2009年8月28日金曜日

ハチ騒動顛末 Part 1


夏らしい天気が戻った感のある昨日午後、洗濯物を取り入れようと、ベランダに出ていたオクさんが「ハチに刺された」と言う。「そんなに痛くはないけど」と差し出した指を見ると少し赤くなっている。取り入れようとした洗濯物にハチが留まっていて刺されたらしい。

刺されてビビったオクさん(大したことはなかったですけどね)は洗濯物の取り入れを中断して、網戸を閉めた状態でしばらく二人でハチの動向を観察することにした。

網戸越しにベランダを見れば、鉢植えの花(「キャットテイル」という赤い猫のしっぽのような花が咲く観葉植物)あたりに二匹のハチがブンブン飛んでいる。体長2センチ強くらいのアシナガバチ。スズメバチほど凶暴ではないにしても刺すことは刺す。現にオクさんが刺されたわけで。

そうしていると、なんだか次から次へとハチが我が家のベランダにやって来るではないか。我が家は4世帯が入居する振り分け型のアパートの二階にあるが、どうもハチさん達はこの棟の屋根方面上空から舞い降りてくる感じであった。

我が家の狭いベランダ付近には4,5匹のハチが行ったり来たり、ブンブンとなんだか上機嫌で飛び回っている。この季節、ハチがベランダ付近にやってくることは珍しいことではないが、せいぜい1匹、2匹、「困ったな、屋根に巣を作ったのかな」と思い、しかしどうすることもできずにいると、「キャッ」とオクさんの声。

我々がハチの観察をしているこちら側、網戸の内側に一匹のハチが留まっていたのだ。いつの間にか部屋の中に入っていたんですね。とりあえず、家にあったゴキブリ用殺虫剤を噴霧、申し訳ないが、「虫の息」になるまで見届けてこの件は解決(これだけでもわりと大騒ぎでしたけどね)、しかし、ベランダは相変わらず、♪ぶんぶんぶんハチが飛ぶ、の状態。

ウェブでいろいろ調べ、日が落ちれば帰巣するであろう、明日もこんな感じであれば巣の駆除等の対策を講じなければならんなあ、とオクさんと相談しつつ、夜になり、ハチの姿もいなくなったので、ようやく彼女は洗濯物を取り入れ、僕はどうもハチが目指していたと思われる「キャットテイル」の鉢を、まだハチがいないかどうか懐中電灯で念入りにチェックした後、ベランダから部屋の中に入れておくことにした。

ハチが目指すものをとりあえず除去しておけば彼らも来ることはないだろうという考えだ。「キャットテイル」にハチがいなかったことと、ウェブで「夜間は帰巣する」との情報を得ていたことから、「鬼のいぬ間に」ならず「ハチのいぬ間に」ベランダで栽培している他の観葉植物等も部屋の中に次々と運び入れた。最後に運び入れたのはハイビスカスの鉢植え。網戸を閉め、「やれやれ」と一息ついたのが夜の9時半ころであったろうか。

ふと、ハイビスカスの鉢植えに目を落とすと、葉っぱのところに……、ハチが、黄色と黒の、それなりにでかいアシナガバチが、ああ、今思い出しても怖気が込み上げる(ここから先はちょっとしたホラーになるので嫌いな方は読むのをやめましょうね)。

部屋の電灯の下、僕が至近距離で見たのは、ハイビスカスの葉っぱの上に、びーーーーーっちりとごっちゃり固まってお休みになっていたアシナガバチの群れだったのだ。黄色と黒のだんだらの見るもおぞましい塊。参ったね、ただでさえ昆虫嫌いだと言うのに、背筋が凍る感覚というのはまさにあれだな、という……。

情けないくらいの大声を出したと思う。オクさんもビックリしてハイビスカスの鉢から後ずさりした。鉢を運び込んだのは六畳ほどの僕の仕事部屋、二人で隣接するキッチンの方まで後退したところ、電灯の光に反応したのか、「黄色と黒のだんだらの見るもおぞましい塊」が崩れ、ブンブンと部屋のそこら中をアシナガバチが飛び始めたのだった。

その数、目視できるだけで十数匹(六畳の部屋の中ですよ)、僕とオクさんの運命やいかに!?

長くなったので、「ハチとの死闘・夏の陣」編は次回に。

大丈夫だったのか、と言われれば、こうして日記に書いているのだから大丈夫でしたけどね。


画像は証拠写真として、死闘の果ての累々たるハチさん達の亡骸、20匹を数えました。まだ回収できていない亡骸も多数あるかと。

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