2014年1月10日金曜日

週刊「猫並日記」2014 (1.3~1.5)

2014年01月03日(金)
元日、二日とよく晴れて穏やかな新年となった。年初にあたり、ことさら個人的な抱負というものはありませんが、不穏な東アジア情勢に拍車をかけるような現政権の動向に不安を覚える昨今、よもやの「有事」に至らぬことを祈る感じだね▶元日は秘書のお姉さん夫婦宅での恒例の年賀の集い。今年で91歳になるお義父さん、89歳のお義母さん、お義姉さん、お義兄さん、甥、姪、姪のダンナ(奇しくも同郷)、彼らの8歳の娘と2歳の息子、そしてぼくとオクさんとで、ご馳走をいただきながらにぎやかに新年を祝った▶毎年恒例のこの集まり、お義父さんはここ数年、足腰がめっきり弱ってきたが、この日は元気いっぱいのひ孫たちの姿に目を細めながら、お酒もそこそこに進み、「酔った、酔った」と笑っていた。横須賀で育ち、戦時中は海軍工廠で働き、戦後は米軍摂取の下、米軍基地で船舶修理の仕事に就いた義父は今の不穏な状況をどう思っているのか。歴史は繰り返すというが、二度と繰り返してはいけない歴史もあるわけで▶ともあれ、今は平和な親戚縁者の集まり、この日はリトル・プリンセスの大姪のリクエストで、みんなしてトランプをやった。この集まりでトランプをやるのは初。定番のばば抜きと七並べ、ぼくもずいぶん久しぶりにやったが、大人たちもみんな楽しんだ。子ども相手にも色々小ずるく画策して、勝とうとするぼくは根っから意地悪な性格だと思ったね▶二日、昨日はこれも恒例の兄貴宅での年初の集まり。兄夫婦、テレビマンの甥夫婦と彼らの娘、弁護士のもう一人の甥とぼくら夫婦という面子。こちらも2歳半甥のリトル・プリンセスが華。昨年の正月に会った時はまだ言葉もおぼつかない感じだったが、この日はよくおしゃべりもした。ぼくのことを初めて「おじさん」と呼んでくれた(厳密に言うと「大おじさん」だけど)▶特養にいる母もこの集まりに来ることができればいいのだけど、それは叶わない。母は今年、卒寿を迎えるので、そのお祝いを夏辺りにしようということは、この席で決まった。兄夫婦は今年秋から来年にかけてロサンゼルスに滞在するということで、来年の正月はこの集まりはない。元日の集まりもこの日の集まりも恒例のものだけど、一期一会という感じはする▶毎年、正月には母に電話をしていたが、なかなか電話での会話も難しくなってきたので、今年はFAXで年賀を送り、職員さんにそれを母に見せてもらうことにした。兄が年末に帰省し、母と会っていて、ここのところ、一時期よりしっかりしてきたということ。良きこと▶そして、兄の家から帰宅した昨夜、しばらくの間、わが家にホームステイをするお客さんを迎えた。一昨年の夏にも預かったことがあるスコティッシュフォールドの猫の銀次くん。友人夫婦の猫だが、彼らが豪華列車「ななつ星」の車中一泊九州旅行に出かけることになり(なんと彼らはそれを懸賞で当てたんだ)、6日までのお預かり▶手がかからないごくおとなしい良い子で、昨夜もわりとすぐに慣れ、今はコタツの中ですやすやとおネムであります▶昨年から、年賀状は頂いた方々にだけ出すことにしたので、今日はこれから年賀状書き。それが終わったら投函を兼ねて初散歩にでも繰り出そうかな。

秘書のお姉さん宅でのご馳走。毎年、三崎のマグロが定番。この日は大トロ、中トロに加え、シマアジ、ヒラメなども。美味しく、ありがたくいただいた▷義理姪夫婦は熊本で農業をやっている。昨年の正月にもいただいたが、今年も熊本名物、馬刺しと「たてがみ」(馬肉の脂肪部分)を食べさせてもらった。甘口の生姜醤油で食べると絶品▷こちらは兄貴宅のフグ刺し。わざわざ下関から取り寄せたもの。フグは今が旬。言うまでもなく、うんまかった▷で、フグちり。鍋物の横綱格でありましょう。シメはこのだし汁でのフグ雑炊。なんとも幸せな食卓だが、食い物に関しては元日、二日をピークに今日からは一気にごく日常的な食卓に戻ります。こんな贅沢、一年に一回でよろしい▷猫の銀ちゃんコタツの中。今朝の表情。

2014年01月04日(土)
新春間抜け話を▶夕刻、年賀状を書き終え、投函がてらに散歩に出かけたのさ。コートの左のポッケにタバコと携帯灰皿とライターを入れて、右のポッケに財布を入れて、年賀状の束をどちらのポッケに入れるか出かける前、ちょっと考えて、財布を入れてた右のポッケに突っ込んだのさ。それはもう確かに▶で、川沿いを歩いて、写真を何枚か撮って、ポストがあって切手も売ってるスーパーに行く途中、神社に寄って初詣でをしたのさ。神社での願い事は昔から決まっていて「商売繁盛、家内安全、無病息災、世界平和」の4つの願い事。四字熟語4つ16文字だけど、それで人生ほぼすべての願いが込められる。その願い事に、ジャージのポッケから小銭を取り出し、10円のお賽銭。厚かましいことであります▶で、おみくじでも買おうかと思ったが、おみくじは100円。小銭は10円玉しかなかったので、財布を右のポッケから取り出そうとしたら、財布がないではありませんか。よく忘れ物をするぼくではありますが、出かけるときに年賀状の束と一緒に財布をコートの右のポッケに入れたことは,前述のとおり、しっかり覚えていたんだ▶焦ったね。家から出て神社に来るまでの間、距離にして1キロ弱、写真など撮っていたから、時間にして20分くらい。その間、どこかで財布をポッケから取り出したわずかな記憶があった。それがどこだったったか思い出せない。そのときに置き忘れたか、あるいは落としたか▶とりあえず、神社の境内で落としたかと思い、そこらを探し、社務所の人にも聞くが財布の届ものはなし。参拝客でごった返しているような状況ならスリにあったとも考えられるが、人出はまばらでその可能性はない。あとはどこかで落としたとしか考えられない。夕闇迫る道を引き返し、地面に目を凝らしながら川沿いの暗い道を探し歩きましたよ。やれやれ、正月早々、これかい? とか思いながらね▶浅川マキの歌で「ロンサム・ロード」というのがあって、♪とぼとぼと〜 歩いてく〜 あの淋しい道〜 という歌なんだけど、落とした財布を探し歩く道くらい淋しいものはないよね▶いよいよ暗くなってきたから、家に帰って懐中電灯を持ってきて財布の捜索をすることに決めて、急いで家に帰ったんだ。家のドアを開けた瞬間、ポッケに入れた財布を取り出して、置き忘れた場所を思い出した。それはぼくの部屋の机の上、そして財布はそこにあった▶……こういうことです。書き上げた年賀状の束をポッケに入れて、家から外に出ようとしたとき、郵便受けに数枚の年賀状が届いているのを見たんですね。それで、その年賀状を取り出し、部屋に戻り、追加分として書き上げ、それをポッケに入れるとき、いったん財布を取り出してほとんど無意識に机の上に置き、そのまま年賀状の束だけをポッケに入れ、財布を持たずに再び外に出たというわけ。財布を取り出したかすかな記憶というのはそのときの記憶▶でも、なぜかね、この追加分として年賀状を書いた記憶がどこかで省略されて、財布をしっかりとポッケに入れて出かけた記憶の方が勝ってたんだね。いずれにしても財布はあったわけで、めでたしめでたしなんだけど、これってちょっとやばいよね。元々ものをよく忘れるタイプではあるけれど、ここんとこひどくなってきた。ホントに嫌になる▶で、財布があって安心して、再度年賀状を投函しに近所のスーパーへ。サービスカウンターで切手を買って、その場で貼って、ついでにミカンとその他の買い物をちょこっとして帰宅したら、年賀状をポストに投函するのを忘れてた。で、またポストまで行ってきたのだった。秘書から「なんだか行ったり来たりしてるけど、どうしたの?」と聞かれたりしたのさ▶実は、元日の秘書のお姉さんの家での集まりのとき、帰り際、カメラを忘れたことに気付いて取りに戻り、それから駅に向かって歩いていたら、後ろから姪と姪の娘が走ってきて、「おじさん、また忘れ物〜!」と。タブレットを置き忘れていたのだった▶昨日の日記で「新年にあたり抱負というものは特にない」なんて書いたけれど、「忘れ物をしないように心がける」というのが今年の抱負だな。出かける前、電車で降りる際、どこかに滞在し、そこを出る際、「忘れ物はありませんか」といつも自分に問いかけるようにせねばな。いやはや、情けない、ていうか、マジヤバイ。ブリの照り焼き、大根なます、明太子風味の薩摩揚げ、モヤシサラダ。

写真は正月三日、初散歩での境川夕暮れの光景と近所の神社での善男善女+犬一匹の参拝客の様子(この写真を撮った直後、財布を落としたと思い焦ったというわけ)▷この風景は過去に何度も何度も撮った。川沿いで一番好きな場所、アングルなんだ。左のケヤキ?の木が好き。

2014年01月05日(日)
♪きのぉ〜も、コタツの中で寝た〜 あの子と〜 一緒に寝たのさ〜。「あの子」というのは2日の夜から預かっているスコティッシュ・フォールドの銀次くん。飼い主の夫婦は豪華寝台列車「ななつ星」での九州旅行中。初日の夜はやや緊張してぼくのベッドの下でお休みになったが、2日目からはすっかり慣れて、こたつの中がねぐらとなった▶銀ちゃんは1才くらいの子猫のとき、一昨年の秋口に預かったことがあるが、そのときの写真を見ると、頭だけがでかくなって身体は小さいままのように思える。四頭身猫▶前回預かったときはぼくにもすぐに慣れたが、今回はウチのオクさんにはべったり甘えるのに、ぼくには少し距離を置く感じ。この飼い主夫婦も奥さんばかりになついて、ダンナの接触はあまり好きではないようだ。人間に限らず、猫も雄は女性の方が好きなんだよね▶でも、手がかからず基本的におとなしい性格はそのまま。てなことで、久しぶりの猫環境、昨日はほぼ一日中、銀ちゃんと遊んだ。明日の夜にも飼い主夫婦が引き取りに来る。既に名残惜しい。カレーライス

そこに座られるとおじさん、仕事ができんのよ」と猫なで声で言ってみる▷猫の後ろ姿が好きだ。(頭、でか!)

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