2009年9月10日木曜日

鬱屈腰


先週木曜日、♪自転車に乗ってちょいとそこまで、お買い物して帰路、道路を横切ろうとしたとき、「ああ、タバコを買わねば」と僕の脳内、海馬かどこかの短期記憶中枢に意図せず微弱電流が流れ、「おっと、忘れるところだった」と想起した瞬間、僕の身体は大脳からの運動指示を省略し、脊髄周辺から指令された条件反射運動を身体に起こさせる結果となった。

横切ろうとした道路のすぐ背面に偏屈な爺さんが店番をやっているタバコ屋があり、タバコの自販機があることは、見ずとも僕の脳内長期記憶中枢に刻まれていて、瞬間、自転車にまたがった僕の身体は「道路を横切ろうとするベクトル」と「道路の背面に向かうベクトル」の交錯の中に置かれた。

つまり、道路に車の通行がなくなり、渡ろうとした瞬間に、「ああ、タバコを買うのを忘れていた」と思い起こし、反射的にブレーキレバーを思い切り握ったわけですね。自然と身体が反る感じになります。

その刹那(0.5秒くらいでしょう)、僕のヘタレな腰の第5腰椎あたり(僕は「第5腰椎分離症」というウィークポイントあり)から、それはそれは哀しい、骨がクキッとずれる音を聞いたのでした。かすかではあったがまごうことなき「ぎっくり」の音。
「ヘタレ腰の実態」過去日記↓
http://blog.goo.ne.jp/seijiyamashita/e/12e40540f09761407f144ce8ac86d21e

ぎっくり腰と付き合って早二十年近く、発症時の「クキッ」感も軽微なものだったので、豊富な経験値から今回のぎっくり腰はごく軽度だと思われ、「今の『クキッ』はなかったことにしよう」と思いつつ、さして痛みもなく帰宅、その日は特にひどくもならず、「うんうん、なかったことにして良かった」と思ったのだった。

で、次の日、金曜日、起床後、腰に違和感。身体が左に傾ぐいつもの症状、椅子に座ってパソコンに向かうも小一時間でしんどくなる。やはり「なかったことにはならなかった」と落胆した。「がっくり腰」。

ずっと諸々モチベーションが上がらず、冴えない夏を送り、これは困った、なんとかせねばと腰と同様ヘタレな我が脳、前頭葉周辺の「やる気中枢」を無理矢理刺激してやるべきことを整理した直後のぎっくりで落ち込んだ。腰痛は大部分が心因性のものである、という持論が証明されたように思う。これを僕は「鬱屈腰」と呼ぶ。

土曜日、外出の予定があったがキャンセル。こうなれば安静より他に治療法はさしてないので、「キネシオテープ」貼って、とりあえずベッドで本を読みながらごろごろして過ごす。ときおりそろりと起きて、腰の状態を確かめるために軽く前屈したりすると「グキッ」、溜息をつきながらベッドに戻りごろごろ、ベッド上での体勢を変えようと(それは慎重に)、何かしたはずみに「グキッ」。

まあ、軽度のぎっくり腰なので、ふいに来る「グキッ」はさほど痛くはないのだが、「グキッ」と来る恐怖感の方が大きく、日常生活すべての動作において「カメの動作」が基本となる。淋しいのはカメになっていても「グキッ」がくることだ。

寝ている状態→立つ状態→座る状態という日常生活主要三体勢の節目において、「グキッ」がくるので、できうるならば安定したひとつの体勢で一日中過ごせば良いわけだが、例えば一日中ベッドでごろごろしていると気が滅入ります。

一昨日あたり、ずっと部屋に籠もっていて鬱屈していたので、大分良くなってきたこともあり、タバコ買いがてら30分ほど散歩。これが良くなかった。キネシオテープをずっと貼っていて、患部周辺痒くなり、皮膚がぼろぼろになった感があるので、その日は貼るのを止めた。これも良くなかった。昨日は腰痛ぶり返し、終日ごろごろ。

で、本日、少し上向き、こうして日記を書けるくらいにはなった。が、先ほどからずっと座っているのでまた調子が悪くなってきた。明日出かける予定があるので無理せずベッドに向かおうと思う。

加齢と共に我が腰のヘタレ具合も増してきたようだ。「喉元過ぎれば」のぎっくり腰ではあるが、パーツ交換ができない以上、地道な腰回り筋肉強化に励まねばと思うが、地道なことがなかなか続かない性格、健康志向のオクさんにはほぼ見放されかけている。

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