2014年2月28日金曜日

週刊「猫並日記」2014 (2.17~2.22)

2014年02月17日(月)
高田渡の歌で、<アイスクリーム/アイスクリーム/アイスクリーム/あたしの恋人よ/あんまり長くほっておくと/お行儀がわるくなる>というのがあるが、ぼくの場合「恋人」と形容したい食べ物はチョコレートかな。好きなんだね▶で、前回のウクレレ教室のとき、生徒のおばさまたちからチョコレートをいただいた。ありがたいことです。で、チョコレートの中でもボックス・チョコというのはなんとも見て楽しい。目が嬉しくなる。「目の保養」という意味では、おじさんにとって若い女の子の水着姿と同じくらいの効果があるように思う▶映画『フォレスト・ガンプ』での有名なフレーズ、「人生はチョコレート・ボックスのようなもの。何が出てくるかわからない」。どれから食べようかと逡巡しながら選ぶのも楽しい。で、「人生はチョコレート・ボックスのようなもの。何を選ぶかためらっている内はいいけど、だんだん選択肢が少なくなる(そしていずれなくなる)」なんていうのは淋しい話、というのは一度使ったネタであった▶<チョコレート/チョコレート/チョコレート/私の恋人よ/あんまり長くほっておくと/オクさんに食われてしまう>というのもあるから、ぼちぼちといただくことにしよう。ところで、高価そうなチョコをいただいたのに、なんですが、ぼくが一番好きなチョコはグリコ・アーモンドチョコレート。万事、安上がりなんです。スパゲティ・ミートソース

これは帝国ホテルのもの。ターゲットは完璧におじさんだね。「渋めの部長さん」とか(ぼくはまったくそういうキャラじゃないけど)。で、食べてみて、ちょっとビターな味的には明治の100円の板チョコ、あれとよく似ているのでした/これはベルギー・チョコ。これね、おせちのお重みたいに二段重ねになっていて、下段も同じ取り合わせ。これを頂いた生徒さんからは、これまでも豚肉の角煮やらおはぎやらいただいた。それでいつも大量。ありがたいことです/メリーズだね。アメリカのチョコレートだと思ってたけど、日本のメーカーなんだね。個人的にはベルギー系のチョコよりも好きかな。しかし、とにかくあっまーい。

2014年02月19日(水)
昨日は飯田橋方面に若者相手のトークをしに。友人が関わるNPO組織(「(ニートな)若者に仕事を!」という活動が主体)での講演(というより、もう少しラフな感じのトークですが)を「フリーランス職業人」代表としてお話しをさせてもらった▶一昨年くらいから友人に依頼され、7週間のスパンで参加者を募っている活動だから、もう5,6回はトークをぶっこいただろうか。ぼくの他にも起業家や職人系の「職業人」が講演をするらしい。ぼくは、一応「イラストレーター/クリエーター」としての職業的なあれこれを話す役割なのだが、ま、イラストレーターなんて、資格がいるわけじゃないし、宣言すれば、誰でも明日からでもなれる職業(仕事があるか、ないかは別だけど)だし、こういう仕事の難しさは大体想像してもらえばわかるものだと思う▶で、ぼくの場合、他人から見れば、わりとつっこみどころのある、というか、まあ、バラエティに富んだ経歴(ぼくにとってはほとんど「なりゆき」なんですけどね)なので、そこを迷える若者たちに話して欲しいということもあって、毎回、ぼく自身の遍歴を人前で晒し、それなりの生き方みたいなものを話すことになる▶ぼくは、この年になれば、今までやってきたことのあれこれにケレンとかテライとか、そういうのはなくて、そのまま正直に話すことにしている。「道を誤った」見本としてね。それでも、こんな感じにけっこういい感じに生きてるよ、ということです。そういう話を聞いてもらう若者たちは、はっきり言って「道に迷いかけている」若者だし、なにかしら、ぼくの話に生きていく上でのヒントのようなものを感じてもらえればと思う▶ぼくは話し出すと脱線することが多々あって、あらかじめこれを話そうということを話さずに終わることが多いので、最近、こういう機会があると、あらかじめ白版にトークのキーワードを書くことにしている。以下は今回のトーク・キーワード▶アイデンティティ/価値観としての「ロック」/人生は成り行き/「人生は思い通りにならない」がデフォルト(初期値)/仕事は他者のためにすること/社畜/「何をやりたいか」より「何をやりたくないか」/受け入れるということ(acceptとembrace)⇔ルサンチマン/身の丈に合った暮らし(3Kから3H)/ブツが与えるささやかな幸せ/刻んで生きる/神に感謝▶「刻んで生きる」は吉本隆明の言葉、好きな言葉です。「ブツが与えるささやかな幸せ」は最近、投稿した450円のトートバッグとか、ウクレレのペグとかの話、あと「社畜」というのは物騒な言葉だが、多かれ少なかれ、そういうニュアンスはサラリーマンであれば、受け入れるしかないと思う。イラストレーターたって、クライアントの要望に応えるのが仕事であって、自己表現をやるわけではないのだから。基本的には同じ▶ただ、ぼくは昔から「社畜」的な仕事環境にだけは入るまいと思っていて、そういうことを言ったら、今回の若者の一人から「強いんですね」と言われた。いやいや、そうではなくて、弱いからなんだ。そういう環境にいると心が折れてしまうことが自分でよくわかっているからね、とその若者に答えた。だから、「何をやりたいか」より「何をやりたくないか」を自分に問うことが職業選択で大事なんだとぼくは思う▶毎回の印象で共通しているのは、優しげでおとなしい印象の若者たちということ。で、みんな不安を抱えて悩んでいる。仕事のこと、これからのこと。まじめだから悩むんだよ、と言いましたよ。ぼくはメローなおじさんだから、説教めいたことは言わない。みんなを励ますつもりで色々話した。でも、人を励ますのは簡単でも自分を励ますのは難しいと何かに書いてあったような。そこなんですね。自分を励ましてがんばって欲しいね▶で、ひとつ残念だったのは、「都知事選に投票した?」と聞いたら、13人ほどの若者の内、投票したのは二人だけだった。「そうか、今度は投票しようね」と言ったけれど。ああ、トークのシメにウクレレも弾いて歌ったよ。「生き方の基本は猫に学べ!」というオリジナル曲。あんまり励ましにはならない曲かもしれんが。一昨夜はコロッケ、白身フライ、タラコの佃煮、ヒジキの煮付け、キャベツサラダ。昨夜は中華丼、ししゃもの甘露煮、春雨と青菜入り味噌汁

画像は「一応」イラストレーターのぼくの最近の小説挿し絵仕事。見ればすぐにこの小説は、少なくとも青春恋愛小説の類いではないとわかるでしょう? 絵の出来栄えはさておき、そういうことがイラストの役割だとぼくは思っているわけ。ちゃんと資料用のフィギュア(フォルクス君と命名、そういうメーカーなんだ)を使って現場状況を考証してるし。笑/今月号の「野性時代」、堂場瞬一さんの「十字の記憶」第1回の挿し絵。葉っぱを描くのにくたびれました/「膝立ちのまま、額から地面に崩れ落ちた相手の格好は、潰れたカエルのようだった」(文中描写)という「ガイシャ」状況を再現するためフォルクス君に協力してもらった。

2014年02月20日(木)
昨夜は水曜夜間レレ教室でポロリンコ♪ オーティス・レディングの「ドック・オブ・ベイ」なんてやった。生徒さんのリクエストもあってね。ウクレレで「ドック・オブ・ベイ」をやるなんてあんまりないと思う(というか、「ない」と断言していいかも)。ぼくのウクレレ教室はJポップ系(もうね、聞くのも嫌だから)以外は基本的になんでもありだけど、アマノジャクなぼくの性格を反映して、あんまり他のウクレレ教室ではやらないようなことを意識してるんだ。ハワイアンもあんまりやらないし、だから他のウクレレ教室とはだいぶ違うみたい。生徒さんたちもその辺、よくわかってくれて、そこがいいと言ってくださる。ありがたいです▶ところで、話は変わりますが、可愛い女の子がたくさんいるお店があったとしましょう。そして、事前にウェブでそのお店のかわいこちゃんたちをチェックして、特にこの子とお近づきになりたいと思ったとしましょう。で、その子に一目会いにいそいそとそのお店に出かけたとしましょう▶お店に着いて、たくさんのかわいこちゃんの中から、その子を見つけ、指名し、その子の姿形をまずじっくりと眺め回します。そしておもむろに撫でたり、触ったりしながら「具合」を確かめるわけですね。で、思った通り、いい子じゃないか、いい声だし、とか確認した上で、「君が欲しいよ」とささやくわけですね▶ところが、その子に愛の言葉をささやこうとしたときに、ふと他のテーブルにその子とはタイプが違うけれど、ぐっと惹かれる子がいたとしましょう。その子については事前にチェックをしてなかったので想定外の恋に落ちるわけです。しかし、最初に目をつけていた子とも愛を交わしたい。でも、突然現れたむちゃくちゃ魅力的な子に心は半分、奪われているわけですね▶おじさんの心は千々に乱れます。どちらの子と仲良くなろうか。どちらの子と今後、末長くお付き合いしようか。両方ともモノにしちゃえ、というのは理想かもしれませんが、おじさんの経済状態ではそれは無理です。とりあえず、両方のタイプが違う魅力的な子たちをお店でさんざん撫で回したあと、どちらにするか決めかねて、おじさんはとぼとぼと家路を辿ったのでした▶ウクレレの話です。一昨日、飯田橋に行った際、お茶の水のウクレレ屋に立ち寄り、かねてから欲しいと思っていたウクレレを試奏しに行ったんだ。ウェブで情報を得て以来、これは欲しいと思ってたんだね。ずっと長い間、欲しかった機種で、セール商品だし、すぐになくなる可能性もあって▶弾いてみて、すごく良かった。良く鳴るし、50年代のビンテージだけど、状態も思っていたより悪くない。うん、これだね。よーし、買っちゃおうかと思いつつ、店内の他のウクレレも見ていたら、見つけてしまったんだ。それはもう随分前、存在を知って欲しいなあと思っていたウクレレ。でも、国内ではほとんど売ってないし、けっこうお高いので、ぼくにとっては高嶺の花だった機種▶それが3,4年落ちの中古で出ていて、なんとか手が届かないわけでもない価格になっていたんだ。奇しくも最初の「彼女」とまったく同じ値段。で、想定外に恋に落ちた機種の方は2月一杯のセール商品なんだ。もうね、ずっと考えてる。何度も何度もウェブの商品ページを見て、ため息をついているのさ。辛いぜ、この恋。鶏の水炊き(うどん入り)

写真は「ウクレレ欲しい欲しい病」に罹って、ウクレレに腰かけ、悩みに悩むフォルクス君/もうホントこんな状態。秘書にはまだなにも言っとらん....../悩める人の後ろ姿には訴えかけるものがあるよね。

2014年02月21日(金)
やあ、よく寝た。目が覚めたら12時近くだった。このところ早起き傾向が続いていたので、こういうのは久しぶり。いや、真央ちゃんを見るのに夜更かししたわけではないです。10時間近くは爆睡したな。時折やる爆睡。この年でこんなに眠れるのはまだ若い証拠とお気楽に思っております。「寝る子は粗雑」by 直井ちゃん。笑▶で、夢を見た。ジョン・レノンに会うという夢。どこかホテルのラウンジみたいなところにジョンとそのご一行がいたんだね。ヨーコさんがいたかどうかはわからない。で、おお、とか思って、夢の中ではすごく自然に彼に近づいていって、How you doin'? John! I'm a fan of you.とかすごく気安く話しかけたんだ▶すると彼もきさくに答えてくれて、握手したり、しばらく会話をしたんだ。会話の中身はなぜか仏教のこと。彼がBuddhismに興味があると言うので、ぼくが一生懸命、英語で仏教について語ろうとするんだけど、日本語でも説明するのが難しいジャンルなんで、うまく説明できないのだけど、ぼくが言わんとするところはジョンはすごくわかってくれて、初対面なのに意気投合するんだね▶で、食事でもしないかと、ジョンから言われて、ほいほい、ジョンとその一行についていくんだ。そのとき、ぼくとジョンは並んで歩くんだけど、ジョンはぼくよりずっと背が低くて(ぼくは163センチ)、ものすごく小柄な人だとわかる(実際は178センチくらいかな)。で、顔つきもだんだん変わってきて、ハリー・ポッターに出てくる小人のトビーに似てくるんだ。じぇじぇじぇ、と思ったところで目が醒めた▶夢の中で、ぼくの秘書もそばにいて、ジョンと一緒にいるところを写真に撮ってくれないかと目で合図するんだけど、まったく無視された。そこがね、目が覚めて残念に思ったところ。豚肉と白菜の「重ね鍋」(と秘書が言っておった)。さて、雪はまだまだ残っているようだけど、仕事も一段落したので、久しぶりにヒット・ザ・散歩ロードして参ろうかな。

写真は散歩に行ってた秘書が持ち帰ったフキノトウ。春はすぐそこ。

2014年02月22日(土)
シゴト絵を描きあげたので、比較的最近ヤフオクで買い替えたエプソンPM4000でプリント出力しようとしたら、マットブラックがなくなってたので、以前、やっぱりヤフオクでゲットした代替顔料インクを投入、すると完全にノズルが詰まった。クリーニングを3回するも効果なし。純正も持ってたので、純正に交換。今度はちゃんとプリントできた▶この代替インク、同機種のプリンタが壊れる前に購入していたもので、半年以上試していなかったもの。不良品なんだろうが、購入日がだいぶ前なので返品は効かないし、そもそもバッタもんだから、こんなこともあると諦めるしかない。各色+マットブラック2個ほど買ったものだけど、あったまに来たので他も捨てる▶普段使いのキャノンの方はアマゾンで良さそうな代替インクを見つけ、何の問題もなく、使っている。こちらは染料なので良いのだろうか。ぼくはけっこう大量にプリントすることが多いので、純正なんか買ってられない。以前のエプソン汎用機のときはインク注入式とかでやってて、結局、寿命よりも短めに壊れた感じがする▶PM4000については、ずっと純正を使い続けて、紙送りの故障はあったけれど、ノズル系の故障はなかった。もう、この機種に関しては代替インクは使わないことにしましたよ。ぼくは何が腹立つってパソコン関連、周辺機の不調。ここんとこ、全般的に快調だったので久々のストレスを感じたな。「安物買いの銭失い」、プリンタインクについては、けっこう、これが当てはまりますので、ご同輩、ご注意くだされ▶問題は一応解決したので、散歩がてらの買い物に。スーパーで「袋に詰め放題、300円」というみかんがあったので、インク問題の憂さ晴らしに思い切り詰め込んでやりました。初老夫婦も購入していて、おばちゃんの方がしゃかりきになって詰め込んでて、おじちゃんは「もう、いいよ、そんくらいで」とか言ってた。ほほ笑ましい光景でありました▶で、こぼれそうなみかんの袋のお尻を持ち、上部を手で押さえながらレジに行く途中で、ミカンが一個、ポロリンコ♪ 拾ってくれたのは若い女性だった。おじさん、赤面してしまったではないか。カマスの塩焼き、納豆、豆腐の味噌汁

画像は件のみかん。倒れそうなところ、フォルクス君に支えてもらった。みかんの味はまあまあ。

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