2008年7月16日水曜日

金のある者は、金があるために不正をし、


金のない者は、金がないために不正なことをする。

武者小路実篤の言葉。金があってもなくても人は不正をするということか。不正はびこる昨今、多くは金を作るための不正だ。偽装、口利き、収賄、贈賄、他人事ながら腹が立つ。悪事発覚して新聞テレビをにぎわすその面構えの悪さ、「地獄に堕ちなさいね」と貧乏人は呟いてみる。

iMac G5がめでたく修理されて帰ってきたのを見計らっていたように、少ない仕事が重なり(マーフィの法則)、週明けからそこそこ忙しかった。G4でやってたら、のろのろとフラストレーション溜まったことだろう。いいタイミング、いろいろとラッキー、サンクス・ゴッド。

今朝は早くから起き、一昨日からかかっていた3点の連載小説イラストを昼頃には仕上げた。締め切りはいずれも今日。すぐに送付しても良かったが、作家都合でタイトなスケジュールとなったことから、士農工商イラストレーターにも五分の魂、もったいぶって夕方に送ろうと午後はうだうだしていた。

さて、そろそろ送ろうか、と編集者宛メールに添付し、かんたんな説明を加えようとしたところ、1点にまちがいがあるのに気がついた。小説の登場人物を描いたのだが、文中、「白髪の男」とあるのを、何を勘違いしたか、「白髭の男」だと思いこみ、だから「白髭の男」を描いたのだった。描き上げた「白髭の男」の髭を剃り、白髪頭に修正。送る前に気がついて良かった。まあ、白髪の男は髭も白いだろうから、そのまま出していたとしても大したまちがいではないだろう。

小説の登場人物の風貌を具体的に描くことは、読者の想像力を損なうと思い、なるべく避けたいと思っているのだが、それしかビジュアルなイメージが沸き立たないこともある。「記号」として成り立つような風貌を描こうとすると、僕の場合、大体美男美女になる。つまり、美男美女というのは没個性的ということだ。そういうことで、僕も含めて世の中の多くの人々はみんな「個性的」であると言える。


画像は”The Ugliest Cat in The World”とキャプションが付けられた猫、確かに醜い。

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