2008年10月1日水曜日

最近の小商い挿絵仕事4

双葉社「小説推理」で連載中の山田正樹『復活するは我にあり』の挿画仕事4回目。

主人公は、「車椅子の不屈の経営者」と呼ばれる権藤隆一。この人は脊髄に腫瘍ができ、全身の神経が麻痺しつつある、という設定。この回は、三人の「環境テロリスト」始め、「南シナ海号」に乗り合わせた様々な職業、人生を持つそれぞれの人物描写が主になっている。中でも「完璧なプロポーション」を持つ、「チャン・ツィイー似」の「素晴らしいほどの美貌」、フローレンス・ハルエ(2回目に登場した美少女の母で中国人実業家の妻の日本人)の登場が白眉。


テロリスト達のリーダー、東尾(ダーク・スーツにサングラス、長身の男)のサングラスに映る船上の人質のシルエット。サングラスの男というのは匿名性と象徴性がハナからあるので描きやすい。サングラスに映るイメージというのは過去何度か使ったが、シリーズでは何度も使えない。


絶世の美人妻、ハナエの顔はさすがに描くのをためらった。読者の想像力を奪ってはいけないし、元々僕は美人を描くのが苦手だし。で、文中、象徴的に描写されるハナエの持っていた日傘を描くことにした。

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