2008年10月30日木曜日

東京下町スクーリングツアー

昨日は提携校スクーリングに生徒を引率。今回のスクーリングは、浅草にある「江戸下町伝統工芸館」(http://www.city.taito.tokyo.jp/index/000021/005710.html)で江戸職人の工芸品展示を見学、さらに江戸川区方面に脚を伸ばし、都営新宿線・瑞江駅から徒歩12分、篠原風鈴本舗(http://www.edofurin.com/)で江戸風鈴の製作体験というメニューであった。

集合時間を早め、せっかくだから浅草見物も引っかけようと、雷門から仲見世、浅草寺、花屋敷、六区周辺とスクーリングメニューの合間、生徒を連れ回した。浅草寺仲見世に来たら食べたいものがあって、それは揚げまん。生徒の分も買って食わせる。旨かった。

揚げまんには思い出があって、10年程前の春、両親上京に合わせ、兄夫婦ともども、水入らずの浅草方面家族旅行に及んだ際、浅草寺仲見世で買い、みんなでひとつずつ食べたのだった。元気だった母が立ち食いをためらいながらも「おいしいね」と言った。

以来、浅草近辺、行く機会がなく、だからガッコウ行事にかこつけて、浅草見物をしたのは職権使った個人的な要望の実現。あの時は隅田川の桜を見物、浅草寺を参り、家族で天ぷらなどを食べた。まだまだ両親は元気だったなあ、と「待たない時」に感傷した。

「江戸下町伝統工芸館」はひさご通りという昭和な雰囲気の商店街の一角にあり、展示されている工芸品は指物、錦絵、提灯、和竿、銀細工、鼈甲細工、切り子、等、「鑑定団」ではないが、どれも高そう、値段が知りたい。値札を付けるべきだと思った。そのほうが「へえー」感が高まって良いと思うのだけれど。

「篠原風鈴本舗」はごくフツーの住宅街にぽつんとあり、フツーのお宅にお邪魔するような感じで、他校生徒合わせ10数名で訪問、テレビなどで見知っている「吹きガラス」を体験、絵付けし、各自オリジナルの風鈴を作った。僕は実費(3千円)を取られるのでやらなかった。何故この時期に風鈴製作なのかと言うと、夏場は繁忙期で見学体験はやれないから、ということ。作った風鈴は来年の夏までしまっておくわけで、「風鈴」を「封印」すると。

昨日は秋晴れ、ガッコウ行事は必ず晴れるという脳天気パワーを持つ我々であるが、横浜方面からの遠路東京下町スクーリングツアー、また移動に思ったより時間がかかり、昼食時間が取れず(生徒たちにはなんとか食べさせたが)僕の昼食は結局、揚げまん1個。さすがに疲れた。



作り物紅葉が秋の空に映える、あくまでキッチュな浅草寺仲見世


鱗雲バックの花屋敷乗り物。


これが「「江戸下町伝統工芸館」入り口。ちょうど、小学生キッズの大群と見学がかち合い、焦ったが子どもたちは良い子でおとなしく見学していた。


中段、中、文机は12万8千円とみた。


上が和竿、目が飛び出るほど高価だと聞く。手前に鼈甲細工、ネックレス状の物でひとつ8万くらいか。だから値札を付けて欲しい。よい子達の興味ももっとそそられるだろうに。


ここが、「篠原風鈴本舗」


本舗内工房、奥にあるのがガラスを溶かす炉


風鈴原型。熟練した職人が作ってもひとつひとつ音色が違う。


職人さんに棒を持ってもらって、生徒はただ吹くだけ、回しかげんに年季がかかるようだ。石原ヨシズミ似のこの職人さん、吹きの最後のところで「来た〜!」といちいち叫んでいた。


絵付けし、完成した江戸風鈴、銘は「風」、生徒作。内側から描くので文字は反転して描かねばならず、難しい。本人はあまり気に入ってなかったようだったが、なかなか良い作品だと思う。ちょっと手伝った。涼やかな音がした。

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