2008年10月26日日曜日

軽い躁状態で過ごせれば


精神分析家のD.W.ウィニコットさんという方がおられたが、彼は「軽いうつ状態が一番健康的である」と言ったそうな。

つまり、精神分析の専門的見地に立てば「軽いうつ状態」というのが「ハレとケ」のケの状態、人間のごく普通の日常的な精神状態であるということなんだろう。ちょっとウツっぽいからって、なーーんも気にせんでよか、それ、普通なの。と彼は言いたかったのだろう。

このところの世界が、日本が、主に経済的要因で「軽いうつ状態」(もっとシリアスかも知れないが)に陥っているように思うが、そのあおりというわけでもないですけど、個人的にも今月は「軽いうつ状態」が続いている。が、それが普通なのだ、と思えば、まあ、そうかな、とも思う。

しかし、人間の精神をドライブさせ、行動のモチベーションを得るためにはある程度「躁」な気持は必要なわけで、僕としては日々の4分の1くらいは「軽い躁状態」で過ごせればと願う。

で、僕にとっては音楽を聴くこと、やることが心に「軽い躁状態」を作り出すドライブになる。そこに酒が入れば言うことない。

というわけで、昨夜はマイ・フェイバリット・音楽居酒屋「パラダイス本舗」にスラック・キー(ハワイミュージシャンが好んで使うゆったりまったりのチューニング・キーのこと)系バンド、「タマシロ・マーケット」のライブに出かけた。

ハワイミュージックの巨人、ギャビー・バヒヌイを師と仰ぐ(たぶん)彼らの音は色で言えば「だいだい色」、優しくあたたかい。ゆったりまったりの気分に浸り、僕の心に「軽い躁状態」をもたらせてくれた。


画像は「タマシロ・マーケット」の面々。写真では見えないが、ヴォーカルの Hilakawa氏が弾いていたのは、「100万円の値打ちがある」と自慢されていたカマカの8弦バリトン・ウクレレ。弾かせてもらった。スプルーストップでコアのサイド、バック、ネックは切り出し、ブライトな涼やかな音色で、例えれば「ハワイの風の音」という感じでした。

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