2010年6月3日木曜日

学級委員辞任願いの思い出


小6の時、ヘタレ学級委員だった僕はクラスをまとめきれず、それなりに悩んで、担任のヨシダ・アイコ先生に「学級委員を辞めたい」と申し立てたことがある。「みんなが僕の言うことを聞かんけえ」というのが「辞任願い」の主な理由だった。

自習のときや掃除の時間、騒いだりする子がいれば「○○君、静かにして下さい」とか、ケンカとか始まると「○○君も○○君もケンカやめんか!」とか言うのが学級委員の務めだと思い、実践しようと努力したように思うが、もとよりリーダーシップに欠けるところがあって、僕の注意や指示をまともに聞く子はあまりいなかった。

HRのとき、ヨシダ先生はみんなに僕が学級委員を辞めたいと思っていることを告げ、意見を求めた。普段はニコニコしているヨシダアイコ先生が怖い顔をしていた。ちょっと弱気になって甘えるつもりで先生に言ったのにコトが大きくなってしまって、僕は内心、先生に弱音を吐いたことを後悔した。

クラスのみんなはシーンとして、しばらく誰も口を開こうとしなかったが、仲の良かった友達のシラサワ君が「セイちゃん(僕のこと)、やめんでもええ!」と大きな声で言って、「ワー」と泣き出した。

僕もシラサワ君の友情に感激して泣いた。すると、つられてクラスのみんなが泣き出した。クラスはなんだかわけのわからない状況になったが、ヨシダ先生は相変わらず怖い顔をして「みんな、協力せんといけんよ」と言った。

しばらく、クラスのみんなは「静かにせーや!」という僕の注意を聞いてくれたが、すぐにそのうち僕の言う言葉は軽んじられて元通りになったように思うが、その学期はとりあえず学級委員をやったかな。

このことは今でもよく覚えている。以来、僕は組織、グループのリーダーになるのは苦手だ。ヘタレ加減が僕と似ているハトヤマさんにちょっと同情する気持ちもある。まだ「やめんでもええ」と思っていた。選挙をやって後、進退を考えるべきだったと。まあ、いずれにせよ、器ではない、ということを僕のように早くに自覚していれば良かったのに、とは思う。

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