2012年4月2日月曜日

せっかくだから小旅行・レトロ門司港編


3月26日

母と伯母の米寿・卒寿合同祝賀会の翌日、兄夫婦と僕ら夫婦で今は空き家となっている実家に向かった。父が眠る実家近くの墓に遅ればせながらお彼岸の墓参りに。

ウチの先祖代々の墓は実家から坂を上り、小高い丘の上、徒歩10分くらいのところにある。昨夏の父の納骨の際、納骨スペースを確認、まだ4,5人分の空きがあるので、(どうなるかわからないが)僕もそのうちここに入居する予定。


高台の墓地近くから北九州方向に目をやれば見えるのが巌流島。武蔵と小次郎の決闘の場ですね。80年代にはアントニオ猪木のプロレス試合があったらしい(最近知った)。今年の5月に初代タイガーマスクなどの試合があるらしい(さっき知った)。今は無人島だが、僕が子どもの時は人家があったらしい(兄から聞いた)。


墓参りを済ませ、兄たちは兄嫁の実家に、僕たちはかねてより計画(ほとんどオクさんの計画)していた「せっかくだから小旅行」第一日目として、今は「レトロタウン」を売り文句にしている門司港に行くことに。


門司港には下関からこのフェリーに乗って関門海峡を渡って行く。ほんの7,8分くらいだろうか。ちょっと広めの河を渡る感じですね。


船上から関門橋を望む。

船上から門司港側を望む。

「レトロ」な門司港駅。

「レトロ」な駅待合室(自動ドアだった。ここはレトロな手動でお願いしたかった)。

門司港駅周辺。左側にある高い建物が「門司港レトロ展望室」。この後、上ってみた。

旧門司港税関に展示してあった密輸品の数々。覚醒剤系が多い。隠匿するブツは、ビデオテープ、人形、アタッシュケース、たばこ、織物、歯磨きチューブ、シャンプーボトル、金属バット、木彫りの民芸品、玉砂利なんつうのもあった。消火器に数キロのブツを仕込む、っつうのも。人間は悪事を考える方が頭が回るように思う。

「門司港レトロ展望室」から下関側を望む。

「門司港レトロ展望室」の喫茶コーナーで地ビール「桜ビール」を飲んだ。ほんのりと桜の香りがしてうんまかった。あと、門司はバナナのたたき売りの発祥の地ということで、バナナ紅茶も飲みました。これはそのまま、バナナの香りがする紅茶だった。

「門司港レトロ展望室」からの下関側風景、左手に広がる島が僕の生地、彦島。

門司港名物「焼きカレー」。レトロな商店街を散策し、「焼きカレーを作って30年」という看板がかかっていたレトロな喫茶店で食した。カレー味のドリアという感じ。

門司港は海からすぐにわりと急な坂になる。ちょっと横須賀っぽい。細い入り組んだ坂にレトロな民家が建っている。関門橋がちらっと見えた。

かつて門司港が賑わっていた頃の遊郭跡。3階建ての古い木造建築。僕が好きな写真家・作家の藤原新也はこの門司港で生まれ育った。彼の実家は海峡を渡り歩く商人宿(このような)を経営していた。彼の写真集「少年の港」にこの辺りの景色が出てくる。

九州鉄道記念館。閉館時間が迫っていて館内には入れず。僕はいわゆる「鉄ちゃん」ではないが、「せっかくだから」入館したかった。間近で見たSL(磨き上げられていて機械油の匂いがした)は「でかい、重そう」という印象。

帰り際、トイレに行った。「便所」って……。「レトロ」を売りにする手前「トイレ」とは表記できなかったのだろう。「便所」、確かに今はレトロな音の響きではあります。


下関への帰路はフェリーよりずっと時間がかかる列車で。というのはウチのオクさんは船が苦手、「もう嫌だ」と。そんなわけで、僕が計画していた門司港から巌流島上陸フェリーに乗る計画はボツになった。

てなことで「せっかくだから小旅行・門司港編」、この日踏破1万2千歩。

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