2009年9月30日水曜日

発達障害者「就活のススメ」講演会のお知らせ


講演会のお知らせです。

就職応援講座:発達障害者『就活のススメ』
講師:『育て上げネット』理事長 工藤 啓さん・支援担当 堀内和彦さん
とき:平成21年10月3日(土)14:00開演 (受付開始13:30)             
ところ:JAさがみ茅ヶ崎支店大会議室(ダイクマ横、茅ヶ崎市社会福祉協議会の上)
入場料:500円(会員は無料)
定員:先着150名限定 (事前申し込みの方優先)     
主催:スペアちがさき(発達障害支援者の会)   
ホームページ(URL):http://supea.hp.infoseek.co.jp/

後援:神奈川県発達障害支援センター(かながわA)・茅ヶ崎市・茅ヶ崎商工会議所・茅ヶ崎市社会福祉協議会

【申込・問合せ】 
メール:supea@infoseek.jp
電話:0467‐54‐1258(やしろ)
FAX: 52‐6653

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今度の土曜日、僕の元同僚が現在所属するNPO団体『育て上げネット』の講演会が上記の日程で行われます。

言うまでもなく、発達障害を抱える若者たちにとって「就活」は最も大きな問題のひとつです。特に福祉的就労を選ばず、一般就労(障害者雇用義務に該当しないケース)にこだわる境界域能力の若者たちにとっては、就職活動は非常に高いハードルになっています。

発達障害者支援法が05年に施行され、状況は改善されつつあるという見方もありますが、職場における彼らへの理解度はまだまだであると言わざるを得ません。

また、発達障害を抱える若者たちの多くが、障害を受け入れることがなかなかできず、手帳取得に対してかなりの抵抗感を持っていることも事実としてあります。

難しい問題ですが、この講演会の講師である『育て上げネット』代表の工藤さんのような方に是非がんばってもらって、少しでも良い状況になればと願うものです。

6月に平凡社より刊行した拙書『発達障害 境界に立つ若者たち』の内容に関連する講演会だと思います。興味がある方は是非、足を運んでいただきたく思います。

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2009年9月27日日曜日

彼岸と此岸


好天続きのここ数日、ヘタレ腰強化の思惑もあって、ひところ途絶えていた散歩が復活している。まさに散歩するにはうってつけの天候、基本ヒッキーの僕でも部屋の中にじとっといるにはなんだかもったいないような思いに駆られるのだった。

前回日記で「ぎっくり明け宣言」をしたものの、今年の気象庁発表による「梅雨明け宣言」と同様な経緯で、つまり、宣言したもののなんだかはっきりしないぐずつき模様の腰具合が続いていたのでした。

机に向かい、長く椅子に座っていると腰がだるくなって来るものだから、仕事関係諸々やる気も起きず、差し迫った仕事も幸か不幸か(どちらかというと不幸か)なく、ベッドでゴロゴロしてばかりで読書量ばかり増える昨今であります。

そんなわけで、ゴロゴロ読書の合間にヘタレ腰抱えて川っぺりをよたよたと散歩するというリタイヤ老人のごときここのところの生活、まあ、こうして食っていけるのならそれで僕は全然オッケーだが、だが、だが。

ともあれ、お馴染みの散歩ロードに出向けば、季節がらそこかしこに彼岸花が咲いていて、僕は彼岸花の抹香臭い感じがあまり好きではなく、「ネクラ」な感じがあの赤い花には漂う。花弁の形状もちょっと多足類の昆虫のようであまり好きではない。毒々しい。

実際、彼岸花には知られているように毒があり、別名「曼珠沙華」は良いとしても、異名として、死人花、地獄花、幽霊花、狐花、捨子花、等あるようで、とても万人に愛されている花とは思えない。「はっかけばばあ」などという異名もあるようだ。葉(歯)がないからだろう。(葉は花が枯れて後、生えてくる)fromウィキ

しかし、あの「ばばあ」の腰巻きのような緋色と茎からいきなり花が乗っかっているという異形とも言える姿には目を奪われる。そして彼岸花という抹香臭い名称も「あの世」を彷彿させ、うーむ、こいつは妖しげなオーラを持っているな、と感じさせる花ではある。

彼岸花越しにカメラを向ける。あちらは「彼岸=あの世」、こちらは「此岸(しがん)=この世」、間を流れる川は三途の川ではなく、散歩ロードを流れる境川という川である。

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2009年9月17日木曜日

鈍色の国府津に本多信介を訪ねる


♪自転車に乗ってちょいと捻ってぎっくり腰〜 をやってしまってちょうど2週間、いまだ腰のあたりわずかではあるが「わだかまり」のようなものが残っていて、それはほとんど「ぎっくりフォビア」とでも言うべきメンタルなもので、いつなんどきグキッとくるかもしれない恐怖に捕らわれてしまっているものだから、意識がともすれば腰に向かい、そのことが患部周辺の緊張を生み、イマイチ感が拭えないでいる。

しかし、いつまでも「ぎっくりフォビア」引きずっているわけにもいかないので、このところの腰具合の経過を鑑み、本日「ぎっくり明け宣言」を発表しようと思う。「ヘタレ腰地方は9月17日ごろ、ぎっくり明けしたとみられます」。


火曜日、編集者&ライターの浜野智さんに誘われて、東海道線小田原の手前、国府津にお住まいの、元はちみつぱいのギタリスト・本多信介さんを訪ねた。

昼すぎ、浜野さんと待ち合わせたJR国府津駅に降り立つと、煙るようなこぬか雨が降っていた。天候のせいもあって、鈍色に染まるあくまで地味な海沿いの町、そこはかとなく海の匂い、住んでみたい感じの町であった。

道路沿いの昔ながらの酒屋でビールを買い込み、小さな魚屋で刺身など求め、駅から七、八分ほど歩いたところに本多さんのお住まいがあった。玄関ドア前には大量のビールの空き缶。笑

本多信介さんとは、浜野さんが企画編集した『渋谷百軒店 ブラックホーク伝説』というムックの出版がきっかけでお会いしたことがあった。もう2年くらい前か。

僕がその本の表紙を描いたのだが、レコードを小脇に抱え、ロック喫茶「ブラックホーク」の前を鬱屈した表情で歩くロン毛若者を描いたんですね。まあ、「70年代長髪ロック系音楽好き若者」という括りの匿名的な感じの若者。モデルは特におりませんが、服装格好はディランの「フリーホィーリン」ジャケットから拝借したりした。

で、『ブラックホーク伝説』出版パーティの席に現れた本多さん、初対面の僕に「君がこの表紙を描いたのか、あれは俺じゃないか」と。「どう見てもあれは俺だ。俺以外の人物ではない」と。しきりに言うんですね。

30年以上前、本多さんもブラックホークに入り浸っていた若者の一人で、ブラックホークの前を「あんな風にレコードを小脇に抱え、あんな風にちょっと鬱屈気味に歩いていた」、そして、この表紙に描かれた若者の風貌はあまりにも自分の若い頃に似ている、ということだった。「あれは俺だよ」、と言う本多さんのぱい時代の写真など見れば、確かに似ておられる。

そんなことがあったのが本多さんとの初対面で、今回およそ2年ぶりにお会いしたのだが、なんとも愉快で気さくなお人柄で、僕はいっぺんに好きになりました。

昼間から、本多さん宅に持ち寄ったビールなど飲みながら、三人の「境界に立つおじさんたち」は談論風発、夕刻、僕のフェイバリット・スポット、元夕焼け楽団ギタリスト・藤田洋介さんのお店「パラダイス本舗」のことに話が及ぶと「行こう、行こう、今から行こう!」ということになり、酔っぱらった勢いで三人は東海道線→小田急江ノ島線と乗り継ぎ、パラダイス本舗のある中央林間へ。

それで、本多さん、パラ本に着いたら「洋介クン、セッションやろう!」ということになり、期せずして「元・夕焼け楽団ギタリスト」と「元・はちみつぱいギタリスト」のセッションと相成ったのでした。

洋介さんと本多さん、あまり面識もなくお互い30数年ぶりに会ったとのことだが、そこは同じ時代を生きてきた凄腕ギタリスト同士、良い感じのセッションだったな。

飲んべえでちょっと子どもっぽくて人好きのする本多さんだが、「ロックのスピリットでジャズの言語を操る」ということが目標のようで、僕はちゃっかり彼のソロである『晩夏』と『Guitar Resort』という2枚のアルバムを頂いたのだが、ボッサ・ジャズ風というのか、それはそれはリリカルで繊細な音楽であります。

結局、僕はいつものように終電までパラ本にいて、昼間から深夜にいたるまで飲み続けることになった。楽しい楽しい一日でありました。

画像は、雨に煙る国府津の海、傘さし海を見る人はたまたまいた人

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2009年9月10日木曜日

鬱屈腰


先週木曜日、♪自転車に乗ってちょいとそこまで、お買い物して帰路、道路を横切ろうとしたとき、「ああ、タバコを買わねば」と僕の脳内、海馬かどこかの短期記憶中枢に意図せず微弱電流が流れ、「おっと、忘れるところだった」と想起した瞬間、僕の身体は大脳からの運動指示を省略し、脊髄周辺から指令された条件反射運動を身体に起こさせる結果となった。

横切ろうとした道路のすぐ背面に偏屈な爺さんが店番をやっているタバコ屋があり、タバコの自販機があることは、見ずとも僕の脳内長期記憶中枢に刻まれていて、瞬間、自転車にまたがった僕の身体は「道路を横切ろうとするベクトル」と「道路の背面に向かうベクトル」の交錯の中に置かれた。

つまり、道路に車の通行がなくなり、渡ろうとした瞬間に、「ああ、タバコを買うのを忘れていた」と思い起こし、反射的にブレーキレバーを思い切り握ったわけですね。自然と身体が反る感じになります。

その刹那(0.5秒くらいでしょう)、僕のヘタレな腰の第5腰椎あたり(僕は「第5腰椎分離症」というウィークポイントあり)から、それはそれは哀しい、骨がクキッとずれる音を聞いたのでした。かすかではあったがまごうことなき「ぎっくり」の音。
「ヘタレ腰の実態」過去日記↓
http://blog.goo.ne.jp/seijiyamashita/e/12e40540f09761407f144ce8ac86d21e

ぎっくり腰と付き合って早二十年近く、発症時の「クキッ」感も軽微なものだったので、豊富な経験値から今回のぎっくり腰はごく軽度だと思われ、「今の『クキッ』はなかったことにしよう」と思いつつ、さして痛みもなく帰宅、その日は特にひどくもならず、「うんうん、なかったことにして良かった」と思ったのだった。

で、次の日、金曜日、起床後、腰に違和感。身体が左に傾ぐいつもの症状、椅子に座ってパソコンに向かうも小一時間でしんどくなる。やはり「なかったことにはならなかった」と落胆した。「がっくり腰」。

ずっと諸々モチベーションが上がらず、冴えない夏を送り、これは困った、なんとかせねばと腰と同様ヘタレな我が脳、前頭葉周辺の「やる気中枢」を無理矢理刺激してやるべきことを整理した直後のぎっくりで落ち込んだ。腰痛は大部分が心因性のものである、という持論が証明されたように思う。これを僕は「鬱屈腰」と呼ぶ。

土曜日、外出の予定があったがキャンセル。こうなれば安静より他に治療法はさしてないので、「キネシオテープ」貼って、とりあえずベッドで本を読みながらごろごろして過ごす。ときおりそろりと起きて、腰の状態を確かめるために軽く前屈したりすると「グキッ」、溜息をつきながらベッドに戻りごろごろ、ベッド上での体勢を変えようと(それは慎重に)、何かしたはずみに「グキッ」。

まあ、軽度のぎっくり腰なので、ふいに来る「グキッ」はさほど痛くはないのだが、「グキッ」と来る恐怖感の方が大きく、日常生活すべての動作において「カメの動作」が基本となる。淋しいのはカメになっていても「グキッ」がくることだ。

寝ている状態→立つ状態→座る状態という日常生活主要三体勢の節目において、「グキッ」がくるので、できうるならば安定したひとつの体勢で一日中過ごせば良いわけだが、例えば一日中ベッドでごろごろしていると気が滅入ります。

一昨日あたり、ずっと部屋に籠もっていて鬱屈していたので、大分良くなってきたこともあり、タバコ買いがてら30分ほど散歩。これが良くなかった。キネシオテープをずっと貼っていて、患部周辺痒くなり、皮膚がぼろぼろになった感があるので、その日は貼るのを止めた。これも良くなかった。昨日は腰痛ぶり返し、終日ごろごろ。

で、本日、少し上向き、こうして日記を書けるくらいにはなった。が、先ほどからずっと座っているのでまた調子が悪くなってきた。明日出かける予定があるので無理せずベッドに向かおうと思う。

加齢と共に我が腰のヘタレ具合も増してきたようだ。「喉元過ぎれば」のぎっくり腰ではあるが、パーツ交換ができない以上、地道な腰回り筋肉強化に励まねばと思うが、地道なことがなかなか続かない性格、健康志向のオクさんにはほぼ見放されかけている。

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