2009年5月22日金曜日

大手町でハンバーガー


帰省から帰って以来、生活のリズムが狂ってしまい、このところ早寝早起きとなっている。早寝早起きとなったのだから、生活のリズムが「狂った」のではなく「正常に戻った」と言うべきだろうが、僕は基本的に夜型なので、夜型が正常なのだ。

一年中、規則正しいオクさんに比べ、僕は一年を通じ、寝る時間起きる時間食事、いずれもそのときそのときまちまちで、一般的には不規則な生活習慣だと思われるだろうが、不規則も何十年もやっていれば、これがわたしの規則的な不規則生活習慣、あらためようとは思わない。

しかし早起きすると一日が長く感じられ、それなりのお得感はある。今朝も7時には起床、一仕事片づけ、まだ日没に至らない。逆に昼前に起きる暮らしではあっという間に一日が終わる。空しくもある。

ただ、僕は夜眠る前にしか本を集中して読むことができず、早寝早起きの暮らしを続けるといっきに読書量が減る。読書量が減ったからといって困るようなことはないのですが。

昨日は、帰国しているシアトル在住の友人と大手町のレストランで会った。彼女はアメリカの永住権を持ち、アメリカ在住30年以上になる友人で僕がアメリカにいた頃、親しくしていた友人だ。同時期に親しくしていた共通の友人(彼女は昨年、やはり30年におよぶアメリカ生活を見切って日本に戻ってきた)、僕のオクさんと4人で会ったのだが、この組み合わせはロサンゼルス時代以来で、20年振りくらいになろうか。

二人とも日本人だが、長い滞米生活からか、そこはかとない「日系人オーラ」を出していて、どこがどうというわけでもないのだが、どこか一般日本人と違う。着るもののセンスも少し違うが、声の出し方、身振り手振りがやや大げさで、話すときこちらの目をじっと見て話す。そこらへんが「欧米か!」の特徴だと言える。

会話内容の中心はやはり懐かしいロサンゼルス時代のこと。僕は水があったのか、肌があったのか、ロサンゼルスにいたときは彼の地の空気のように心が軽やかで、悩ましいこともほとんどなく快適に過ごしていた。

7年ほど一度も日本に帰ることなく暮らして、ほっとけば永住する勢いだったが、諸々あって帰ってきたのだった。まあ、いずれは帰るのだろうとどこかで思っていたことは事実で、そういう半端な心構えで暮らしていたことが、どこか「旅先」という環境だったから軽やかに過ごせたのだとも思う。

とまれ、4人で再会を祝し、大手町ビルの地下にある「ウルフギャング・パックエクスプレス」というアメリカン・ダイナー風の店で、ハンバーガーを食べたのだが、アメリカで数少ない旨いもののひとつに、マクドナルド等のチェーン店以外(マクドナルドは日本のとほぼ同じ味、日本のがアメリカとほぼ同じ味、と言うべきだが)の独立系ハンバーガーショップのハンバーガーがあって、ハリウッドのダイナーで最初に「本場のハンバーガー」を食べたときはけっこう感激した。昨日食べたハンバーガーはそれに近く、まずまず旨かった。肉汁のしたたり感がいまひとつであったが。

ところで、先週末に北米から帰国した彼女、やはり税関を抜ける前に新型インフルエンザの検査があり、アンケート記入や体温チェック等があったそうだ。日本のやや過剰とも思われる反応について、アメリカでは逆に無関心な人々が圧倒的なので、むしろいいことではないか、と言っていた。アメリカでマスクをするということは、自分は保菌者であることをアピールするようなものだろう。

日本人はlaw-abidingという英語の言い方があるが、なんだかんだ言って従順に規則を守る国民性があると思う。良いところでもあるが、悪く言えば「右に倣え」の国民性。僕はアマノジャクなので、関東のまだこの段階でマスクをするのはなんだか抵抗がある。しかし、電車の中で空咳もできない息苦しさは感じた。


画像は「大手町ハンバーガー」、平均的アメリカ人はこれを食すのにケチャップを5、6袋は費やす。

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