2008年7月5日土曜日

やれやれ×2「その5」

人生というのは、思惑通りにいくことはあまりない。少なくとも僕のこれまでの人生はそうであった。誤算に満ちたものであった。嬉しい誤算であれば大歓迎だが、概ね苦くも厳しい誤算である場合が多い。うまくいくと思ったことがうまくいかない場合が多いと感じる僕はたぶん、そこんところ、幾分脳天気なんでしょう。

前回日記で、「昨日夜、アップルから修理完了のメールが届き、たぶん明日にでも僕のiMacG5は戻ってくるだろう。100パーセント一件落着までいましばらく」とG4だとミクシーが重いので、テキストファイルに書いたのが昨夜、飯食ったりしている内にアップロードするのを忘れ、アップロードしたのが今朝。つまり、前回日記文中の「たぶん明日にでも」というのは今日のことでした。

サポセンに連絡したのが6月30日月曜日、無償修理の確認メールが来たのが同日夕刻、内容は以下の通り。
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>お申込いただいたサービスは保証修理の対象となることが確認されたため、修理料金は無料となります。修理サービスに関して確認が必要になった場合は、電話または電子メールにてご連絡させていただきます。但し、有償アップグレードサービスをお申込の場合は有償でのお取り扱いとなりますのでご注意ください。

お客様の商品は、配送業者が引き取りにうかがいます。ご送付の際は、その他のアイテムを同梱しないでください。同梱されたアイテムはお客様に返却されません。
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約束通り、2日後の水曜日に宅配業者がiMacG5の引き取りに来た。その後、以下の修理完了メールが届いたのが木曜日。
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>お客様の修理が完了しましたので、IMAC G5 ALS (20-INCH) を発送いたしました。お手元に届くまで 2 営業日ほどお待ちください。
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最初のメールに記載されているように、なんらかの理由で有償修理が必要になる場合、また修理に当たってHDを初期化する必要がある場合は連絡をくれることになっていたが、次の修理完了のメールには、修理が完了した、との報告以外の記載はない。僕がこのメールを安堵の思いで読んだことは前回日記に書いた。最悪、有償修理、HD初期化の危機を免れ、無償修理、HDも無事、と当初こうなればいいのに神様、とお願いしていた通りの事態の推移、結果。僕としては珍しい思惑通りの成り行きである。

そして、今日約束通り、午前10時過ぎ、宅配業者が大きな箱を抱えて僕の家のドアの前にやってきた。待ってたぜ、お兄さん、満面の笑みで応対し、はやる心を抑えつつ、段ボールの梱包を解き、よっこらせとiMacG5を机にセット、電源ボタンを押した。やれやれ、これで以前の快適な環境に戻り、仕事にも支障はない。まずは取り忘れていたバックアップをしておこう、と、反省点を今後の生活に活かすことを最初に思いつく僕はなかなかのしっかり者だ。

まあ、サポセン担当はお粗末だったが、その後は非常にスムース、いろいろ悪態ついたが、アップル、許してやるよ、俺はほら、寛容の人だからね、と思いつつ、起動を待ったのだった。

しかし、黒い画面のまま、
あれ? おかしいな、
しばらくするとファンがぶんぶん、
あれれ? 
何これ? 
え〜! 
修理に出す前と同じじゃん! 

と、ここまで読んでいただいた方、今までの顛末を既出日記で読んでいただいた方、なにやら面白くなってきた感じでしょう? この日記前文で「人生というのは、思惑通りにいくことはあまりない」なんて書いてあるから、ちょっと期待して読んだでしょう? はい、ご期待通りでございます。まったく修理前と同じ状況の不具合を抱えたまま、僕のiMacG5は宅配業者によってまったく無駄な旅をして帰ってきたのでした。フード・マイレッジが取りざたされる昨今、地球環境にも申し訳ない無駄。

電源をオフにして再び起動を試みるも状況は変わらず。こんなことがあっていいのかと理不尽な思いで頭をくらくらさせながら、同梱されていた「修理報告書」を読む。
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…Apple Care Protection Planの規定に基づき、無償修理サービスを実施いたしました。
交換部品/修理内容
リペアエクステンションプログラムの対象であることを確認致しましたので、パワーサプライを交換致しました。
ブラックアウトで起動しない症状、メディアを読み込まない症状を確認致しましたが、リペアエクステンションプログラムに該当しない部品の不良の為、有償となりますのでこちらは修理せずご返却致します。
修理をご希望される場合には、お手数ですが再度AppleCareサービス&サポートラインまでご連絡くださいますようお願い致します。
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サポセン担当から、故障部位がリペアエクステンションプログラムの対象ではない場合はどうするか、と聞かれ、有償になるのならそれでもかまわない。いずれにしても早急に修理しなければいけないのでその時は連絡してくれとはっきり伝え、サポセンはわかりましたとはっきり答えた。それとドライブは修理に及ばないこととHDを初期化する必要がある場合も連絡してくれと。仕事でパソコンを使っているからとにかく早く修理して欲しいのだ、と言った。

その約束が無視され、症状は回復していないことを認識しながら、ただ規約通り部品を交換し、送り返す。これはどう考えてもおかしいでしょう。失いつつある日本の企業倫理という観点からも(まあ、アップルは外資ですけど)、「戦おう!」という気持ちが沸々とみなぎってくるのでした。

ひとまず、気持ちを落ち着かし、一応、前回繋がらなかったアップルのサポートラインをダイヤル、話し中のコール音、しばらくして不通。やっぱりダメか、ということで、前回繋がったアップルストア渋谷店にダイヤル、修理のラインをプッシュ、「回線が大変混み合っているのでしばし待て」と音声ガイダンス、受話器に耳を当て待つ。(僕のところの電話は受話器フリーのスピーカ機能が壊れている)これが本日午前11時を少し回ったあたり。

今回は長かった。延々とお待たせBGM「Take Five」を聞かされる。 途中途中オクさんに代わってもらってようやく繋がったのが、30分もたった頃だったか。愚鈍そうな間延びした男の声で「はい」と言ったまま黙っている。どういう問題で電話をしてきたかとも聞かれず、「えっと、iMac G5のユーザーですが」と言うと、ワンテンポ遅れて間延びした感じで「はい」と。その瞬間、落ち着いていたつもりが、怒りが込み上げてきて何も言えなくなった。瞬間失語症、哀れな小渕さんみたいな。

ようやく取り直し、経緯を説明すると、「お待ちください」。で、また延々と「Take Five」。Take FifteenくらいTake Fiveを聞かされる。なんどか「お待ちください」があって、「お客様の場合、修理担当に確認したところ、故障個所がリペアエクステンションプログラムの対象ではないことがわかりましたので、電源ユニットだけ交換してお送りしたようです」と、「ええ、ええ、その場合はご連絡差し上げるように伺っていたようですが、こちらの手違いでご連絡差し上げなかったようで申し訳ありません。はいはい、ごもっともでございます。大変申し訳ございませんが、もう一度有償修理の手続きを取っていただけますでしょうか。ああ、はい、そうですねえ、まあ、最低1週間はみていただいて、ええ、ええ、本当に申し訳ございません。まったく申し訳ございません」、卑屈なくらい低姿勢だ。

で、僕はしょうがないなあ、と苦笑いしつつ、じゃあ、もう一度有償修理依頼手続きを取ります、とは言わなかった。「戦うのだ」と内なる声にしたがって強力に「ゴネる」ことにしたのだった。


さて、面白くなってきたでしょうか。この後、この低姿勢卑屈サポセン男は僕が自分の手に負えない「強力ゴネカスタマー」と認識し、担当を降板、ゴネカスタマー専門の(たぶん)、パワーアップサポセン(女性)と僕は戦うことになるのです。この時点で既に午後1時、戦いは既に2時間ほど経過していた。ということでまた長くなってきたので、この詳細は次回に。ちなみに現時点で事態は何の改善もされていません。長編になりそうです、この顛末。やれやれ。

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