2008年4月17日木曜日

挿絵仕事


角川「本の旅人」連載、西村京太郎『殺人者は西に向かう』第2回目の挿絵。前日、ほぼまとまっていたラフから、仕上げへ。所要時間は3時間くらいだろうか。

今回、事件が起きたのは岡山県の湯郷(ゆのごう)という温泉地の旅館。急遽、新横浜から新幹線「のぞみ」に乗車、現場に向かう十津川警部。現場に到着すると県警のパトカーが旅館の前に停まっている。被害者は前夜まで犯人と目される男と酒を飲んでいた。その酒の入ったコップに青酸カリ反応が…。西村先生定番の列車や観光地を舞台とするトラベルミステリーですね。

そういうわけで、イラストはのぞみ(N700系)と湯郷温泉の看板、県警パトカーのイメージに犯人のイメージを重ねてみた。「湯煙殺人事件」となると、エッチなサービスショットがあるのが通常だが、西村先生はそういうのはあまりりお書きにならないようだ。残念だ。

描き上げた直後は客観的に見ることができないから、しばらく放置し、手を加えたりすることが多いが、今回はそういう余裕がなかった。僕のせいではありませんけどね。すぐさま、メールに添付し画像ファイルを送付。以前だったら、締め切り当日に届けようと思えば持ち込むかバイク便しかなかった。画稿料よりバイク便送料の方が高く付く。

こういうことも便利にはなった。これだけ、いろいろなことが便利になったというのに、ギャラは上がらず、労働時間は短縮されない。誰が搾取しているか、みんなで考えてみましょう。

0 件のコメント: