2009年8月24日月曜日

キリギリスはなぜ歌う


晩夏黄昏時、セミの声が徐々にフェイドアウトしていく中、代わりに秋の虫の声がフェイドインしてくる。クロスフェイドという効果ですね。

今、窓の外でリィリィ鳴いているのはツヅレサセコオロギか。エンマコオロギでなく、ミツカドコオロギでもない。ましてアオマツムシではなく、カネタタキではない。ヒロバネカンタンでもないと思う。

いや、僕は昆虫博士などではなく、↓こんなサイトがあって、これによるとツヅレサセコオロギかな、と思った次第。
http://www.epcc.pref.osaka.jp/kotsu/oto/musinone/musinone.html

♪きりきりきりきり、きりぎりす、と鳴くキリギリスは、イソップによって「ひと夏中、歌を歌って遊びこけ、冬になり路頭に迷ってしまう愚か者」と、刹那的快楽主義の代表のようにされてしまったが、あれはつまりメスを呼ぶため、だから鳴くのはオスのみということだ。

「させてくれ、させてくれ、させてくれ」と鳴いているのだ、と言ってしまえば身も蓋もないが、そう思うとなんだか涼しげな虫の声も哀れに聞こえる。生き物界において、大体、男子は哀れな存在だ。

この夏、キリギリスの如く遊びほうけていたわけではないが、アドレナリンだかドーパミンだか、やる気ホルモンがあまり分泌されず、ごく非生産的に過ごしてしまった。地味な夏であった。

まあ、クソ暑いときは人間だらだらしても良しと思い、基本的ものぐさの僕への自己弁護にしていたが、大分涼しくなり、毎回明け方までテレビ観戦していた世界陸上も終わったし、明日あたりから心を入れ替えて諸々頑張らねばなあ、と思いつつ、

今日のところはこれで良し
とスイカ食って寝るキリギリス。


画像は「やるきナッシング」の猫

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