2013年1月31日木曜日

Art Ubiquitous (2005年2月〜4月撮影 旧ブログから再出)


『腐食枯山水-1」/「腐食枯山水-2』
出所:資材置き場金属塀(at:散歩ロード)





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『壁滝』 
出所:神社塀(at:近隣神社)

横尾忠則が一時期、「滝」をマイブームとし、何千枚にも及ぶ滝絵葉書を蒐集し、作品のモチーフにも使っていたことは知られているが、日本においては、滝は信仰の対象になったり、また、滝に打たれることを、信仰を深めるための修行にすることは一般的によく知られていて、滝というのは霊験あらたか、ということなのだろう▶まぁ、水しぶきが立つところは、マイナスイオンが発生し、空気も浄化されるそうだから、滝のそばに行くと気持ちいいのは科学的にも考証されているということか。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『壁滝(ナイアガラ・バージョン)』
出所:近隣民家塀

「ナイアガラ」と言えば、大瀧詠一 。彼の1stソロに収められている『びんぼう』という曲、好きだった。ウルフルズ、トータス松本クンのカヴァーもなかなかゴキゲンです▶♪汗だくになって、いくらがんばってみても、判で押したようにいつでも決まって貧乏、僕は貧乏▶森永卓郎さんという方が「年収300万の暮らし」を提唱していらっしゃるが、これには僕も賛成だ。いや、貧乏は僕も嫌だけど、僕なんかいい歳になってきたのと比例して物欲というものがあまりなくなってきた。基本的に安上がりだし、年収300万あれば、全然オッケーな暮らしぶりだ▶森永さんに示唆されるまでもなく、日本はこれから「ビンボー」になっていくことは目に見えていて、暮らしのスタンダードが高い人にとってはきつくなるだろうが、僕のように「底値安定」の人生を歩んでいる人間にとっては「いいんじゃない」と思うのだ▶「清貧」とか言うと無理してるなと思うが、「つましいけれど、心豊かな生活」というのはごくまっとうな生き方だと思う。「消費文化に踊らされるのはもういいや」とみんながこれに同感して、つましい生活を始めたら、不況の出口はますます閉ざされるだろうけれど▶貧乏というのは相対的な感覚だから、みんな貧乏になれば「負け犬」感もあまり感じないだろうし、大量消費文化が衰退すれば地球環境にもいいわけで、♪エヴリバディ・ビンボー、を提唱したい。(コメントは2005年当時の記載)

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



『錆富士』
出所:板金工場脇に設置された鉄製くず鉄入れ(at:散歩ロード)

これは、お分かりのように「噴火後」ですね。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『壁富士』 
出所:民家ブロック塀(at:近隣住宅街)

ゆうところのマチエールがものを言う絵画▶これを油絵でやるとすごくお金がかかる。乾くのにものすごい時間がかかる。イラストレーターには不向きな画法。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『前衛生け花-1」/「前衛生け花-2』

出所:資材置き場金属塀(at:散歩ロード)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『見つめる木、語る木、想う木』
出所:街路樹(at:駅前プロムナード)

左:『一つ目の木』▶この木が見てきたものは「街のうつろい」であろう。構築と破壊と再構築の繰り返しにより、僕達が得たものと失ったものを見据えている。

中:『語る木』▶木は饒舌ではないが、ゆっくりと淡々と話すことにより説得力を持つ。この木の吹き替えは「日本昔話」の常田富士夫。トークのテーマは、『街と人のうつろい』。「昔は、この通りを歩く人間達もゆーっくり、歩きよった。時間も今よりゆーっくり、流れておった」

右:『瞑目する横顔の木』▶木は過去を憧憬する。いつの時代も昔は今より輝いていた。まだ見ぬ未来に不安を抱くのは人間だけだ。すべてはなるようにしかならない、なるようになっていく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『Tree Bird、または同化鳥』
出所:街路樹(at:鉄塔のある遊歩道入り口付近)

木と同化することにより、長い生命を得たが、もはや飛べない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『同化ネズミ』、または『根ネズミ』

散歩ロード入り口付近に棲息。
かつては風にそよぐ枝々を揺らし、泰然と川を眺めていたであろう古木の最後の番人。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『同化クジラ』、または『根クジラ』
近隣の神社境内脇に棲息

かつては大海を悠然と泳いでいたが、今は木の支配下にある。それが彼にとって不幸であるのかどうなのか、本人に訊いてみなければわからない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『八つ墓の木、または木の八つ墓状態』 
出所:宅地造成地(at散歩ロード)

「現場」は「町はずれの閑静な住宅街」である場合が多い▶語らぬはずの死者が、多くを語るのが「八つ墓村」だが、この木は何を語ろうとしているのかと言うと、頓挫された宅地造成地というランドスケープの不毛だろう。まぁ、草は生えていますが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アート・ユビキタス【Art Ubiquitous】 「アートを創り出す」のではなくて、「アートを見つける」姿勢です。アートはそこらに「遍在」しています。面白いです。

0 件のコメント: