屋でちんたらしておりました。昨夜は秘書が買ってきたテイクアウトの天丼+味噌汁、今夜は野菜入り水餃子、牛肉、キノコ、人参、玉子の炒め物、ひじき、春雨サラダ。食後に餅入りぜんざい

写真は梅に鴬ならぬメジロ<>。そもそも、梅の蜜を吸いに来るのはメジロであって、ウグイスはもっぱら虫を食っているのだと。で、ウグイスの体色は茶褐色で、ウグイス色なのはメジロだよね。ウグイス色はメジロ色とすべき。で、うぐいす餅はメジロ餅。ウグイス嬢はメジロ嬢(この場合は声だからいいか)。

2014年03月21日(金)
<野水仙そのまま雲に乗りたがる>というのは母の句。水仙は冬の季語のようだが、花期が長いのか、今でもあちらこちらに咲いている。母が詠んだ「そのまま雲に乗りたがる」水仙は春先のものだろう。今日は春分、そのまま雲に乗って、どこへやら漂いたいような季節になってきた▶水曜日はレレ教室夜間クラスでポロリンコ♪ 生徒のOTさんに頼んで、教室が始まる前にウチに来てもらい、イラスト仕事の資料写真モデルになってもらった。ミステリー小説の挿し絵だが、その死体の役。うつ伏せの死体なので顔は出ませんが▶思えば、今まで多くの人にイラスト仕事のモデルになってもらったが、ぼくのタッチで来る仕事は、殺人やら強姦やら虐待やらのテーマのものが多く、モデルになってもらう人には、大体そんな(ってどんな?)役割をお願いすることが多い▶ガッコウ講師とイラストレーターの二股をかけていた頃は、息子を虐待する父親の話のイラスト資料写真のため、放課後、男子生徒に頼んで、裸の背中を写真に撮らせてもらったり(背中にみみず腫れの「虐待痕」を後から描き入れるわけですが)、同僚の先生に死体を埋める「墓堀人夫」の役をやらせたり、(本当にそんな趣味はないんですが)秘書の両手を後ろ手で縛ったりしましたねえ。最近はウェブでけっこう画像が拾えるので、そういう画像を改変して使ったりするようになったから、あまりモデルを使わなくなったけれど▶そんなわけで、ばっちり資料写真もゲットできたので、仕事もはかどってさきほど終了。死体役を快く引き受けていただいたOTさんに感謝。一昨夜は天津丼、昨夜は鶏のピリ辛揚げ+キャベツのコールスロー

写真は路傍の「野水仙」<>。雲に乗ってどこかに行く相談をしている。「温泉、行きたいわぁ」とかね。

2014年03月23日(日) ー1ー
NHKスペシャル「超常現象 科学者たちの挑戦」つうのを見た。心霊現象、生まれ変わり、テレパシー等の超常現象を「科学する」つうもの。超常現象を化学的に解き明かすキーは先端分野の心理学であったり、量子力学であったりするわけだが、科学という分野が既に「超常」の域に差しかかっている感じがしますね▶人間の意識つうのは「量子のもつれ」を引き起こす「物理的」なパワーがあるということを乱数発生器やらいう装置を使って検証するつうのがあって、人の心を占める大きな悲嘆とか逆に狂喜とかの、つまり「気」のエネルギーは、量子の活動に影響を与えると▶英語でchemistryって、化学という意味の他に、人との相性みたいな意味があるけど(I feel good chemistry with him/ぼくは彼とは相性がいいんだ)、人の出会いにおいて妙に気が合うとか、理屈では説明できないような感情をchemistryっていうのは、人の感情というのも科学的に解析・分析できる物質のようなもので、融合して良い物質になったり悪くなったりするという感じか▶邪悪な感情っていうのは、分析器にかければ、ヒ素とか青酸カリとか毒素が含まれているように思うし、善良な感情には身体に良いビタミン類とか多く含まれているようにも思う。ああ、ウクレレ菌は善玉菌です▶人が人に対して持つ感情って、音波や電波のような、なんかそんなものかなとかも考えた。特に異性間のそれは強いものがあるように思う。「秋波を送る」なんて言葉もあるしね。特定の人が持っている「オーラ」なんかも科学的に検証できそう。あれは粒子だよな。ボブ・ディランを最初に武道館で見たときも、発してたオーラが粒子のように刺さってきたもんなあ▶「雰囲気」と言葉ではざっくり言うけれど、あれはちゃんと質量があるように思うし。シリアスな場面での重い雰囲気って計測すれば、パーティなんかの浮かれた雰囲気の空気より、実際重いのではないだろうか。0.00000000000000001グラムくらいの差だろうけど▶色即是空という言葉、「現世に存在するあらゆる事物や現象はすべて実体ではなく、空無である」ということだが、この何千年も前の仏教用語、最先端の量子力学に通じるところがあるのではないか。実体とは何かという追求でしょう? 物理学って。で、それが量子の域になると色即是空に近くなるのでは。いにしえの人は既に先端科学の本質がわかっていたのではないか、とかとか▶昨日はときどきやる爆睡をしてしまったので、以上のようなしょうもないことを考えつつ、夜が明けそうだ。やれやれ。一昨夜はハンバーグ、キャベツのコールスロー、コンニャクとシメジの煮付け、ゴボウとコーン、にんじんのマヨネーズ和え、シメジとキャベツの味噌汁(我が家はシメジ消費量多し)。昨夜はカレーライス

写真はモクレンのつぼみつぼみって良いよね。希望を形にしたらつぼみのような形態になるのではないか。春は希望の季節だね。♪希望という名のあなたを探して〜

2014年03月23日(日) ー2ー
ぼくのレレ教室では、ウクレレを持っていないベリー・ビギナーの方にはウクレレをお貸しすることにしているのね。体験教室に来て、その後教室を続けてみようと思う人にはそのままお貸しする。で、ほとんどの人が、その後マイレレを購入し、ま、ぼくの「ウクレレ伝道テクニック」に嵌められるわけだけど。笑▶そのことも功を奏して、お陰様で教室の生徒さんは増えたけど、一時期、続々とビギナーの生徒さんが増えて、貸すウクレレが足らなくなってきたことがあるんだ(ちなみに、ぼくはやっすいウクレレは4,5本持ってるんで)。それで安い、使ってないウクレレがあるのなら貸してはいただけないかと、生徒さんに聞いて見たところ、Iさんという生徒さんが「いいですよ、無期限で貸しますよ」と言ってくれて、渡されたのがこれから紹介する「セニーザ」ウクレレ▶Iさんは7,8年前に購入したのかな。最初、ぱっと見て「なかなか良さそうじゃないですか? いいんですか、お借りして?」と言ったら、Iさん、「塗装が剥げてきて、気に入らなくなったから、いいです、貸します」とのことだった▶ただ、ぼくはパイナップル型でコア材でロングネックというウクレレは余り興味がなく、あまりじっくりと弾かないでビギナーさんにお貸しした。で、その生徒さんが晴れてマイレレを購入、最近、このウクレレが戻ってきたんだ▶ちょうど、ギブソン「六条の君」をローG仕様にし、ナショナルのリゾレレ「璃曽子」を買ったものの、普通っぽいハイGウクレレが欲しくなって、マーチンのソプラノを物色するも、気に入るものはけっこう高いし、と悩んでたところ、このウクレレをポロリンコ♪とすると、なかなか良いじゃないか、けっこう良いじゃないか。君のこと、最初はあまり興味がなかったけど、じっくりと付き合ってみると、「いい娘じゃないか」(「Ain't She Sweet」 だね)、と思ったわけ▶それで、先日、Iさんにぼくが持っている他のウクレレとのトレードを申し出たところ、あっさり「いいですよ」ということになり、晴れてぼくが所有者となったというわけ。そうなると、さらに愛情は増し、丹念に調整し、最近はこればかり弾いてます▶セニーザはT&K CENIZAというのが正式名称で、ぼくはこのメーカーについて今まであまり知らなかったけど、ハワイの工房で夫トーマス氏と夫人のキャサリンさんとの夫婦(T&Kの名前の由来だね)のたった二人で製作されていた、との記事をウェブで見つけた。で、おしどり夫婦でウクレレ製作をやってきたんだけど、2009年に夫人のキャサリンさんが他界、トーマスさんはキャサリンさんなくしてセニーザ・ブランドは保てないと思ったのか、それ以降の制作はないようだ。そういうストーリーもね、なんかいいじゃないか▶このパイナップルはフレットボードも含めてオール・コア材(それがセニーザの特徴みたい)。ウクレレは主な材質としてマホガニーとコアとあるけど、ぼくはコアはあまり好きではなかった(高音域のさわやかで奇麗なサウンドってのが、ぼくの「タイプ」ではなかったんだね)けれど、弾き込んでいる内に「悪くないな」と。いわゆるコロコロという感じの音がするハワイっぽいウクレレの音。ま、ぼくも言うことがコロコロ変わるからね▶機種的には、セニーザ・ブランドの中でもそんなに高価なものではないと思うし、トップ板がやや厚いのでそんなに鳴らない。でも、邪魔にならなくてほんのり幸せな感じがする音。作りはていねいでしっかりとしてます。ペグも良い。コンサートというサイズがいいね。弾きやすいよ。ヘッドにステッカー貼ったり、ピックガードをつけたりして「自分のもの感」を出してみました。てなわけで、最近嬉しかったレレ・ゲットのご報告。さて、この子の名前は何にしようかな。亡くなったキャサリンさんにちなんで、キャサリンにしようかな。

写真は件のセニーザ。フォルクス君、再び登場/「おや? ご主人様はまた新しいウクレレをゲットしてきたな」と執事のフォルクス君は言っている。(フォルクス君はいつのまにか、ぼくの執事になったんだ)「どれ、開けてみよう」とフォルクス君/「おや、パイナップル型でコアでロングネックだ。ご主人様はそういうのあまりお好きじゃなかったはずだが」とフォルクス君(彼は「門前の小僧」でウクレレには詳しくなったんだ)/「お、ピックガードがついてる。ご主人様の得意な工作でやったな。けっこういかしてるじゃないか」(フォルクス君は「いかしてる」とか古い言い回しが好きなんだ)/「あ、ヘッドにステッカー貼ったりしてる。これはかのロバート・アームストロングの『ミッキー・ラット』、ナウくてクールじゃないか」(フォルクス君はアンダーグラウンド・アメコミにも詳しい)/「うーむ、なかなかいいんじゃないの。コアに特徴的な「トラ目」はあまり出てないけど、かえって控えめでよろしい。弦はダダリオのナイルテックに張り替えたな。コアの鳴りも若干甘くなって良くなったと思われるな。しかし、ご主人様もウクレレが好きだなあ」とフォルクス君のウクレレ知識はぼく並みにあるのだった/かわいいでしょう。パイナップル・プリンセス/「ミッキー・ラット」は以前から好きで、シールはパソコンで自作した。作者のロバート・アームストロングはぼくが好きなロバート・クラムが率いる「チープ・スーツ・セレネイダーズ」のメンバーでギター弾き/ピックガード(ウクレレの場合は「ネイルガード」だけど)はダテだけじゃなくて、ヘビーに弾くと穴が開くくらいに傷がつくんで。ピックガードの形は、ティアドロップ型のブライアン・ジョーンズVOXギターのそれを参照した/マジックテープ式「ひもストラップ」。(パイナップル型は抱えて演奏するのがやややりにくいのと、これはロングネックなのでヘッドがやや重くてバランスがイマイチなんで)/ヘッド側もマジックテープ。なかなか良いアイデアでしょう?/ケースにもミッキー・ラットのステッカーを貼っちまった/これ、どうよ? 肩にかけられるように留め具を工作。ショルダーは古バッグから取ってきた/TNK CENIZAというのはT&K CENIZA のことだね。トーマスとキャサリンのセニーザ夫妻の制作ということ。

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