2014年2月28日金曜日

週刊「猫並日記」2014 (2.10~2.16)

2014年02月10日(月)
都知事選、この前の夏の参院選と同様な結果だね。舛添が有利かなと思ってたけど、直前にスキャンダルが流されたし、あんなに大勝するとは思ってなかった。ぼくが思うより、多くの人々は以前より保守化しているということなんだろうか。保守でもタカ派保守、都知事選においても孫に憑依した岸の亡霊が暗躍してる感じ。あと、若い世代の田母神人気にはちょっと暗澹たる思いがする▶まあ、理念より日々の暮らし、老後の安定というのはわからないでもないけど、こんな感じで行くと、日々のささやかな幸せも脅かされていくということが多くの人々にはわからないのだろうか。「東京を世界一の都市へ!」なんて言葉に踊らされ、バブル期の中曽根の夢をもう一度、なんて思っている人は、はっきり言うけど愚かだと思うよ。幸せを感じる一番大切なことは心の在り方なんだと思うんだけどなあ▶ぼくにとって、東京とは70年代の東京なんだ。70年代初頭に上京して、東京の人ってやっぱりリベラルな人が多いなと思った。70年代のメディア、特に東京を中心とした出版文化には影響を受けた。東京から発信された映画や音楽にもね。で、その頃の都知事は美濃部さんだった。「革新」という言葉が東京には似合ってた。東京はリベラルな思想や文化を発信するところではもはやなく、自治体としては単にどでかいというだけの都市になったという感じがするね▶ぼくは東京都民でもないけど、やっぱり投票結果は残念だった。だけど、ぼくは何年か前から茨木のり子の「倚りかからず」を理念のひとつとしているので、<倚りかかるとすれば/それは/椅子の背もたれだけ>と思い、良い感じに生きるためそこそこはがんばろうと思ってるんだ。牛丼、ゴボウ、ハス等の筑前煮、味噌汁

写真は昨日の残雪光景の追加分。雪に残された足跡、初歩的な推理ミステリーだね/左はスズメ、右はハトの足跡だと推理/雪道を犬と散歩した人がいたと推理。

2014年02月13日(木)
一昨日、昨日とウクレレ教室昼間部でポロリンコ♪ 年が明けても大和のウクレレ教室は、新しい生徒さんもいまだ入ってきて、お陰様で好調です。生徒さんも良い方ばかりで、ぼくも教えていてとても楽しい。昨日は何人かの生徒さんからバレンタインのチョコレートもいただいたし、ありがたいこっちゃ▶ウクレレを2ヶ月くらいお貸ししていた初心者の生徒さんがマイ・ウクレレを購入、これがね、また良いものなんだ。「7,8万はしたんじゃないですか?」と訊くと、ちょっと恥ずかしそうにうなずいた。随分とリサーチして悩んで思い切って買ったようだった▶その生徒さん、ウクレレもまだ始めたばかりだから、少し高価なウクレレを買ったことが「分不相応」と少し恥ずかしく思っているのかもしれない。でも、「弾いていて気持ちが良いでしょう? 良い楽器を買うとどんどん上手になりますよ」と言ったら、嬉しそうに微笑んだ。生徒さんがウクレレを買うとぼくも嬉しいね。楽器はブツとして最高のもののひとつだと思うから▶教室の中には、高価な楽器を先生からのお勧めとして買わせられることが多いようだ。どんなものを買っていいかほとんどわからない初心者さんに、言葉は悪いけれど「売りつける」わけだね。で、そのリベートを先生はいただくと。教室の名前は控えるけど、ギター初心者としてその教室に入会した元生徒さんから聞いた話だと、すぐに100万超のギターを勧められたんだと。その生徒さんはとても買えないと断ったそうだが、ふざけた話だと思う▶ぼくの教室の生徒さんの中で、以前他のウクレレ教室に通っていた方々は、みなさん、カマカだのコアロハだの、高価なウクレレを持ってらっしゃる。先生から勧められたのとのこと。今日、ウクレレ経験者で新しく入ってきた方も、高価そうなウクレレを持っていて、「10万前後ですか?」と訊いたら「そのくらい」と答え、やはり、先生から勧められたということであった▶楽器はね、初心者さんはそこそこのもの(ウクレレで言えば、2万円前後)でいいんだ。やっていく内に自分の好みの音とかがわかっていくから、徐々に良いものを買っていけばいい。ぼくもビンボーだから、安いギターやウクレレを何本も何本も買って、思い切って良いものを買ってきたし、その良いものが欲しいという憧れがね、いいと思うんだな。それをゲットしたときの喜びも大きいしね▶実は、しばらく鳴りを潜めていた「ウクレレ欲しい欲しい病」がこのところ、再発してきて、今、すごく欲しいウクレレのブツがあるんだ。ネットで見たものだけど、毎日、そのウクレレのことを考えてる。悩ましいねえ。ああ、悩ましい。今度、お茶の水方面の楽器屋に行って、現物を試奏して来ようと思ってるのだけど、だけど、だけど、だけど。(ま、そんなに高いものではないんですけど、たかが15万円くらいのものですけど……)一昨夜は鶏の唐揚げ+コールスロー、昨夜は焼きそば+ワカメのお汁

年取って、物欲はあまりなくなってきたけれど、ブツが与えてくれる幸せというのは否定しない。で、写真は最近、ささやかな幸せを与えてくれたブツの数々/トートバッグというのが欲しかったが、あの手提げ部分の中途半端な長さがイマイチだった。手で持っても肩に担いでも、ということなのだろうが、あの長さはそのどちらでも中途半端な感じがしてた。「帯に短し、たすきに長し」だね/で、最近ゲットしたこのトートバッグ、手持ち用の手提げとショルダー用の肩掛けと両方付いている。キャンバス地のこういうのが欲しかったんだ/さらに嬉しいことに、これ、近所のリサイクルショップで見つけた。ほぼ新品同様で450円。嬉しいじゃないか。

デジタル機器はすぐ壊れるものが多いけど、このワコムのタブレットとマウス、ペンはもう10年以上も愛用している。一度も不具合はないです。マウスなんかグリップ部分やスクロールボタンはぼろぼろになって、フェルトのシールを貼って使ってる/このペンのニブ(芯ね)はずっと標準のプラスチックのを使ってた。つるつるするので、タブレット側に画用紙を敷いてね/で、ついこの間、ハードフェルト製のニブ(ビニール袋に入っているヤツ)があることを知り、購入してみた。これがとても感触がよろしい。鉛筆の感触に近いです。俄然、絵を描きたくなった。

ちょっと前、ダイソー製の「三面歯ブラシ」について触れたが、そのときにHさんからお勧めのあった「ハピカ」の電動歯ブラシ。これいいです/電動歯ブラシは以前、何度か使ってたことはあるけど、ゴシゴシやる満足感を得られないので、使わなくなった。これは電動でありながら、普通のブラシのようにゴシゴシやるという発想の下で作られたようだ/何が良いって、早いです。短時間に歯がつるつるになります。しかも安い、500円くらい。ぼくからもお勧め。

これは愛器ギブソンTU-1用に最近変えたウクレレのペグ。プラネタリー・ペグといって、この形状のものは普通、「シングルアクション」といって、ギア比が1:1なんだけど、これは軸部分にギアが内蔵されていて4:1のギア比になっているんだ。とてもチューニングがしやすくなった/最近はチューニングがしやすい「ギア・ペグ」(ギターのような)が付いたウクレレが多くなったけれど、ぼくはこだわりがあって、ギターのようなペグが付いたウクレレはあまり好きじゃないんだね/このプラネタリー・ペグの存在を知った頃から欲しかったけど、発売当時は4個セットで1万円以上したんだね。生徒さんでこのペグが付いたウクレレを最近買った人がいて、やっぱりいいなあと。で、ネットで見たら6980円になってた(それでも高いですけど)ので、思い切って購入。すごくいいです。大満足。(ウクレレのことを知らない人にとってはこのペグの良さはわからないでしょうが)

2014年02月14日(金)
雪のバレンタイン・デーとなったね。恋する若者たちよ、今からでも遅くない。降りしきる雪の中、戸外に出て、雪原に大きな♡マークと愛する人の名前を書いて、それを写真に撮り、恋人に贈りなさい。なんていうぼくはそういうロマンチックな年齢からかなり遠くに来てしまったが▶先週末、どか雪が降ったかと思えば、またけっこうな雪だ。この冬が寒いのは地球温暖化が原因、あるいは遠因であると、そして人為的なCO2の増加による地球温暖化はほぼ定説になっているが、異常気象は地球規模の気象変動期に差しかかっているからであり、C02のせいではないという研究者もいるようだ▶ま、ちょっと普段と違う気象になれば温暖化と結びつける傾向もどうかなあ、とは思う。というのは、原発が「クリーンエネルギー」とされ(CO2をあまり出さないから)、その論法に一定の説得力があって、ぼくもガッコウ講師時代に生徒たちに、そう教えたことがあるからだ。「原発ってなんだか怖い感じがするだろうけど、地球温暖化の方がもっと深刻なんだ。それに原発事故は日本は安全基準が厳しいから、まず起こらないと思うよ」なんてことをね、まあ、生徒たちに言ったわけですよ。見事に「神話」に騙されていたわけ▶で、このところの政府及び自民の原発推進にまたぞろ舵を戻す傾向。先日、テレビで自民の大島某が「原発はクリーンエネルギーの見地から見ても必要だ」なんて、また言い出した。だからね、「地球温暖化はCO2のせいではない」という説に、ぼくなんか同意したくもなるわけです。地球規模の自然の営みって、人間がちまちまやってることなんか目もくれてないんじゃないかともね▶でも、ときどき、自然は人間がしょうもないことをやってると、「こら!」ってお灸をすえる(って表現、若者にはわからんだろうけど)っていうことはあると思う。自然は畏怖するもんだ。そうやって何千年も人間は生きてきたんだから▶しっかし、よく降るなあ。予報ではこの前の雪ほどではないとは言ってたけど……。今日はウィークデーだから、これから電車に乗って帰宅されるみなさん、ホントにご苦労様であります。ぼくは今日はどこにも出かける予定はなく、いいんですけどね。チキンライス+ワカメスープ

写真は本日の積雪状況、ならびにベランダ雪原の恐竜たち/15時現在の(ベランダ手すり)積雪状況、去年成人式の大雪に迫るんじゃない?/恐竜の絶滅にはいくつかの説があるようだけど、「巨大隕石衝突説」が有力だと。で、衝突後、太陽の光が遮られ、寒冷化し、こんなふうに雪が降ったのではなかろうかと/「さ、さむいよ〜〜!」という恐竜の悲痛な叫びが聞こえてくるようだ。かくして恐竜は絶滅した。人間もね、そのうちですよ。しょうもないことやってると。

2014年02月15日(土)
いやあ、良く寝た。昨夜は1時過ぎには寝て、ドサッという物音(屋根に積もった雪が落ちたようだ)で目が覚めたのは10時前。最近、あれだけ鉄板だった夜型体質がぐずぐずになって、夕飯食ってぼんやりとソチなんか見てたらすぐ眠くなる。で、コタツdeうたた寝→ベッドにもぞもぞ潜り込んで本寝というパターン。昨夜はそれこそ住居建物全体が「かまくら状態」だったから、静かにぐっすりと眠れました▶首都圏を2週連続で襲った大雪、今回は前回ほどではないとの予報だったように思うが、なんのなんの、積雪状況は今回の方が厳しい感じ(都心よりこちら神奈川の方が雪は多いようだ)。前回は降ったのが土曜日ということもあって、近隣のみなさんも雪かきをマメにやったせいか、翌日の道路状況は思っていたより良かったが、今回は我が家のベランダから見る限り、まだ長靴なしで歩ける状態ではない(長靴、まだ買ってないし……)。なので、本日は籠もってシゴトでもしなはれ、と脳内秘書の提言▶<上の雪/さむかろな。つめたい月がさしてゐて。下の雪/重かろな。何百人ものせてゐて。中の雪/さみしかろな。空も地面(じべた)もみえないで。> 金子みすゞだね。本日未明の積雪をベランダから眺めて思い出した詩。思いやりというのはかくあるべき、という詩だね。豚肉生姜焼き、キャベツ&トマトサラダ、豚汁

写真は昨日以来の近隣積雪状況ルポ、by 山下特派員。ところで、昨日ベランダ雪原で「絶滅」した恐竜は未だ積雪層の中で太古の氷河期の夢を見ている/昨日深夜のベランダ手すり積雪、21、2センチくらい。前回を上回った感じだね。ちなみに今回の横浜の最大積雪は26センチということ。けっこう正確なベランダ手すり積雪計測だと思う/昨夜のベランダからの雪状況一夜明けての状況。手前の車、30分くらいかけて、ようやく「気道確保」した感じ/これは前回(8日)の大雪の翌日光景。今回の方がシビアであることがわかる/ぽったぽったと雨が降っているような感じの屋根の雪。滴が奇麗に撮れてた/昨日深夜のベランダ手すり積雪、21、2センチくらい。前回を上回った感じだね。ちなみに今回の横浜の最大積雪は26センチということ。けっこう正確なベランダ手すり積雪計測だと思う。

2014年02月16日(日)
大雪から2日目、E天気だ。もうそこそこは散歩ロードも歩けるだろうと思って出かけたが甘かった。急遽、踵を返し、近所のハードウェアの店で長靴を購入しようと思ったが、それも甘かった。棚の上の長靴類はすべて売り切れていた。しょうがないのでおんぼろ革ブーツでべちゃべちゃの雪上行軍に及んだが、案の定、靴の中に水が浸入してきて、靴下はずぶ濡れになったのだった▶この悪路の中、散歩をしたいわけではない。ヤニが切れたのだ。散歩ロードの道行きのコンビニに行かなければいけなかったのだ。実はそのことがぼくの散歩習慣を長続きさせている要因のひとつでもある。ぼくはタバコを買い求めるためなら吹雪の日でも出かけるだろう。悲しいアディクトなんだ。嘲笑ってくれ。で、まだしばらく悪路状況は続くだろうから、普段タバコの買い置きをしない(嫌でも「ついで散歩」するから)ぼくも3箱買ったのだった▶「風が吹けば桶屋が儲かる」というが、あれは風が吹くと目に土ぼこりが入り、目を悪くする人が増え、そういう人は盲(めしい)の三味線弾きになろうとするから、三味線が売れる。三味線の皮は猫の皮でできているから、猫が減る。猫が減ると鼠が増える。鼠が増えると桶をかじって、桶に穴が開くから、桶屋が儲かる、という話だね。「可能性の低い因果関係を無理矢理つなげてできたこじつけの理論・言いぐさ」(Wiki)というわけだ▶この「理論」をぼくのケースで言うと、「雪が降ればタバコ屋が儲かる」ということになる(ならないか)。首都圏の長靴屋(とスコップ屋)は近年、まれに見る好況だろうけれど。カレーライス

写真は大雪から二日後、本日の近隣雪跡状況/散歩ロード中間地点。ここでこれ以上進むのをあきらめた/結局、この道を通ってコンビニまでタバコを買いに行った。靴の中はぐしょぐしょになった/雪景をバックのアルク・ホーガン。この写真にはおかしなところがある。さて、ワトソン君、君にはわかるかな?

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