2010年2月3日水曜日

根管治療における電子音


昨夜半くらいからしんしんと降り続いた雪だったが、起き抜け一面の銀世界を期待して窓を開ければ、階下の濡れた黒いアスファルトの道の端っこに申し訳程度に白い雪が残る程度だった。

もっとも、起きたのは昼近くで、既に冬の太陽は中天にあり、大体11時過ぎから午後1時過ぎの間に起床するという生活パターンが続いている。ベッドに入るのは午前4時頃、新聞を1時間、本を1時間、その間にポテチ一袋食って寝ると。

だから、睡眠時間はそんなに多くはない。なので、夕飯を食べて、報道ステーションなんか見ている途中で必ず眠くなり、コタツでうたた寝をする。真夜中近くに起きて、深夜番組をザッピングして、その後パソコンに向かいポチポチ書き物、調べものなど。

それなりに規則正しい生活であると思う。

午後、道路脇に「申し訳程度」に残る雪を確認しながら歯医者に行ってきた。通りすがりの幼稚園で園児と先生が「申し訳程度」の雪を掬って雪合戦をしていた。なんだかいじましい。

歯医者は先週予約をキャンセルしお出かけしたので、二週間ぶり。いまだに続く地味な「根の治療」(正確には「根管治療」という)。ようやく来週には型を取って、クラウンを被せることになるようだ。今日はそのためのレントゲンを撮った。

ずっと以前から、「根の治療」において聞こえてくる、ピッピッピッピーという電子音は何の目的で鳴るのか疑問に思っていて、いつか先生に訊ねようと思っていたのだが、若干取っつきにくい先生なので聞けないでいた。

駐車に自信のない人が乗る車に障害物センサーが付けられていることがある。障害物が近づくとピピピピと電子音の周期が短くなるあれであるが、「根の治療」の際の電子音もそれに似ていることから、おそらく「根」の微妙な距離を測定する器具ではないかと推測していた。

尖ったヤスリのようなものを根の部分にギリギリと差し込まれ、電子音がピピピピと鳴ると、「ああ、それ以上突っ込まないで!」と心臓がドキドキする。

帰宅して思いつき、ウェブで「根の治療」、「電子音」で検索したら、あっさりその器具がなんであるか答えがわかった。

器具の名称は「根管長測定器」。歯の「根管」(この言葉もウェブで知った)の先端は当然、歯医者には見えないから、「根管長測定器」の出す電子音を頼りに奥の方まで掃除をするというもの。僕の推測は概ね当たっていた。

長年の謎が解けたわけだが、以前テレビで誰だか知識人が「ウェブで得た情報は簡単に手に入るので実になる知識とは成りがたい」なんて批判していたことを思い出した。

まあ、そう思いますけど。

0 件のコメント: