2008年10月1日水曜日

最近の小商い挿絵仕事3

双葉社「小説推理」で連載中の山田正樹『復活するは我にあり』の挿画仕事3回目。

主人公は、「車椅子の不屈の経営者」と呼ばれる権藤。この回は権藤が乗船した客船「南シナ海」がハイジャックされるところ。三人の「環境テロリスト」(中国による軍事基地建設が予定されている珊瑚礁の島を守るため、人質を取った上で中国政府に基地建設中止を交渉するというもの。でも、本当の目的はまだよくわからない)が登場する。


南シナ海あたりを航海する「南シナ海号」。洋上は「ミルキー・シー」(生物発光現象ーー双鞭毛虫類という原生動物の一種が乱反射する散光による現象で帯状に海が乳白色に染まる)と呼ばれる現象に覆われていた、という文中描写からのイメージ。資料をあたって、こんな感じかな、と。もちろん実際に見たことはないが、さぞや幻想的な光景だろう。イラストを描くと色々お勉強になる。


船をハイジャックした三人の「環境テロリスト」の面々。文中、一人一人の人物描写がかなり具体的だったので、よせばいいのにまた顔、姿を描いた。パーカーの男が持っている銃はテロリスト御用達「テック9」サブマシンガン。これも調べて描いた。こういうのやっているとちょっと銃器オタクになった感じ。
中央の男は文中、「白髪」の男とされていたが、何を勘違いしたか、僕は「白髭」の男と思いこみ、だから「白髭」の男を描いた。画像ファイルを送る寸前に気がつき、「白髪」の男に描き直した。そういう粗忽を僕はよくやります。

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